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アニマルコミュニケーション
 
 
 
 
 
 
 
■ 【ドッグトレーニング】 と 【アニマルコミュニケーション】
 
 
■トレーニングとアニマルコミュニケーションは車軸の両輪
■トレーニングだけでは犬の心がわからないこともある
■大切なことは「犬をありのまま受け入れる」 「犬を認める・・・・」と言うこと

■犬の気持ち・・・
 
 
訓練に関わる部分について、アニマルコミュニケーションをして聞いたパールの本心・・・
いかがだったでしょうか?
 
パールが訓練を始めた1年目に、それは想像もつかない方向へ進んでいきました。
無知な私は、それを止めることができず、後悔の気持ちでいっぱいになりました。
 
もし、あのとき、私がパールと話ができたら、彼の気持ちをはっきりつかんでいたら、もっと早いタイミングで彼を助けることができたはず・・・
そのときの悔しさや悲しさは、今も私の胸の中で忘れることができません。
 
しかし、新しい先生との出会いが、私たちの心を救い、私たちを幸せにしてくれました。
訓練のダメージを受けて1年。そこから立ち直るのに3年・・・ 
先生の、パールに対するたくさんの努力と忍耐に、彼女の犬に対する深い愛情と並々ならぬ情熱を感じ、私たちはいつも頭が下がる思いでした。
 
彼女は大変有能な訓練士だと思いましたが、同時に、犬と会話ができる、犬の心がわかる理想的な人だったのでした。
パールは彼女によって癒され、満たされ、少しずつ変わっていきました。
 
もし、彼女との出会いがなければ・・・
私たちは、今もまだ苦しみから脱け出せなかったかもしれません。
 
先生と出会った当初と、つい最近、私たちはアニマルコミュニケーターとセッションしてパールの言葉を聞きました。
 
彼は、前世はエスキモー犬で、そり犬として働いていたそうです。彼は人の命令に従うことや仕事は好きだったのですが、老いて衰えてくると、そりを引く順位が下がっていき、やがては、「用済み」になってしまうことが大変な恐怖だったそうです。
 
現世では、順位を気にしない、ほかの犬と競わないでよい、平和でのんびりした暮らしがしたいと思っているようです。
 
訓練はもともと好きなのですが、順位にこだわらず、楽しむためのものにしたいと言っています。
と、言うことで、競技会に出て競うのは、何の意味もないことだと、彼は考えています。
 
シェパードとして生まれ、飼い主から期待されていることをパールは知っています。
しかし、「どんなボクでも」、または「がんばっているボクを」、「認めてほしい」と彼は言っています。
 
成績じゃないんだよ
結果じゃないんだよ
訓練なんか関係ない。
 
一生懸命生きている過程を見てほしい、
ボクという存在を認めてほしいと彼は訴えています。
 
パールのささやかな願い・・・
 
もしかしたら、あなたの隣にいるかわいいわんちゃんもそう思っているかもしれませんね。
 
世の中には、「アニマルコミュニケーション」をご存じないかたが、まだたくさんいらっしゃいます。
犬は感情がないと思っているかたもいらっしゃるようです。
 
犬と暮しているかたはおわかりでしょうが、犬には豊かな感情があり、それを表現することができます。
また、言葉をもたない犬と人との間で、「気持ちが通じ合う」と感じるできごとはたくさんありますね。
 
犬をよく観察して、いつも言葉をかけていると、不思議と犬と会話できていると思える瞬間に何度も出会います。
それは単なる「気のせい」などでなく、アニマルコミュニケーションがすでに始まっているからだと思います。
 
アニマルコミュニケーションの利用方法は訓練以外にたくさんあります。
 
たとえば、病気のとき・・・
飼い主が希望する治療方法は、犬が本当に望んでいることなのか・・・ 犬に聞いてみることができます。
 
たとえば、犬がこの世を去るとき・・・
どのように次の世界へ送り出せばいいか、犬からの希望はないか・・・聞いてみることができます。
 
多頭飼いの問題や犬同士のトラブル、問題行動についても「どうしてそんなことをするの?」と尋ねることができます。
 
私も先日、多頭飼いの問題点について、もも、パールそれぞれから、お互いの言い分を聞きました。
飼い主は、それを参考に、互いが折り合う着地点を見つけることができます。
 
犬の気持ちを汲み取って、大事にしなければいけないことを教えてくれたのはパールでした。
彼は私がアニマルコミュニケーションの世界へ入るきっかけを作ってくれた子。
そして、ももはそれを後押ししてくれました。
 
 
ふたりのためにも、私はずっと勉強を続けることでしょう。
そして、いつかは皆さんの大切なわんちゃんのためにも・・・