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私に山が歩けるだろうかと
恐々足利の行道山を初めて歩き

私にも歩ける、
歩くのは楽しいと思うようになった 

歩き始めたのが10月、
翌年の2月に雪山を歩こうと誘われた

大丈夫だろうか・・・と
私は興味や期待よりも心配しながら
この変わった読み方する山に出かけた


旅行社の団体で
新宿集合のバスで行った

地図

まず私は、そんなに早起きして出かけたことないので、集合時間に間に合うように起きられるかと言うことから心配だった新宿西口の集合場所には、約束の8時15分前にはゆっくり間に合うように着いた

しかし、最初に集合場所に行ってしまったら、今度はトイレがないのに困り駅まで戻った これ以来、トイレはこの駅はココと「空いている使いやすい所」を探しておくようになった

相棒は先に着いていて、買っておいてくれたアイゼンを渡した 私には付け方も分からないので、バスの中で練習だ バスは満席だった 2人連れで来ている人が多かった 私はこの時の山がとても気に入り、翌年もこれに今度は一人で参加したが、その時は平日だった為か殆どが個人だった

バスは甲府南で降りて市川大門を過ぎ、四尾連湖に向かった 蛾ヶ岳は四尾連湖畔が登り口だ

高速からも途中の山々がキレイだった

今年は雪が多いから、蛾ヶ岳もずいぶん積もっている
同じ週の木曜日に行ったこの旅行社のグループは雪が深くて途中まで諦めた
今日も、先に入っている人がいないと、
私だけでのラッセルは無理なので、皆さんよろしくお願いします
と添乗員さんが言う

私はラッセルなんて言葉しか知らないし、登れるのか心配だった


四尾連湖に着いたら、雪が積もっていた  「今朝20人の位の人が入った」と、四尾連湖荘で聞いてきて、トレースがあると添乗員さんが嬉そうに話した 凍った道は、トレイに行くにも滑りそうで怖かった

アイゼン&スパッツ、私も軽アイゼンのゴムがきつくて苦労して付けたが、自分で付けられない人も何人かいた 添乗員さんや慣れた人は、付けないで歩き始めた

雪道はサクサクとなんと心地良いのだろう・・・ 初めての雪道を子供のように喜んで歩いていた

大畠山への分岐点辺りで5分間の休憩 樹間からの山がきれいだ やっと写真が撮れた 
大畠山は帰りに寄るから、と抜かして頂上に向かった  

雪もかなり深くなって来て、潜ると膝を越す深さになっていたいた 時々、楽しくてわざとトレースの後を踏み外して雪の中に入ってみた

数珠繋がりになって歩いていたが、前の方の人で遅れだす人が出た  そんな人に限り、後ろを向いては他の人に話しかけ、添乗員さんに危ないから前見て歩いてと注意されていたが聞く耳持たず・・


風があったら怖いだろうなと思う細い尾根道に出た ビビル人が出て団子になってしまった 

そこも越してまた気持ちよく歩く 雪の上を走る木の影光ってなんてキレイなんだろうとため息を付く 晴れていて良かった・・・ 

途中に可愛いお地蔵様がいた ココまで来たらも少しだの声で最後は急坂を登った



  どど〜ん!と大っきな富士山がいた

    私はこんな大きな富士山を見たのは初めてだった

みんな大喜びだった
お昼は40分間の休憩ということになった まずは写真を撮るのに忙しい

添乗員さんが、
皆さんは幸運です、
今年これが3回目ですが、頂上まで登れて晴れたのは初めてです

こんなに山が見えるのも珍しい、と喜んでいた

相棒も、雪の量も天気も全て恵まれるこんな山は
10回登って、その中の一番に最初に当たった
次に登った時にはガッカリしないようにと言った

私も360度の山を撮ったのだが、山の名が分からなかった
教わったのだが、
今まで興味を持っていたなかった山の名はすぐに忘れてしまった


お昼を食べてのんびりする間もなく、記念の集合写真を撮って下った

蛾ヶ岳頂上より

蛾ヶ岳 1279m 

この時、、コーデュロイのズボンに
街では着られなくなったカシミアのセーターと言

出で立ちだった

羽織っているコートは街着だった

下りは早い 大畠山に寄り、来た道とは少し違う道を通って帰った

最高の条件の雪山と言うのに出合い、私はこの時から雪山の虜になった

そして、翌年同じ頃この会に一人で参加したが、
確かに雪の状態もお天気もこの日ほどは良くなかった
それでも、この山は登りのんびりで1時間半、下り1時間なので、
自分一人で行ける山ならお天気を見て気軽に行きたい山だ

四尾連湖を望む 可愛い神秘的な湖だ

富士山の反対側

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☆ ピカリ♪さんの「ピカリのお部屋」にキレイな写真がいっぱいの素敵な蛾ヶ岳レポがあります

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