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「現代科学否定厨を否定」への返事4
著者 高田敞
(以下{ }内は、「現代科学否定厨を否定」よりの引用。黒字は「現代科学否定厨を否定」の原文です。青字は、私の返事です)
問題
ちなみに天王星人は花火を見ることはできない。
花火では例え無限時間の発光があったとしても光量が弱すぎて
地球大気の減衰と地球の自転によるブレを補うだけの露出時間を取れない。
(木星半径クラスの巨大で高性能な望遠鏡を作ってもぼやけた像にしかならないってこと。)
返事
そのとおりです。見えるわけはありません。言いたかったのは光量の問題ではありません。意味を読み違えています。私の説明不足ですね。
前回書いたように、光が見えるためには、光源が光っていなければならないということが言いたかったのです。電気を消したら,暗くなるように、ビッグバンという光源が消えたら、光はなくなり、暗くなるのではないかということです。電灯が消えたのに部屋が明るいということがないように、ビッグバンが消えたら、宇宙の背景放射もなくなるはずだということです。その例えです。
空間が膨張するなんて。何が証明するの。
出たw証明厨。
現代科学は証明できるものではありません。
あくまで観測事実があってそれに最も合ったように考えると空間が膨張しているとするしかない。
空間をどうやって膨張させるかって?そんなの知りません。
でも空間が膨張していない説と空間が膨張している説だと後者の方が観測によく合っているというだけのこと。
こういう奴に限って数学の証明が出来なかったりする。
問題
{現代科学は証明できるものではありません。}
返事
理論の証明は観測や実験でやります。現代科学は{観測事実があってそれに最も合ったように考える}のですから、それが証明のはずです。観測されることが証明です。理論を他の理論で証明するのではありません。
問題
{あくまで観測事実があってそれに最も合ったように考えると空間が膨張しているとするしかない。}
返事
空間膨張の直接の観測事実はありますか?不勉強なもので教えてください。遠い銀河ほど赤方偏移している、というのは、空間膨張の直接の観測事実ではありません。あれは赤方偏移の観測です。空間膨張の観測ではありません。それを勝手に空間膨張、と解釈しているだけです。光の赤方偏移はほかのことが原因でも起こります。光は日常的に身の回りで簡単に赤方偏移しています。
現在までのところ、地球も、太陽系も、銀河系も、銀河系と230万光年離れた、アンドロメダ銀河との間でも空間が膨張しているという事実は何一つ観測されていません。少なくとも、地球を中心として、半径230万光年の宇宙空間で観測される物質間では膨張はしていないのです。これはビッグバン論者も認めています。そしてそれは重力が強いからといっています。{観測事実}は、空間膨張はないという観測です。あるのは、{観測事実}ではなく、いいわけです。固有運動の方が空間膨張より大きくて、空間膨張が消されているとか何とかいっています。見えもしない空間は、膨張しているというのです。これは観測事実ではなく、理屈です。それも、観測されないことを理由づけする言い訳にしかすぎません。
{観測事実があってそれに最も合ったように考えると空間が膨張しているとするしかない。}ではなく、{観測事実があってそれに最も合ったように考えると}言い訳{するしかない。}の方ではないですか。アンドロメダ銀河は離れるどころか、接近しているのですから。地球だって、太陽系だって、出来てから46億年間空間膨張の影響の痕跡すらないのですから。銀河系だって、できてから100億年はたっているだろうというのに、空間膨張の痕跡すら観測されていないのですから。100億年といえば宇宙年齢137億年のほとんどですよ。その間空間はものすごく膨張しているはずです。その影響が何一つないとうのです。それが{観測事実}です。
重力の方が強すぎるというのがビッグバン論者の言い分ですが、太陽系の、1000億倍の、数100倍では利かない巨大な質量を持つ銀河団が、空間膨張で軽々と動いているというのがビッグバン論者のいう空間膨張の仕組みです。なぜ、46億年間吹けば飛ぶよなちっぽけな太陽の重力になに一つ手出しできなかったのでしょうか。100億年もの間、銀河団の数100分の1以下の銀河系に、何一つ影響できなかったのでしょうか。疑問を持ちませんか。私は変だと考えます。力関係につじつまが合いません。
