◇ 雑学手帳 その16 ◇
 

@ 祖父の【イハイ】。
【位牌】
もともと儒教において、死者の官位を記して
神に託したものが始まりだとか。
また、《牌》とは“木のふだ”の意です。
A 【イハツ】を継ぐ。
【衣鉢】
《衣鉢》とは、僧の着る袈裟衣と
托鉢用の鉢のことです。
かつては、“法(仏の教え)”を継いだ証として、
この衣と鉢が師僧から弟子へと手渡されたこと
からこの言葉が生まれました。
B 【おっくう】。
【億劫】
仏教には《劫(こう)》という、
非常に長い時間の単位があり、
その《劫》の一億倍が《億劫》です。
日常的には「面倒くさい」意味で使われますが、
仏教語ではとてつもなく長い時間を意味しています。
C 【こんりんざい】。
【金輪際】
簡単に言うと《金輪》という地球の中の
境目の《際(きわ)》のことです。
詳しくは、仏教質問箱をご覧ください。
(億劫・金輪際・有頂天は、
仏教質問箱No、11にあります。)
D 【なんぎょうくぎょう】。
【難行苦行】
《修行》と《修業》の違いと同じです。
仏道の修行には《行》を使います。
E 京の【めいさつ】を巡る。
【名刹】
《刹》には『お寺』という意味があります。
F 【うちょうてん】。
【有頂天】
《天》の“てっぺん”に有るのが有頂天です。
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