「話をしていると、そのエンジンが手に入る。!」

ここのところ続いていますね!?

今度はハイネスなんです!

 怖いよな、始まりは「第一回ウエダクラブミーティング」における
私    :「キョウワの09って、あるんだって?」
新総統閣下:「これでしょ!。」

私    :「ハイネスの09モックって言うのがあったらしくて・・」
新総統閣下:「これでしょ!。」

 でしたね。次に「KO29−Dっていうのがあるらしいね。」と話していた次の日「入手しました。」と新総統閣下。そして小諸の「Dの総帥」も「KO29−D、入手しました!!」だって。
 今度は呆気にとられ続けている我々の眼前に、たくさんのハイネスエンジンが舞い降りてきました。閑談房(模航研のBBS)で我々がいろいろ取り上げていたのが引き金なのですが、まったく不思議なものです。
 とりあえずの相手は09に努めてもらおうと思います。こちらはほとんどテストランで痛い眼にあっているようなので、部品の傷みがはげしく、修理と言うよりはパーツの交換になりますね。もちろんスペアパーツなんてないですから、ENYA09のPC、コンロッドまでを無改造で入れて「エンネスエンジン」
(エンヤとハイネスですからね!)にするか、パーツの新造になります。パーツとしては5台分くらいしかないので、とりあえずドライブワッシャを6セットつくりました。

20も飛ばしました!

 1月のD−DAY(「ディーゼルエンジンのつどい」のことです)で、いつぞや修理・・・と言うか製造したハイネス20改造21エンジンのテストフライトをやってきました。吸気タイミングか明らかに早いこのエンジンは、案の定始動性が悪くスロットル内径も大きすぎるみたい。パワーはそこそこなので、なんとかしますね。20はスペアがたくさんあるから・・・なんか、有り難みがないなあ。
 44ツインのテストベンチも作らなきゃですね。このエンジンも吸気タイミングが180度違うような・・・
(2007年1月23日)



やっぱり、ジグ!

 当時のハイネスエンジンには様々なバージョンがありました。実際は製造上の問題や「やむなき改造」もあったでしょう。例えばクランクケースの吸気回りは、その内径に様々な違いがあります。カービュレーターが装着できるほどのものから、ぎりぎり小さな内径までのものが存在しています。
 RCスロットルを装着したくても、寸法的に困難な場合がありますので、今回ジグを製作しました。クランクケースの吸気口の角度にあわせてシフトした、鋳鉄ブロック製です。クランクケースをビス2本で固定できますので、このジグごとバイスに挟んでボール盤で深さを見ながらていねいにボーリングします。
 内径はφ7でENYA09用スロットルがフィットします。以前ならこんなジグは作らなかったかも知れませんが、正確で確実な仕事にはジグは不可欠ですね。エンジンの修理・改造をしているマニアの方々は、この辺で苦労されているのでしょうね。
 今回私が入手したハイネス09はクランクケースが7つ。当時、メーカーでテストされたものですので、現在も使用出来る状況のものはせいぜい3台分のパーツでしょうか。
 クランクシャフトもリューターで研磨され、吸気タイミングが変更されているものもありました。コンロッドも、その加工誤差によってはケース内部に当たることがあり、現物合わせのなごりがあります。
 ドライブワッシャは全て欠品でしたので、自作してあります。本来、コレクターでしたら「オリジナルの形状で製作すべきだ!」となるのでしょうが、そのオリジナル形状ってやつが華奢!気に入らないので強化・改良版で製作しておきました。もちろんオリジナル形状のそれもいっしょにね。
(2007年1月25日)

 で、どーしても他の09クラスエンジンよりも元気がないハイネス09ですが、その原因がどこにあるのかを調べるために試作したのが左写真のエンジンです、エンヤとハイネスですので、名付けて「エンネスエンジン」!!
 PCはほぼENYAといっしょですから、クランクシャフトの形状が問題ではなかろうかとの推測からの発案です。こんな変な発案は、もちろんクラブ・ハイネスの横浜研究所長です。以前はウエダクラブの参謀でしたが、なんでも更迭されて逆ギレしたそうな。しかし分裂した割にはミーティングを合同でやっているみたいですね。
 さてこのエンジン、いったいどのように回るやら?!

(2007年2月3日)

 先ほどクラブ・ハイネス横浜研究所長から連絡が入りました。テストランの結果です。
MK8×4を使用した場合、9900rpmが、11000rpmに、MK7×4使用時には11800rpmが12800rpmに上昇したそうです。
 特筆すべきはスロットルレスポンスが格段に良くなったということでしょう。ノーマルでは急停止なんてこともありましたからね。

 今回はENYAとHINESS09の性能比較みいたいなものだったのですが、回転頭打ちとスルットルレスポンス悪化の原因は、クランクシャフト吸気口の位置にありました。
 以前、他のエンジンテストで、クランクシャフト内径の変化によって出力に変化が発生することがわかっていましたので、吸気流路は「広く・短く」という流体力学通りの結論が正しいと理解していました。しかしさすがに吸気穴の位置を変えたテストは出来ませんから、ちょうど良い機会でしたね、
 さて、原因は判明したものの、このエンジンをノーマル(もしくは、それにちかいもの)で使用するための工夫が今後必要になります。最新の市販エンジンを使用すれば済むことなのですが、やっぱり、ねえ!

(2007年2月3日追記)

 昨日私の保有している09エンジンをテストランしてきました。3台ともスカスカの割には元気がよろしく、7×5のプロップでご覧の通り。燃料はねばねばのクロッツ23%なので、コスモあたりにしたらもっと回るでしょうね。しかし、ENYAのRCスロットルを付けたタイプはスローが3000rpmの上までしか落ちません。もっともスカでプロップをひっぱたかなければいけないからかなあ?

(2007年2月10日)


44TWINのテストレポートは
こちらです。

番外編が
続きます。
ハイネスエンジの軌跡は
こちらです。