スイス西部・中部　旅行計画　2008

これまでのスイスへの旅は3回とも6月7月の夏シーズン。
2006　2005　2004
2008年は5月下旬から6月初めに行くことにした。

　　　　　　　　航空券　　少し検討の結果、成田発着の日系航空会社　　諸々込みで13万円以上だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6月上旬から末近くまでスイスではサッカーの欧州選手権が開催される。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホテルを早く決定したかったので、航空券も早めに購入した。

　　　　　　　　ホテル　　オクトパス、booking、現地サイトで予約。
　　　　　　　　　　　　　　　　　バス付シングル（朝食付）で5470円〜8500円といったところ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　★から★★★まで、ホシナシもあるので、どんな待遇か楽しみだ。

　　　　　　　　鉄道パス　　今回はスイスパス連続タイプ　2等15日間
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　SBBのHPによると、455CHFとのこと。　　　1CHF（スイスフラン）は100円以上する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　H社の2月料金が39600円だったので、迷わず購入した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ところが、4月料金は1500円も値下がった。ショック！　読みが甘かった。

　　　　　　　　◆　予定ルート
　　　　　　　　　　　成田→チューリヒ→モントルー5泊→グリンデルワルト3泊→ブルンネン3泊→ルツェルン3泊→チューリヒ→成田
　　　　　　　　　　　　　という14泊16日

　　　　　　　　◆　旅の2大目的
　　　　　　　　　　　　　　　ナルシスの群生を見る
　　　　　　　　　　　　　　　アスコーナでヴェレフキンの絵に再会

　　　　　　　　ハイキングについては標高1000ｍあたりで、空と地面と相談しながらだ。
　　　　　　　　　　　　ここ2年は5月下旬に雪が降っているらしいので、2008年もどうなることやら・・・。
　　　　　　　　　　　　スイスパスはミュージアムパスとしても使用できるので、雨の日は美術館巡り。

　　　　　　　　◆　情報収集
　　　　　　　　　　　　　ガイドブック　　歩き方、旅名人など

　　　　　　　　　　　　　スイス政府観光局　　このサイトからスイスの小さい町の情報やミュージアム情報も引き出せる

　　　　　　　　　　　　　図書館、アートライブラリ　　クールベ、ココシュカ、アンカーについて調べる

　　　　　　　　訪問予定地
　　　　　　　　　　　　モントルー　　　モルジュ、ヴヴェイ、モンペルラン、レ・プレイヤード、レ・ザヴァン、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グリュイエール、ロメンモティエ、グランソン、ロモン、ムードン、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヴィルヌーヴ、エーグル
　　　　　　　　　　　　グリンデルワルト　　低地ハイキング
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（雨の場合　　バレンベルク、ベルン、リッギスベルク）
　　　　　　　　　　　　ブルンネン　　　アスコーナ、リギ、ゼーリスベルク、アンデルマット
　　　　　　　　　　　　ルツェルン　　　エンゲルベルク、ツーク、スルゼー

　　　　　　準備

　　　　　　　　　　5月も中旬になり、旅行が近づいてきた。
　　　　　　　　　　　　　成田発着なので名古屋⇔東京⇔成田の手配　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名古屋⇔東京は節約して高速バスを利用することにした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京⇔成田は地下鉄など今までに使ったことのないルートを試してみる。
　　　　　　　　　　　　　前泊のホテルは成田の低料金ホテルを予約

　　　　　　　　　　持ち物チェック
　　　　　　　　　　　　　ガイドブックは新調するまでもないので、5年前の歩き方を持っていく。
　　　　　　　　　　　　　クレジットカードの付帯保険関連のマニュアルを新たに取り寄せる。（海外旅行にはいつも持参）
　　　　　　　　　　　　　常備薬の使用期限を確認。
　　　　　　　　　　　　　キャリーカートに付けるネームタグを購入。（前回なくした）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネームタグの中に宿泊先の日付や電話番号メモを入れる。
　　　　　　　　　　　　　リュック、ショルダーバッグ、フィールドジャケットに防水スプレーをかける。
　　　　　　　　　　　　　いつものようにバウチャー類をコピー。

　　　　　　　　　　気候　5月下旬のモントルーは11〜23℃あたりの予報。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グリンデルワルトはも少し低温で、雨だと10℃以下になりがち。
　　　　　　　　　　　　　　1日のうちでも晴れ曇り雨と変化がありそうだ。

