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.悪いことばかりでも・・・返信  
ひまわり 09/11月11:55 #r421
うちの病院は数年前に「病院機能評価認定」を受けました。準備は本当に大変で、本来の仕事へ
向けるエネルギーが、確かに別方向に向かっていたかもしれません。管理職とスタッフとの温度差も
明確で「いったいなんだったの?」といまだに思っているスタッフも少なくないと思います。
ただ、評価を受審することで、これまであいまいであったことが、ルール化されたり、部門や職種
の壁を越えて、あるべき姿を目指して議論を交わしていく中で、よい関係性が築けたりと悪いことばかり
でもなかったように思います。
個人的には、私は受審直前に医療安全管理室に移動になったもので、非常に大変でしたが、
スタッフとして働いているときには考えもしなかった、病院幹部の考え方、自分の病院の姿が良くみえ
るようになり、ある意味とても有意義でした。安全管理の面からしても、古くなった救急カートを
統一したものに買い換え、中身や置き場所を統一するなど、コストも手間もかかる、大変な作業を一気に
推し進めれたように思います。
とりあえず、受審をきっかけにずいぶんいろんな形は整いました。でも肝心なのは、やはり中身ですよね。
中身の充実がいかに困難なことか・・・うちもまだまだ・・・であります。
ちょっと余談ですが、先日身内のものが自院に入院し、数日付き添っていました。あるときはしっかり注目し、
ある時は寝た振り(笑)をしながら点滴を交換する時、採血をするときの、様子を伺っておりました。
指差し呼称確認、あるいは患者さんに名乗ってもらっての患者認証など、普段口をすっぱくしていっていることが
100%本当に自然に実施されていて、とてもうれしく思いました。
「そりゃ、あんたがいるからだろ」という声も聞こえてきますが、達成感のないところで仕事をしているので、
こんなことがすごく嬉しく思えます。そういえば、このようなマニュアルを浸透させるきっかけも「病院機能評価受審」
だったなー。すみません。つまらないつまらない独り言でした。

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2006/09/11月12:22