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お気に入りのバス路線 ミニバス611
お気に入りのバス路線へ 山貝~新元朗中心~阜財街~元朗𦾔墟路
乗車日:2011.11.12
記 者:[001]
新界ミニバス611路線図
清水湾から一気に北上し、銀線湾で左転回。峠を下り始めると、とたんに將軍澳の高層住宅群が目に飛び込んでくる。
新界北西部は湿地と養殖池がおおい地域だ。元朗はこの地区の中心。もともと古くからある街だったところに、ニュータウンと工業団地ができて、いまやこの地域の大市街地となっている。

その元朗の北には広大な湿地が拡がっている。海の近くにはラムサール条約登録湿地である米埔があるし、やや西寄りには香港湿地花園がある。それらの間の南寄りにある大きな湿性地が南生圍だ。
地図で見ると上が少し尖った楕円形の湖があるようにも見えるが、池と湿地の組合わさったところだ。

南生圍の横水渡し
 写真:南生圍南縁の錦田河をわたる横水渡
南生圍への交通は香港中心市街地からはバスか西鉄線となる。

バスは銅鑼湾始発の968番路線。西区海底トンネルを抜け、西九龍から汀九橋、大欖トンネルを経て一気に元朗へ。約1時間で到着する。

さて、元朗から南生圍へは歩いてもいける距離ではあるけれど、611番ミニバスが便利。
南生圍の南にある山貝の集落と元朗市街地を往復している。
往復と書いたが正確には山貝を起点に元朗を循環してくる路線だ。
元朗市街にはいくつかバス停があるが、青山公路のすぐ南を並行する阜財街が分かりやすい。
968バスは青山公路を通る。大棠路バス停で下車。

鉄道で来たときは元朗駅で下車し、元朗𦾔墟路バス停から611ミニバスに乗車。
このときの注意は元朗駅南側のバスターミナル「新元朗中心」から乗ってしまうと、元朗市街をぐるりと廻ってから元朗𦾔墟路を経て山貝に向かうことになる。元朗𦾔墟路バス停から直接乗車するより2~3倍の距離になる。
元朗𦾔墟路バス停にも山貝に向かう方向と、元朗市街に向かう2つのバス停が(当然だけど)ある。しかし新元朗中心から乗るとすべて市街へ行ってしまう。

バス代は4香港ドル。
距離は短くあっと言う間に着いてしまう。

南生圍の風景
 写真:南生圍の風景。遠くの山は雞公嶺か。
終点山貝何にもない小さな駐車場。
そのまま少し歩くとすぐに左に曲がる小道がある。そこを少し歩くと川。
そう、川を渡るのだ。
「横水渡」という渡し舟で川を渡る。左上の写真がそれで、料金は5ドル。
私が行ったときは週末なので舟が頻繁に往き来していた。
船着き場にブザースイッチみたいなものがあったので、舟がこないときはこれを押すのかもしれない。

川を渡ると屋や左寄りに小径が続く。
南生圍は想像通り水と草原とが入り乱れた湿地だった。小鳥のさえずりもどこからか聞え、大自然の中を散歩するといった感じである。
地元香港の人達もグループで、写真撮影遠足や、サイクリング(ここの横水渡は自転車を載せられる)に大勢きていた。

しばらく歩いていると、前方に舗装道路が見えてきた。南東側からぐるりと南生圍の周囲を走る道路がこの辺りで終点になっているのだ。


元朗までの間での鉄道は西鉄線  
元朗から屯門へのLRT軽鉄   

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