フランス北西部2013 ⑥⑦⑧
12/8(日) サン・マロ城壁散歩
6:20起床。7:00朝食へ。
5.95€のオプションなので期待していなかった。ヨーグルトがあるだけマシだ。
8:40チェックアウト。不備はあったが、なんといっても今回の最安値35€だし、きれいだったから満足でだね。外は雨上がりで冷える。
今日は半日かけてサン・マロへ移動。
9:02カーン発でル・マンに10:41着。11:08発に乗り、12:28レンヌ着。
レンヌの駅は大きくて店もいろいろ入っていた。
クレープリーでシャンピニオンのガレット6.2€とシードル2.5€。カップがいいね。
店は混んでいて、食べ終わったのは13:00をまわった。30分だけ町を歩いた。
一口食べたところへシャンピニオンがきた
13:43のサン・マロ行き。外は晴れ、14:33着。
予約している駅前のホテルBalmoralにチェックインする。
部屋はシックで落ち着いたシングルだ。オレンジのプラスチック椅子がポイント?
水回りもきれいで、空調はエアコンにバスルームはパイプ状のヒーターがある。優秀。
卓上には珍しくポットがあり、コーヒー紅茶のコンプリメントが用意されていた。水もある。★★★としては上出来だ。
15:00すぎに外出。意外と寒くない。
道をまちがえて時間がかかり、サン・ヴァンサン門に着いたのは15:40だった。なさけないこと。
サン・ヴァンサン門 歴史博物館と城
城壁の中に入るとなんとまあ、すごい人!
Porte des BesからTour Bidouare方向へ行き、海の眺めを楽しんだ。
ちょうど潮が引いているところなのか、Le Grand Beへ歩く人もいた。旧要塞が絵になるなあ。
サン・マロ Porte des Besから旧要塞を眺める
城壁にはたくさんの観光客 オランダ砦のジャック・カルチェ像
四角いものはなにかと思ったらプールのようだ。
城塞上の道をたくさんの人が歩いている。足の悪いおばあさんまで必死に歩いてらっしゃるのだ。
オランダ砦のJacques Cartierをカメラにおさめ、Grande Porteで下に下りた。
それにしても城塞内の建物は使ったり住んだりしているのか、立派な建物が続いていた。
東側城壁上の散歩道 Grande Porte付近
サン・マロの城壁内の堅牢な建物 観光客や買い物客でにぎわう道
しばらく町を散策。日曜なので休みの店も多い。クレープリーなどの飲食店はけっこう営業していた。
17:00すぎ、そろそろ引き返そう。陽も落ちそうだ。
サン・マロ駅近くで開いているスーパーを発見。PETIT CASINO。サンドイッチ、果物や飲み物を買った。
駅に行き、明日のチケット(Dolまで往3.8€帰り5€)を窓口で、明後日のチケット(サン・マロ→ナント25.6€)を券売機で購入した。ほとんど25%offのシニア料金だ。
窓口のおばさんとは意志疎通がもひとつで、後味がよくない。
サン・マロで2泊したホテルBalmoral
12/9(月) モン・サン・ミッシェルへ
6:30起床。室温23.5℃で快適だ。
7:30朝食へ。ここのオプション朝食は12€するだけあって、種類が多い。
玉子もゆで卵とスクランブルエッグと両方あり、パンや甘いものもいろいろあった。満足。
9:20出かける。今日は一日、モン・サン・ミッシェルの観光だ。
9:30の電車で9:43にDol着。バス待ち時間が1h近くある。
駅近くを散策しよう。南側に木々や池があるあたり一面に霜が降りていて、美しい光景だ。寒いけど。
見えるのは教会系の建物かな。
冷えたので引き返し、駅近くのカフェに入ってコーヒー1.2€。トイレも借りた。地元のおじいさんのたまり場だった。
SNCFのDol駅付近の冬景色 カフェ
Dolを10:40のモン・サン・ミッシェル行きバスに6.4€を払って乗り込んだ。
前の料金表にシニアプライス4.8€と発見し、ダメモトで運転手に訴えたが、遅かったね。
乗客は東洋系が多い。日本人か韓国人の個人、中国人のグループなど。
11:10バスはモン・サン・ミッシェル修道院直下までは行かなくて、対岸の駐車場が終点だった。無料のシャトルバスはすぐそばから出ていた。
11:23シャトルを降り、少し歩いて11:33に王の塔をくぐった。
もう見学を終えた日本人団体や待ち合わせ中のグループ、いったいいくつのツアーが来ていることやら。日本人率の高いところだ。
突出門 大通り門 狭い大通り
モン・サン・ミッシェル修道院
