フランス北西部     2013・12・3(火)~17(火)

          8年ぶりのフランス旅行は、ノルマンディーとロワール古城を巡る2週間の旅。
          季節はずれののんびり一人旅で予想どおりに寒かった。が、どこも観光客がけっこういて、さすがに観光立国だ。

     スケジュール                                                                     旅行費用と感想

 日付 移動  観光  宿泊地 
 12/3(火)  名古屋→羽田    機中
 12/4(水)  羽田→パリ→ル・アーヴル  アンドレ・マルロー近代美術館 Le Havre 
 12/5(木)  ル・アーヴル→オンフルール  サント・カトリーヌ教会 サティの生家 ウージェーヌ・ブーダン美術館 Honfleur 
 12/6(金)  オンフルール→ドーヴィル  遊歩道プランシュ トゥルーヴィルLe Roches Noires Deauville 
 12/7(土)  ドーヴィル→カーン  カーン美術館 ノルマンディ博物館   Caen
 12/8(日)  カーン→サン・マロ  城壁  St Malo
 12/9(月)  モン・サン・ミッシェルへ日帰り  モン・サン・ミッシェル修道院  〃
 12/10(火)  サン・マロ→レンヌ→ナント  レンヌ旧市街 ナントのブルターニュ大公城 Nantes 
 12/11(水)  ナント→アンジェ→トゥール  アンジェ美術館 トゥール旧市街  Tours
 12/12(木)  トゥール滞在  トゥール美術館 サン・ガシアン大聖堂 シャンボール城 シュヴェルニー城  〃
 12/13(金)  〃  シュノンソー城 シノン城 〃 
 12/14(土)  〃  ブロワ城 アンボワーズ城 ル・クロ・リュセ城 〃 
 12/15(日)  トゥール→パリ  オルセー美術館  Paris
 12/16(月)  パリ→    機中
 12/17(火)  →羽田→名古屋    

     〈出発まで〉

          夏のドイツ・イタリア旅行のHPが完成して以来、次回を思案していたが、久々にフランスに行くことにした。
          歩き方フランスとトーマスクック(今秋で休刊?)を購入。
          ガイドブックなどを参考にして訪問地を検討し、ノルマンディーとロワール古城を主に。時期は師走12月前半だ。
     ■ 航空券 
          昔のように名古屋からパリへの直行便はない。欧系の経由だとどうしても夜にパリ到着となるが、この時季は日没が早いので二の足を踏む。
          朝6:20にパリ到着のJALを勘考した結果、これを購入した。名古屋発羽田乗り換えパリ往復で60000円、サーチャージその他プラスで計112000円ちょっとだった。
     ■ ホテル
          滞在地とホテルも9月から検討する。フランスもイタリア同様で、駅にロッカーは期待できないようだ。
          ホテルはシーズンオフなので現地調達でもいいようなものだが、時節柄予約していたほうが泊める側としても安心だろう。
          10月半ばに航空券を購入後、ホテルもだいたい予約した。
          で、ざっくりのスケジュールが、
               名古屋→(羽田)→パリ→ル・アーヴル1泊→オンフルール1泊→ドーヴィル1泊→カン1泊→サン・マロ2泊→ナント1泊→トゥール4泊→パリ1泊→(羽田)→名古屋  というホテル12泊機中2泊の15日間の旅。
          
          ホテルはいつものように、バス付シングルで予約したが、1軒のみ朝食付きで7軒は素泊まり。45€~59€といったところ。朝食を付けると55~70€くらいか。
          フランスの朝食はあまり期待できないから、素泊まりのほうが無難かも。
          ノルマンディーでは連泊を入れたかったが、交通事情やロッカー事情の都合で、1泊ずつ泊まり歩く旅程となった。

     ■ 移動と通貨
          移動は電車とバスを利用。SNCFのサイトとバス会社のサイトをさがして検討。
          SNCFのサイトからトゥール→パリのTGVチケットを購入。15€。      その他は現地で買うつもり。天候や体調で移動は変わるから。
          通貨は日本で€を準備していく。クレジットカードを使えるところは極力使用の予定。(たぶん現金のほうが有利だろうが・・)   11月末に某金券ショップで600€を購入。1€=約141円。
     ■ 観光
          ノルマンディーでは、ルーアン、ル・アーヴル、オンフルール、ドーヴィル、カーンそしてモン・サン・ミッシェルを観光したい。
               ノルマンディー上陸作戦関係の本を読み、アロマンシュへ興味がわいた。日程が許せば足をのばしたい。(バスはものすごく限定される)
               エトルタの断崖にも立ってみたくなる。天候がよければ行きたい。(雨や風の強い日がありそう)
          ロワール古城めぐりは、シーズンオフで路線バスが運休したり観光ミニバスもかなり減便など、マイナス条件が揃っている。
          観光客も少ないだろうからゆっくりまわれるだろう。
               電車かバスか徒歩かでまわるつもり。ただシャンボール城だけはツアーバスを利用することになりそう。まあ現地で考えよう。(人数が集まるのかしら?