　　　　　　　　　　通貨　　現地でたぶんキャッシング

　　　　　　　　　　■　いよいよ出発の時が迫ってきた。
　　　　　　　　　　　　台風4号と低気圧の影響で空模様は悲観的。波乱含みのスタート！

それでは出発！

　　　　　　感想

　　　　　　　　　　5月は5月晴れと期待したが、意外と不安定な空模様だった。16日中すっきり晴れたのは2日間だけ。
　　　　　　　　　　新聞の天気予報もほとんど曇りマークで雨や雷表示が連日だった。気温は高めの印象。
　　　　　　　　　　ハイキングコースはオープンが延期されていたり、通行禁止に遭遇したりした。
　　　　　　　　　　が、雨をよけ霧を避けて、なんとか14パターンのラクなウォーキングを♪♪体験！
　　　　　　　　　　レマン湖北東の水仙はすばらしかったし、あちこちでタンポポが絨毯状態。その他の花も多かった。
　　　　　　　　　　美術館は、目的のアスコーナ現代美術館再訪でマリアンネ・フォン・ヴェレフキンを鑑賞でき、満足。
　　　　　　　　　　その他、ベルンでのホドラー展、ビールのノイハウス美術館でカール・ヴァルサー展など。

　　　　　　　　　　マイナス点としては、モントルーに5泊もしながら行けない町がいくつもあったこと。
　　　　　　　　　　ロマンモティエやムードンやグランソンやヴィルヌーヴなど。
　　　　　　　　　　体調不良で1日をフルに活用できなかった。やはり十分な睡眠を摂ることのできる環境が必要だ。

　　　　　　　■　航空券
　　　　　　　　　　　　ANAのサイトから購入し、運航は往復ともスイス･インターナショナル・エアラインだった。
　　　　　　　　　　　　座席はモニター付。ゲームには数独も入っていて楽しませてもらった。
　　　　　　　　　　　　食事はボリュームもおさえてあり、味もよかった。
　　　　　　　　　　　　間食のサービスもアイスクリームやサンドイッチがあり、よい。

　　　　　　　■　ホテル
　　　　　　　　　　　　けっこう厳しかった。最大の難関はモントルー5泊の轟音ルーム。
　　　　　　　　　　　　グリンデルワルトはとても安かったのにとてもよかった。
　　　　　　　　　　　　ブルンネンはカーテンを開けられず、ルツェルンは収納皆無部屋（当然だが）。
　　　　　　　　　　　　なんにしても今どき安く上げようとすると、問題があるのはやむをえない。
　　　　　　　　　　　　どこまで苦境に耐えられるか、修練の機会、修行の日々なのだ。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　14泊でトータル109298円。1泊平均7807円。

　　　　　　　■　現地通貨について　　　900CHF（スイスフラン）をキャッシング　
　　　　　　　　　　　　　　帰国翌日にクレジット会社に電話をし、その日の返済で91177円を振り込んだ。
　　　　　　　　　　　　　　1CHF＝約101.3円
　　　　　　　　　　　　　　クレジットカードの使用だと、102.34〜102.68円となっていた。
　　　　　　　　　　　　　　つまり、キャッシングした現金で払うのが多少よいレートだった。（普通の引き落とし返済で同程度）

　　　　　　　■　食事について
　　　　　　　　　　　　　　節約項目は食費くらいなので努力したつもり。
　　　　　　　　　　　　　　しかしながら、実質13日の食事日として41367円ということは、1日平均3182円ということ。
　　　　　　　　　　　　　　当然まともなレストランを利用する回数は減らしている。だが、セルフや駅スタンドなども値上がりしている印象だった。
　　　　　　　　　　　　　　コーラとサンドイッチで1000円以上するのはほんと厳しい。

　　　　　　　■　スイスパスについて　　　15日間フルに利用させてもらった。39600円で購入したが、10万円分以上使用した。
　　　　　　　　　　　　　　鉄道パスとしては、約820CHFつまり83000円以上使用。
　　　　　　　　　　　　　　ミュージアムパスとして使えるのはとてもメリットありだと思った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回フリーの使用が12回で、割引料金が2箇所。15000円分以上使用した。
　　　　　　　　　　　　　　

　　　旅行費用　　　　　　　　　　　　357359円　　（14泊16日）

　　　　　　出発前　　　　　222890円

　　　　　　日本で　　　　　前泊ホテル・食費など　　7635円

　　　　　　出発後　　　　　　　　　　　　　　　　　　　126834円　　　　　　　　　1CHF（スイスフラン）＝約101.3円で計算

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