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匿名さん 06/12日02:56 #r206 「医者の不養生」・・・医療界の方々も社会心理病(鬱病など)には悩んでおられるようですね。以前にある医学会でヒューマンファクターの講演をした時に、脳神 経科の医師の方が、「このような脳の切り口があるのですね」と感心しておら れました。左脳と右脳の間を結ぶ脳梁を切断したら癲癇が治ったという、公表 されている唯一の脳の人体実験をご存知ですか?鬱病も癲癇に似ていて、左脳 と右脳のアンバランス、つまり大雑把にいうと、顕在意識と潜在意識の不調和に関 連しているようです。もっと噛み砕いた言い方をすると、感性の退化です。 これは先進国病ともいわれ、わが国の社会のあらゆる分野で顕在化している ようです。自殺者が年間3万人以上というのも関連があるでしょう。確定的な 原因や治療法についての研究は見たことがありませんが、脳はデリケートですか ら、いろいろな社会現象の影響を受けているというのが妥当な見方でしょう。 個人的な見解では、食品添加物、農薬、携帯電話に代表される微弱電磁波の 蔓延などが疑われます。また、意外に無視できないのが自動化やマニュアル化など のシステムのディジタル化でしょう。「決められたことを決められた通りに」という ISO9000シリーズの品質管理の考え方も人々に無言のプレッシャーになっています。 医療界に導入されつつあるクリニカルパスもISO9000シリーズの派生型ですので、油断 はなりません。本来のヒューマンファクターはISO9000シリーズと違って人間の感性を向上 させるものですので、正しい形で社会に普及すると、事故防止だけでなく、 自殺者の低減にも寄与するかも知れません。医療事故の増加を鬱病と結びつけ る考え方には賛同できません。正常な人間でもエラーをする可能性はいたるとこ ろに存在しています。・・・釈迦に説法かもしれませんが。 |