     11月も下旬になり、フランス旅行が近づいてきた。
     といって、旅じたくはこれまでと変わりがない。ただトシとともに暑さ寒さに弱くなってきた。
          12月はじめのノルマンディーは最低気温0~4℃、最高7~9℃くらい。11/23の日の出8:21、日の入り17:08.。降雨や強風の予報もある。
          トゥール近辺は最低3℃、最高9℃くらい。もっとも予報サイトによって数値は違い、氷点下ということもありそう。現地でないとわからない。
     防寒肌着や使い捨てカイロ、風邪薬など準備が必要だ。
     体調管理に気を配り、楽しい旅を!

     ※ 12/17(火)午前中に無事帰宅した。
       マイペースで観光できた。ノルマンディーもロワールも個人でまわるには交通の便があまりよくなく、効率の良い旅は無理。
       バスや電車の本数が少ないし、観光箇所は昼休みがあったり、駅にロッカーはなく、観光箇所で荷物の預かりを拒否されたり・・・。
       ホテルや食事も(レートも影響)予想以上に高くついた。ホテルではすべてオプションの朝食を付ける結果となり、支払い料金も高くなったわけ。
       エトルタ、アロマンシュ、ルーアン、ヴィランドリー城その他行けなかったところはまた再度訪れたい。

     旅行費用         344132円 (12泊15日)

               航空券     60000円 ∔ 52520円(内サーチャージ42000円)    総計 112520円
               名古屋で    3100円

 宿泊費 食費費 交通費  観光  みやげ  トイレ  チップ  計 
 106731円(12泊) 58236円  37124円  23022円  2101円  240円  1058円  228512円 

               フランスは高かったな、というのが実感。贅沢をしたつもりはないが、結果としてこうなった。ユーロのレートも関係しているとは思うが、やっぱり物価高だ。
               特に、ホテル代と食費がかさんだ。
               現金のレートは1€=141円で計算。クレジットカード支払いでの引き落としは1€=約145円といったところ。

     感想

          ■ ホテル

宿泊地  ホテル名 ★数  泊数  形態  予約料金  朝食  市税  支払金額  感想 
 Le Havre Parisien    Wバスタブ  44.86€  7€  0.4€  7415円   朝食×
 Honfleur ibis Styles Honfleur  ★★★   1  Wバスタブ  朝食付き64.6€   1.1€  9050円   快適
 Deauville Helios   ★★  1  Tバスタブ  49€  9€ 0.9€  8178円   駅から徒歩10分
 Caen ibis Budget Caen Gare   ★★  1  3人シャワー  35€  5.95€  ー  5870円  栓無し
 Saint Malo Balmoral   ★★★  2  Sシャワー  59€  12€  1€  10405円  快適 朝食は高い
 Nantes Terminus   ★★  1  Sシャワー  59€  7.5€  0.6€  9698円  割高感あり
 Tours De L'Europe   ★★  4  Wバスタブ  55€  8€  0.99€  9245円  好感
 Paris Clairefontaine     1  Sシャワー  49€  10€  1.5€  8730円  朝食時間!!

               12泊で106731円、1泊平均8894円ととても高くついた。
               それにオプションで付けた朝食の内容ももひとつだった。ハムやチーズは質的に平凡だし、フルーツのシロップ漬けがあっても旨みが抜けていた。
          ■ 食事
               これも約12日間で58236円、一日平均4853円と未だかつてない高額だ。
               グルメの国のはずだが、値段の割に内容やサービスもがっかり感が残った。中にはよいレストランもあったけど。
               朝食については、結局オプションで付けた。
          ■ 移動
               羽田→パリは深夜便で時間を有効に使えた。食事はよかった。
               パリ→羽田は個人モニターに不具合があったが、サービスはまあまあかな。
               羽田空港での国際線と国内線の移動に思ったより時間がかかった。
               フランス国鉄SNCFは突然の運休があったが、わりとダイヤ通りの運行だった。シニア料金にも助けられた。
               ノルマンディーでのバスは時間には正確だったが、本数は少ない。時節柄しかたないのかも。
          ■ 観光
               主な観光箇所はまず訪れることができた。カーンの男子修道院のガイドツアーが12月の週末は催行されなくて、残念だった。
               ロワール古城もメインの城は観光できて満足。ミニバスツアーもラクチンでよかった。
               今回行けなかったルーアン、エトルタ、アロマンシュにはまた次回行きたい。ロワールの未訪問の城にも再度行きたい。(ヴィランドリー城など)
          ■ 気候
               予想通りに寒いというか冷えた。特にレンヌが冷えたか。帽子や手袋があるとよかった。
               使い捨てカイロがとても役立った。