よくわからないミュージアムにも入り、修道院の入り口にたどりついたのは、12:00.。9€を払って入場した。
修道院付属教会とラ・メルヴェイユを見るだけで1h以上かかった。
内部に展示物はほとんどなにもない。だが柱の装飾はロマネスクでカメラが向く。
モン・サン・ミッシェル修道院内部
ラ・メルヴェイユ上階の13世紀の回廊はとても美しかった。晴れているので光がきれいだ。
日本語のパンフレットを購入し、13:00すぎに出た。
ラ・メルヴェイユ最上階にある13世紀の回廊と柱の彫刻
工事中 テラスからの眺め
レ・テラス・プラールに入り、海の幸盛り合わせ45€と白ワイン15€とコーヒー4€で総計64€のランチ。けっこうな散財だった。 後日の引き落としで、なんと9249円!うーん。
あまり満足できなかったが、観光地だとこんなものか。
猫をかまい、帰りは歩いてもどることにした。
5hの滞在は時間を持て余すかと思ったが、結果は時間が足りなかった。城壁も少ししか歩けなかったし、路地などもう少し徘徊したかった。
30分歩いてクエノン河口ダムへ。ここからも見晴らしがよい。
15:50にバスターミナルへもどり、トイレをすませた。
帰りのバスは運転手にパスポートを見せてDolまでのチケットをシニア料金で購入。4.8€。
16:10発でDolに16:40着。17:17の電車でサン・マロに17:34着。
駅構内の店でチーズケーキ2.5€とアイスティー2.4€を買いホテルへもどった。
今日はお天気も良く最高のモン・サン・ッミッシェル観光日和だった。
12/10(火) レンヌ旧市街とナント観光
6:00過ぎに起床。7:10朝食へ。今朝もゆっくり目いっぱい食べる。
やはり連泊はよい。ゆとりがある。
9:05チェックアウト。59+1+12が2泊で144€をクレカ払い。快適さにはカネがかかる。部屋の暗さ以外は完璧なホテルだった。
9:30の電車でレンヌへ向かう。検札にパスポートを見せて年齢を提示。
10:19レンヌ着。駅舎を出ると地面が凍っている。-3℃の予報は当たっているようだ。レンヌ駅は大きいがロッカーはない。
カートを引いて観光開始だ。旧市街へ向かって歩く。冷えます。帽子や手袋がほしい!
ブルターニュ高等法院前の広場ではクリスマスマーケットが開催されていた。
サン・ジョルジュ通りの木組みの家々をカメラにおさめる。
可愛いレストランがたくさんあって、できれば訪れたいものだ。戦災をまぬがれた建物たち、ほんとに空爆ほど空しい戦禍はない。
時間をかけて守り連ねた美的なものが、一瞬にして無くなるのだから・・・。
サン・ジョルジュ通りの木組みたち
引き返してシャピトル通りへ行く。ここもまた、まあ、見とれる木組みがいくつもあった。朽ちかけている建物もあったが、彫刻や彩色が凝っていて素敵!
シャピトル通りの木組みたち
気が付くとあと30分しかない。急いで駅へもどった。
12:10発のナント行に乗った。車内は暖かい。13:25ナント着。
駅構内のセルフでサラダとビールで8.2€のランチ。パンも欲しかったが、breadが通じなかった。
駅前のテルミヌスへチェックイン。59€に朝食7.5€を付け、市税も入れて67.1€といい値段だ。駅から離れるともっと安いホテルもあったが、立地で決めた。
部屋はこじんまりしたシングル、シャワーで改装してありきれいだ。窓は二重で暖房も効いている。
14:00すぎに外出。
ブルターニュ大公城へ。5€で見学開始。小学生のグループがいくつも来ていた。
奴隷金具などの展示もあり、ナントは奴隷貿易でかつて繁栄していたことを知った。16:00近くまでいた。
ブルターニュ大公城
サン・ピエール大聖堂へ。入り口のドアとフランソワ2世の墓が素晴らしかった。
水などを買ってもどり、駅で明日のアンジェへのチケットを購入。窓口で聞きたかったのだが長い列ができていた。
コーヒーを買いホテルにもどる。
19:00出かける。すぐ近くのL'Atrantiqueへ入る。
ムニュ22€とミュスカデ11€で33€のディナーだ。 後日の引き落としで、4769円だった。素材やサービスからしても納得プライス。
ムニュはアントレが牡蠣6個(とても美味!)、メインは鴨肉のソテー、デザートはソルベにした。全部美味しくてとても満足。
ここはナント到着時に発見したのだが、大正解だった。
次から次へと男性一人客が入ってきた。常連が多いみたい。サービスも味もいいし値段も良心的だから納得。BGMはショパン。
ナントで1泊したホテルTerminus