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2版 タイミングベルトが切れた!
エンジンの故障といってもいろいろありますが、今回のビートの場合は「タイミング・ベルト切れ」だと思われます。タイミングベルトという部品につての詳しいことは「定期コラム・メカニズム」を見てください。

さて、ひと口にベルト切れと言いましても、切れてしまっては1番厄介なタイミングベルトですから、修理にも相当時間と費用はかかります。 さらにビートはエンジンがミッドシップレイアウトになっていますので、ますます作業は厄介になります。

まず、 シートの後ろにあるオープン時の幌の収納スペースの下にエンジンがあります。普段はカーペットが敷いてありますが、めくるとエンジンのメンテナンス用にサービスホールというか1部鉄板が外せるようになっています。まずはここを開けることから始めたいのですが、なかなか外れなくて苦労しました。

本来ここまで外すことはないのですが、ホームページ用に、そしてこれからの作業をやりやすくする為に、いっそ外せる物は全て外す事に。
というわけでまずはシート2脚を外し、シート裏の間仕切りのようなプラスチックの内張りの1部とステー類を外します。以外にネジが多くて時間はやたらかかります。 (ノ`△´)ノ

やっと鉄板(エンジンフード)を取り除きました。そしてエンジンとご対面。予想どおりホコリまるけで汚いです。

ビートのエンジンオイルを注入するのはトランク側に専用のオイル注入口があるのですが、ヘッドカバーにもオイル注入口があります。
そしてヘッドカバー側の注入口のフタを外し、カムシャフトを見ながらキーを回してクランキングします。
当然、通常ならカムシャフトもクランキング中は回転するのですが、タイミングベルトが切れている為、カムシャフトが回らないことを再確認します。

トランク側からエンジンを見ます。正直狭すぎ。(T_T)
カーペットをはぐると1部鉄板が外せるようになっていて、写真は外した状態。
ここは普段はエアクリーナの交換やベルト交換の際外すサービスホールのようです。

というわけで、予想通りタイミングベルと切れということでした。
今回はエンジンを丸ごとクルマから下ろして作業することにします。
エンジンを下ろさないで作業できる・・・かも知れませんが、作業しづらいのと、真夏の工場でクルマの中でこもって作業するのは過酷なので。今回はおろして作業することにしました。

担当:M.T


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