例会紹介ページへ カレンダーへ |
第430回例会 劇団青年座公演 横濱短篇ホテル |
2022年2月19日(土)6:302月20日(日)1:302月21日(月)1:30会場 福島テルサFTホール |
7本の短編が繋がるオシャレな舞台 |
|
[解説・その他] マキノノゾミ(作)と宮田慶子(演出)のコンビで上演した『MOTHER』『フユヒコ』『赤シャツ』(2012年例会)、これらの三作品は、いずれも高い評価を受け、マキノノゾミ「文人三部作」と呼ばれるようになりました。その実績と信頼の上で12年ぶりに依頼した作品が『横浜短篇ホテル』です。 7つの独立した短編ドラマをオムニバス形式でつないでいく仕掛けは、マキノ氏が畏敬の念を抱くニール サイモン作品へのオマージュであり、劇作家として未知の分野に挑戦した野心作です。青年座もそれに応えるべく、宮田慶子演出のもと青年座らしいアンサンブル演劇を創り上げることができたと自負しています。これまでに全国7ブロックを巡演し、各地の会員さんの反応に手応え感じその評を聞き、大きな自信にもなっています。 新作上演は、劇作家と劇団の信頼関係の上に成り立つ共同作業。劇作家には、書きたいこと書いて創作 欲求を満たし自らを高める場所が必要です。 新作上演を創立の理念とする青年座は、その場所(劇団)であり続けることこそが日本演劇界においての役割であることと自覚しています。そして、劇団の創造理念を理解してくれ、劇団と呼吸を合わせてともに歩いていく仲間が演劇鑑賞会だと思っています。 |