2003年11月15日 口切りの茶事

お茶では口切りは大変重要な行事です。

11月は半年閉めてあった炉口を開け、5月に摘まれた新茶を蓄えてあった茶壺の封印を切り、濃い茶を点てます。

現代では注文すれば何時でも挽きたてのお茶を手に入れることができますが、昔は一年分を注文し、自分で石臼を用いて抹茶にしたのです。

茶壺の中の新しいお茶の飲み始め、いわばお茶のお正月です。

 

 

床 口切り 後席の床 炭手前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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