[前へ] [目次へ] [次へ]

RotateBoard (script/fgs/system_multipart.fges)


このクラスはDRを描画する回転板をウィンドウとして扱うクラスです。
このクラスでは位置座標の指定に中心座標を使用します。
実際のウィンドウの配置は中心座標と大きさから自動的に計算されます。

●継承/注入

   wraps DRRotateWindow
   inject JNativeWindowTemplate
   inject JNativeWindowRedirect


●インターフェイスとインターフェイスメソッド

   inject INativeWindow
   implements IAnimatePosition
          GetPos
          GetSize
          SetPos
          SetRect


●クラスメソッド

   このクラスはクラスメソッドを持っていません。

●クラスメンバメソッド

名前概要
internal操作メソッド SyncWindowLocateウィンドウ位置を同期します
public操作メソッド NewWindowウィンドウを作成します
public操作メソッド Connect描画するDRに接続します
public操作メソッド SetDRSizeDRキャッシュの大きさを設定します
public操作メソッド SetRotateInfo回転処理を設定します
public取得メソッドconst GetWindowPos回転板の中心座標を取得します
public取得メソッドconst GetWindowViewPos回転板の中心座標を取得します
public操作メソッド MoveWindow回転板を移動します
public操作メソッド ResizeWindowウィンドウをリサイズします
public操作メソッド SetAutoMove回転板を自動的に移動します
public操作メソッド SetAutoResizeウィンドウを自動的にリサイズします
public操作メソッド AdjustLocalPos回転盤の中心座標をこのウィンドウのローカル座標系に変換します
public取得メソッドconst GetDrawRect指定した角度の時の出力領域を取得します
public取得メソッドconst GetDrawViewRect指定した角度の時の出力領域を取得します

●クラス共有変数

   このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

名前概要
public offset_xウィンドウ位置の中心座標からのオフセットX
public offset_yウィンドウ位置の中心座標からのオフセットY
public rotate_size回転に必要な一辺の長さ




RotateBoard::IAnimatePosition@@GetPos

void IAnimatePosition@@GetPos(editable Integer? x,editable Integer? y)const

   このオブジェクトのアニメーション処理用位置座標を取得します。
   この座標は回転板の中心です。

editable Integer? x :[出力]このオブジェクトのアニメーション処理用X座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable Integer? y :[出力]このオブジェクトのアニメーション処理用Y座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::IAnimatePosition@@GetSize

void IAnimatePosition@@GetSize(editable Integer? width,editable Integer? height)const

   このオブジェクトのアニメーション処理用領域の大きさを取得します。
   この大きさは回転板を回した時の最大範囲に外接する矩形を示します。

editable Integer? width :[出力]このオブジェクトのアニメーション処理用領域の横幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable Integer? height :[出力]このオブジェクトのアニメーション処理用領域の縦幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::IAnimatePosition@@SetPos

Bool IAnimatePosition@@SetPos( Integer? x, Integer? y)

   このオブジェクトの位置をアニメーション処理用位置座標で設定します。
   この座標は回転板の中心です。

戻り値:処理に成功すると真を返します。

Integer? x :移動先のX座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
Integer? y :移動先のY座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。

先頭へ


RotateBoard::IAnimatePosition@@SetRect

Bool IAnimatePosition@@SetRect( Integer? x, Integer? y, Integer? width, Integer? height)

   このオブジェクトの位置と大きさをアニメーション処理用位置座標で設定します。
   このクラスではこのメソッドを使用できません。
   大きさは回転設定に基づいて自動的に調整されます。

戻り値:常に偽を返します。

Integer? x :移動先のX座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
Integer? y :移動先のY座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
Integer? width :新しいオブジェクトの横幅。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
Integer? height :新しいオブジェクトの縦幅。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。

先頭へ


RotateBoard::SyncWindowLocate

internal Bool SyncWindowLocate( Integer x, Integer y)

   中心座標と現在の回転設定からウィンドウを配置すべき座標と大きさを求め、再配置します。

戻り値:ウィンドウの再配置に成功すると真を返します。

Integer x :回転板の中心X座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。
Integer y :回転板の中心Y座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。

先頭へ


RotateBoard::NewWindow

public Bool NewWindow( Integer center_x, Integer center_y,
             INativeDrawResource dr, Integer dr_width, Integer dr_height,
             INativeWindow? addwnd, INativeInteger wndtype,
             INativeInteger? drawmode=NULL, INativeInteger? focus=NULL,
             INativeBool? visible=NULL, INativeInteger? alv=NULL)


   このオブジェクトでウィンドウを作成します。
   座標系は作成するウィンドウタイプによって決定されます。
   ウィンドウタイプがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   ウィンドウタイプが子ウィンドウかサブウィンドウである場合、所属させるウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウタイプである場合、所属させるウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   作成するウィンドウは現在のシーンに関連付けられます。
   シーンが起動していない状態ではこのメソッドは使用できません。
   
