:21世紀初の山行は、単独で
七つ山山地『諸塚山』1342m(Vol,2)

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2001,03,02山行、03,04掲載 2004,04,15見直し 1995年のVol.1はこちら

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諸塚山 西登山口の鳥居(六峰街道)右手はスギ!
 今世紀は、いろいろと所要が重なって、雪の消える3月になっても、まだ山行きが実現していなかった。今回、花粉症の身には厳しいと知りつつも、あえてスギの花粉の舞う、宮崎県は七つ山山地、『諸塚山』初春を訪ねての単独山行を決行した。

 宮崎県、五ヶ瀬町 三ヶ所神社の裏手より『六峰街道』に入り、ほぼ16kmで右の写真にある、西登山口に至る。車をここに停め、鳥居をくぐって、登山道に取り付く。

諸塚登山口

アケボノ花芽

登山道を入ると、すぐの左手が『アケボノツツジ』の群落である。雪の残るこの季節は、まだ左の写真のように、堅いつぼみでしかない。しかし、春の息吹が確実に感じられる。今年も、素晴らしい天使の乱舞が期待できそうである。 

所々に雪の残る登山道を、足下に気を付けながら、ほぼ10分で2合目の道標がある。馬酔木も、花の準備に大忙しの様子である。ここから、2つほどビ−クを経て、山頂を目指す。途中、左手の藪から、イノシシのブ−ブ−言う、威嚇する鳴き声がして、思わず身がすくむ。声を出しつつ歩いて、不意に遭遇しないように気を付けて歩く。 アセビ
雪の中から、昨年のアジサイだろうか?ひょっこりと顔を出していた。

ほぼ、登山口から45分で山頂に到着。少し時間が遅かったため、山中は私一人である。記念撮影をして、南登山道を本宮後へ向けて下る。10分ほど下り、分岐から元来た、西登山道へ向かう自然探求路に入る。

雪の中に・・・
そこから、20分ほどで、西登山道の途中に出る。そこを左に、元来た道をたどる。どうも、周囲でイノシシの気配がして、びくびくしたが、お互いに恐がりのためか、幸いなことに遭遇せずに無事登山口に到着した。

 新世紀最初の山行は、図らずも単独行になったが、これからこの形態が増えそうな感じである。子供たちもだんだん付いてこなくなるだろう。

 無理がたたって、今日3/4も鼻の具合が良くないが、それ以外は良い山行だったと感謝している。

2004/04/15 このころから花粉症だったのですね、今年は少ないですがまだつらいです。ことしもアケボノのころは是非行きたい山です!

諸塚山頂

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