近くて観測が正確にできるところでは存在しないが、遠くて観測が不正確になればなるほど、現れる現象が空間膨張です。明るいところには表れないが、たそがれて、はっきり物が見えないところには表れるお化けとそっくりな現象です。{観測事実}ではありません。
問題
{そんなの知りません。}
返事
知らなくて当然です。今の科学者の誰ひとりとして、空間とは何かすら知らないのですから。
問題
{こういう奴に限って数学の証明が出来なかったりする。}
返事
はい、そのとおりです。よくわかりましたね。頭のいいあなたなら、空間膨張の原理を数学で証明できそうですね。分かったらお教えください。銀河団は高速で動かせるが、太陽系は動かせないという計算を。
ところで、あなたはバタフライで泳げますか?私はもう年だし、何年も泳いでいないから、今はできないかもしれませんが、バタフライを泳げたのですよ。もちろん、こんな奴に限ってバタフライができなかったりする、などと失礼な言い方はしませんけど。
何の関係があるって?大ありなんですよ。高等数学よりひょっとして、大きな関係が。
相対論の根本は、相対性ですよね。アインシュタインは、軌道から見れば列車が動いている。列車から見れば軌道が動いている。どちらが動いているかは決められない。どちらも動いている、ということを言っています。相対論の真髄の、それまでの科学の常識を打ち破った素晴らしい考えと言われている相対性です。これは、ニュートンの絶対静止空間の考えを根本から覆した考えです。ニュートンとは相反する考え方です。
そこでバタフライを考えてみます。プールから見ると、水泳選手が動いている。水泳選手から見ると、プールが動いている、ということになります。それが相対性です。ニュートンなら、水泳選手が動いている、だけです。プールは動きません。
水泳選手が動いている場合。水泳選手の手と足の動きで、選手は前に進みます。高等数学なら、その時の、手や足が出すエネルギーと、水を後ろに送る力と、選手が前に進む速度に必要なエネルギーが計算できるのでしょう。ニュートン力学と一致します。
もちろん算数さえちゃんとできるか怪しい私にはとてもできません。でも、選手の出す力と、前に進む速度は一致しているのじゃないかと想像はできます。水の抵抗などのエネルギーロスも含めて。
相対論なら、選手から見るとプールが動いていきます。数十秒で、25mほどです。
このことを、数学はできないので算数で考えてみます。縦、横、高さがそれぞれ1mの箱に水を満たします。1トンです。それに綱をつけて私が引っ張ります。びくとも動きません。プールを考えます。深さ1m、縦25m、横10mとします。上の箱250個分です。これに綱をつけて引っ張ります。動きません。算数で考えると当然動きません。
人一人の力ではとてもプールを動かすことはできないと考えます。ところが相対論では中で人がバタフライで泳ぐと、プールが動くというのです。それが相対性です。高等数学ではプールを数十秒で25m動かす運動エネルギーと、人が泳ぐときに出すエネルギーをどのように一致させるのでしょうか。
相対性なら、プールを動かすのはバタフライが泳げない人でもできます。プールサイドを歩けばいいのです。足を交互に動かすと、プールが後ろに動いていきます。力なんていくらもいりません。
金魚をプールに入れれば面白いかも。金魚が泳ぐと、プールがあっちにひらひら、こっちにひらひら。楽しそう。金魚は力持ちですね。
相対論なんてそんなもんです。高等数学では、非常に素晴らしい理論かもしれませんが、算数世界では、そんなバカな、です。
(注:いえニュートン力学は数学でした。でも古典科学です。古典科学もばかにはできませんね。彼の考えた、微分や積分は何のことやらちんぷんかんぷんでしたが)
ということで、バタフライを一度泳いでみませんか。私もまだ泳げるかもしれませんから、そのうち、挑戦してみようかなと思ったり。知り合いの80歳になるお婆さんもプールに行っている話をしてましたし。相対論より健康の方にもっといいんですよね。