.うーん・・・「感想」ですが | 返信 |
管理人(当直中) 08/31火20:44 #r79 神無月さんこんばんは。RESが遅くなり失礼しました。神無月さんのご質問は何時も難しい! 「回答」じゃなく、「感想」ということで・・・ 間違っていたらごめんなさい。こんなことですか? 1.仕事は多い。にもかかわらず権限が「無い」あるいは「あいまい」のまま である。(だから)スタッフは組織的には「ナナメ上の」RMである神無月さん の指示よりも、真っ直ぐ上の上司の顔色を見たり、直属の上司の指示がなけれ ば(あまり)動かない。 2.“RM”ということであらゆる仕事が「都合良く」押しつけられてしまって いる。 「うち」の場合、(規模的にも)神無月さんのような専任のRMをおく余裕があ りませんので、事故防止委員会のTOPは院長ということになっています。でも 院長が直接「あーだこーだ」と何時もついているわけではないので、1.につ いては「うち」も同じようなものです。ただ、僕(ら?)の場合、まるで院長 の指示であるかのように、「虎の威を借りる」というか「上官の命令は○○の 命令と思え」(これは古すぎる?笑)という感じで「指示」しています(もち ろん、後で院長には事後承諾を得ますが)。 事故防止に関する指示の様な場合(特にさっさと決めなければならない時には) はある程度トップダウンというか、で決定していかなければ進まないような気 がします。 また従来の「縦」組織のなかに、RMという「横断的」組織というかシステム を入れ、機能させようとしているわけですから、権限の明確化が必要ですね。 これはTOPが上級管理者のいる前で宣言する(ような)ことをしなければ、曖昧 な組織図(機構図)に(RMを)書き加えたようなことでは「ヒト」は動かな いかもしれませんね。 人間、論理とか倫理よりも「どっちについたら(とりあえず)得か(楽か)?」 と考えますからね。 2.ですが、よくわかりませんが、米国のRMは権限もスタッフも違うのでしょ うけれど「事故防止」から「後始末」(患者さんとの対応ばかりでなく、保険 屋さんとの交渉)までするようですね(鳥取中央病院のサイトや医学書院 李啓充「アメリカ医療の光と影」など)。それを中途半端に日本で求められて もナー、というのが感想です。権限を明確にしてもらうのと同時に「範囲」も 明確にしてもらわなきゃやってられないですね。 いろんな意味で「後始末」は別(チーム)じゃないかと思いますが。 ところで米国でもあまりリスクマネージメントという言葉は使われなくなって きてPatient Safety Improving Program というような言い方に変わってき ているそうですが・・・ スミマセン。役に立たない「感想」で。他のかたは、いかがでしょうか? |