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TransitionEffectManager::FadeMask (script/fgs/system.fges)


このクラスはトランジションマスクを使用したフェードエフェクトクラスです。
このエフェクトはARGBにトランジションパラメータを格納したマスク画像をフェード処理に使用します。

トランジション完了エフェクトでは呼び出された瞬間の画面を処理対象画像として使用します。

●継承/注入

   このクラスは継承/注入をしていません。

●インターフェイスとインターフェイスメソッド

   このクラスはインターフェイスの実装宣言をしていません。

●クラスメソッド

名前概要
public操作メソッド Execエフェクトを実行します

●クラスメンバメソッド

名前概要
public設定メソッド Setエフェクトパラメータを一括設定します
public操作メソッド Outトランジション開始エフェクトを実行します
public操作メソッド Inトランジション完了エフェクトを実行します

●クラス共有変数

   このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

名前概要
public color処理に使う画像がない場合に塗り潰す色
public img_name処理に使う画像名
public mask_name処理に使うトランジションマスク画像名
public frames処理時間
public first_easing前半部分に適用するイージング処理
public second_easing前半部分に適用するイージング処理




TransitionEffectManager::FadeMask::Exec

public static void Exec( INativeBitmap img, INativeBitmap mask,
             Integer start_a, Integer end_a, Integer frames,
             Integer first_easing=EasingLib::LINEAR, Integer second_easing=EasingLib::LINEAR)


   トランジションマスクによるフェードエフェクトを実行します。
   
   トランジションマスク画像はARGBそれぞれを異なる意味の値として解釈します。
   また、マスク上のAが0であるピクセルは処理を行なわず、元の値が維持されます。
   マスク領域が出力先領域より小さい場合、マスク領域はタイリングされます。
   A:処理時間を0〜255に正規化した時、推移が完了するタイミング
   R:処理時間を0〜255に正規化した時、中間ポイントのタイミング
         経過時間がこの値以下なら前半、より大きければ後半として扱います。
   G:中間ポイントでの強度推移量として扱う1/255単位の値。
         0で開始時強度、255で完了時強度と同じになります。
   B:処理時間を0〜255に正規化した時、推移が開始するタイミング

   このメソッドはエフェクトの完了まで戻りません。
   
INativeBitmap img :描画するビットマップ画像。
INativeBitmap mask :使用するトランジションマスク画像。
Integer start_a :開始時の推移強度(0〜256)。
Integer end_a :完了時の推移強度(0〜256)。
Integer frames :エフェクトに掛けるフレーム数を指定します。
Integer first_easing=EasingLib::LINEAR :前半推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。
Integer second_easing=EasingLib::LINEAR :後半推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。

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TransitionEffectManager::FadeMask::Set

public void Set( Integer color, String img_name, String mask_name, Integer frames,
             Integer first_easing=EasingLib::LINEAR, Integer second_easing=EasingLib::LINEAR)


   エフェクトパラメータを一括設定します。

   トランジションマスク画像はARGBそれぞれを異なる意味の値として解釈します。
   また、マスク上のAが0であるピクセルは処理を行なわず、元の値が維持されます。
   マスク領域が出力先領域より小さい場合、マスク領域はタイリングされます。
   A:処理時間を0〜255に正規化した時、推移が完了するタイミング
   R:処理時間を0〜255に正規化した時、中間ポイントのタイミング
         経過時間がこの値以下なら前半、より大きければ後半として扱います。
   G:中間ポイントでの強度推移量として扱う1/255単位の値。
         0で開始時強度、255で完了時強度と同じになります。
   B:処理時間を0〜255に正規化した時、推移が開始するタイミング

Integer color :処理に使う画像がない場合に使用する塗り潰し色。
String img_name :処理に使う画像ファイル名。
      空文字列を指定すると color で指定した色で塗り潰します。
String mask_name :処理に使うトランジションマスク画像ファイル名。
Integer frames :エフェクトに掛けるフレーム数を指定します。
Integer first_easing=EasingLib::LINEAR :前半推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。
Integer second_easing=EasingLib::LINEAR :後半推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。

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TransitionEffectManager::FadeMask::Out

public void Out()

   設定されたパラメータでトランジション開始エフェクトを実行します。
   このメソッドはエフェクトの完了まで戻りません。

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TransitionEffectManager::FadeMask::In

public void In()

   設定されたパラメータでトランジション完了エフェクトを実行します。
   このメソッドはエフェクトの完了まで戻りません。

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TransitionEffectManager::FadeMask::color

public Integer color

   処理に使う画像がない場合に使用する塗り潰し色。

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TransitionEffectManager::FadeMask::img_name

public String img_name

   処理に使う画像ファイル名。
   空文字列の場合は color で指定した色で塗り潰します。

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TransitionEffectManager::FadeMask::mask_name

public String mask_name

   処理に使うトランジションマスク画像ファイル名。

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TransitionEffectManager::FadeMask::frames

public Integer frames

   エフェクトに掛けるフレーム数。

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TransitionEffectManager::FadeMask::first_easing

public Integer first_easing

   前半推移時に適用するイージングの種類。

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TransitionEffectManager::FadeMask::second_easing

public Integer second_easing

   後半推移時に適用するイージングの種類。

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最終更新 2023/01/21