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アニマルコミュニケーション
 
 
 
 
 
 
 
■ 【ドッグトレーニング】 と 【アニマルコミュニケーション】
 
 
■トレーニングとアニマルコミュニケーションは車軸の両輪
■トレーニングだけでは犬の心がわからないこともある
■大切なことは「犬をありのまま受け入れる」 「犬を認める・・・・」と言うこと

 
アニマルコミュニケーション 犬たちの美意識
 
★  ももの乙女ごころ ★
 
もも(ダックス♀)と初めてアニマルコミュニケーションを通して会話をしたとき、最初に驚いたのが、ももの「見た目」に対するこだわりでした。
 
それまでの私は、衛生上の理由から、よく伸びる彼女のお尻まわりの毛をトリマーさんに頼んでカットしてもらったり、夏になると全体の毛を短めに整えてもらっていましたた。
 
しかし、ももはそれがとても不満で、「毛を切らないで!」と私に訴えたのでした。
ももが言うには、「犬は見た目が大事」で、自分がロングヘアとして生まれたからには、長い毛をしていたいと。
そしてそれを「きれいだね」とほめられたいと・・・
 
人間の都合で短くされるなんて、彼女の美意識が許さないようでした。
 
犬にそのような感情があるなんて・・・と当時は驚きましたが、その後、たいていの犬に自分自身の「美」に対するこだわりが大なり小なりあることがわかりました。
 
犬たちは、その容姿をほめられたいと思っています。
女の子ならば、顔がかわいい、きれい、スタイルがいい、毛並みが美しい、etc・・・
男の子ならば、かっこいい、ハンサム(イケメン、男前)、スタイルがいい、男らしい、etc・・・
 
内面では、性格やその子が持つ能力、役割をほめます。
 
このようにして、犬たちはほめられることで自分に自信がつくようです。
 
ももは幼い時から私とトレーニングに励んできました。
そのため、トレーニングで自分の能力が生かされていると思っているようです。また、自分は賢いとも思っています。
 
トレーニングに関して、彼女には「何でもできる」という自負心があり、それが彼女の自信になって自分を支えているような気がします。
幼いころから、ものすごく怖がりで、外に出ることさえ大変だった彼女を思い出すと、その成長ぶりに飼い主はとてもうれしくなります。
 
彼女がトレーニングについてこのようなことを話していたことがあります。
 
散歩などで街で出会う同じ犬種たちを見て、こう思っているそうです。
「あの子たちは(訓練)トレーニングをさせてもらえなくてかわいそう。訓練、楽しいのに・・・」
 
 
さて、次にもも自身が話した言葉をもとに物語風にしてご紹介します。