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旅日記

     12/3(火)  名古屋から羽田へ
          セントレアに着いたのは18:00前。ミューはすいていた。
          JALの国内線カウンターでもすぐにチェックインできた。荷物9.6kgはパリまでスルー、出国手続きは羽田とのこと。
          Soup Stockで軽い夕食、760円。
          デッキのイルミネーションの写真を撮り、手荷物検査をすませて、コーヒーを買い、11番搭乗口へ。まだだれもいない。早く来すぎた。
          20:25搭乗開始。50%くらいかな。
          21:30あっというまに羽田に着いた。国際線ターミナルに移動。けっこう遠く感じたが、それでも22:00をまわった程度だ。
          人は多いのだが飲食店以外の店はほとんど閉まっていた。展望デッキに行ったりで時間をつぶす。
          22:40ころ出国。JL041は1:30発なのでまだまだ時間がある。自販機をさがして水を購入。110円。


セントレアのデッキ                     クリスマス!!                     控えめのディナー                   羽田のイルミネーション

     12/4(水)  羽田からパリ、ル・アーヴルへ
          日付が変わり、少し遅れて搭乗が始まった。
          定刻1:30を少し遅れて離陸した。隣りは空いていたものの、全体的には70~80%くらい座席が埋まっていたかしら。
          お焼きとあられ、飲み物が配られ、あとはひたすら寝る。
          フランス時間の4:00ころに朝食。和食にし、これはなかなか美味しかった。菜の花のおひたしとか。
          なぜか今回もアンケート記入者に選ばれ、ボールペンをもらった。
          ほぼ定刻の6:20すぎにパリ着。
          入国審査に少し並び、荷物の出場所の表示がよくわからくてうろうろしたところ、早く出ていた。
          ロワッシーバス乗り場を探す。券売機に時間を取られる。
          7:40ころになんとかオペラ・ガルニエ行のロワッシーバスに乗ることができた。ところが、渋滞にハマり、オペラに着いたのは9:00をまわっていた。夜が明けていた。
          地図プリントをひらつかせていたら親切な男性が、サン・ラザール駅への道を教えてくれた。

          サン・ラザール駅の券売機はもひとつしっくりこなくて、窓口の列に並び、ル・アーヴルへのチケット購入。インターシティーで33.5€。ノーマルしかなかった。
          パリらしいカフェと期待したところ、構内にはスタバしか発見できず、そこで時間をつぶした。
          10:50のインターシティーは古い車両、冷えるわ。
          当初、ルーアンに下車して観光したかったが、ロッカーがなさそうだった。着いたハナからカートを引いてうろつくのも体力を消耗しそうで、あきらめたのだ。
          車窓はセーヌ川の岸辺に鳥が群れていたりでのどかな光景。工場もあったけど。
          11:55にル・アーヴルに着いた。終着駅という感じ。靴磨きはいなかった!


ル・アーヴル駅構内                    近くでランチ

          予約している駅前のホテルParisienへ。44.86€に市税が0.4€、オプションの朝食7€も追加して52.26€をクレカ払い。
          シングルの予約だったが3Fのバスタブ付ダブルをくれた。バルコニーもついて赤が基調のよい部屋だ。
          13:30出かける。
          近所のトルコ料理店でキョフテとコーラで6.5€のランチ。けっこうボリュームがあった。
          
          歩いてアンドレ・マルロー美術館へ。なんと日本人ツアーが来ていた。
          印象派の作品、ブーダンが多い。
          好みのデュフィが青のシリーズがとてもよい。
          21歳時の自画像あたりは風景画とは別人の作品のように思える。


アンドレ・マルロー近代美術館とラウル・デュフィの絵

          港にはたくさんの船が係留されていた。
          教会を入り口からチラとのぞく。このあたり一帯が世界遺産だという。私的には理解できない。
          小さなスーパーで飲み物とサンドイッチを買い、ホテルにもどった。


ル・ヴォルカン近く               ル・アーヴル港は広い               サン・ジョセフ教会と住宅

          ル・アーヴルはカウリスマキの「ル・アーヴルの靴磨き」を見て訪れたくなった。
          18世紀には英国のメアリ・ウルストンクラフトがここに滞在し、ファニーを生んでいる。パリでフランス革命を体験した帰途。
          当時から港町として繁栄していたから、1944年9月の空爆がなければ趣のある建物も現存していただろう。惜しいこと!


ル・アーヴルで1泊したホテルParisien

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