   このメソッドは他のウィンドウクラスと異なり、回転板の中心座標を指定します。
   実際のウィンドウは回転板の描画に必要な領域に外接する位置と大きさに管理され、
   見かけ上は回転板をウィンドウとして扱えるようになっています。

戻り値:作成に成功すると真を返します。
   
Integer center_x :回転板を作成する中心X座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。
Integer center_y :回転板を作成する中心Y座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。
INativeDrawResource dr :回転板に描画する描画元のドローリソース。
Integer dr_width :回転板の横幅。
Integer dr_height :回転板の縦幅。
INativeWindow? addwnd :作成するウィンドウの所属を決定するウィンドウ。意味はウィンドウタイプに依存します。
ウィンドウタイプごとの意味:
ウィンドウタイプ意味
トップレベルウィンドウこの引数は無視されます。
子ウィンドウ所属させる親ウィンドウ。
サブウィンドウ所属させるウィンドウ。
スタックウィンドウ所属させるウィンドウ。
挿入ウィンドウ直前の序列のウィンドウ。所属は指定したウィンドウと同じになります。
INativeInteger wndtype :ウィンドウタイプ。以下のいずれか。
識別子意味
Window::WND_TOPLEVELトップレベルウィンドウ。
独立して扱われるウィンドウです。仮想ビュー座標系を使用します。
Window::WND_CHILD子ウィンドウ。
親ウィンドウの中に配置されるウィンドウで、親ウィンドウの領域外に出ると正常に描画されません。
座標系は親ウィンドウのローカル座標となり、親ウィンドウが移動すると連動して移動します。
また、親ウィンドウに対して行われた操作の一部は連動して影響します。
Window::WND_SUBサブウィンドウ。
所属するウィンドウの補足情報を提示するためのウィンドウです。
座標系は所属するウィンドウのローカル座標となり、所属するウィンドウが移動すると連動して移動します。
原則として所属するウィンドウとは独立して扱われますが、削除や更新は連動します。
Window::WND_STACKスタックウィンドウ。
所属するウィンドウの追加処理を行うウィンドウで、ダイアログに近い扱いをします。
座標系は所属するウィンドウと同じになります。
原則として所属するウィンドウとは独立して扱われますが、削除は連動します。
また、サブウィンドウよりも上に描画されます。
Window::WND_PREV挿入ウィンドウ。
指定したウィンドウの次の序列に作成するウィンドウを挿入します。
ウィンドウタイプや座標系は指定したウィンドウと同じになります。
INativeInteger? drawmode=NULL :描画方法。以下のいずれか。
識別名内容
Window::COPY色と透過度を上書き
Window::COPYC色のみを上書き
Window::ALPHA透過描画(デフォルト)
Window::BLEND半透明描画
Window::LAYERレイヤー描画
Window::BACK背後に描画
Window::ALPHABLEND透過半透明描画
Window::LAYERBLENDレイヤー半透明描画
Window::BACKBLEND背後に半透明
Window::MIXALPHA透過合成
Window::MIXBLEND半透明合成
Window::MIXLAYERレイヤー合成
Window::MIXBACK背後に合成
Window::MIXALPHABLEND透過半透明合成
Window::MIXLAYERBLENDレイヤー半透明合成
Window::MIXBACKBLEND背後に半透明合成
Window::COPYAアルファのみ上書き
Window::MULAアルファのみ乗算
Window::REVMULAアルファのみ逆乗算
Window::ADDAアルファのみ加算
Window::SUBAアルファのみ減算
Window::FILLAアルファ設定
Window::BLENDALPHAアルファのみブレンド
Window::COPYTONE色変換して上書き
Window::TONE色変換して色のみに描画
Window::ALPHATONE色変換して透過描画
Window::LAYERTONE色変換してレイヤー描画
Window::BACKTONE色変換して背後に描画
Window::MIXTONE色変換して合成
Window::MIXALPHATONE色変換して透過合成
Window::MIXLAYERTONE色変換してレイヤー合成
Window::MIXBACKTONE色変換して背後に合成
Window::MULC乗算
Window::REVMULC逆乗算
Window::ADDC加算
Window::SUBC減算
Window::SCREENスクリーン
Window::OVERLAYオーバーレイ
Window::HARDLIGHTハードライト
Window::MULBLENDC半透明乗算
Window::ADDBLENDC半透明加算
Window::SUBBLENDC半透明減算
Window::SCREENBLEND半透明スクリーン
Window::OVERLAYBLEND半透明オーバーレイ
Window::HARDLIGHTBLEND半透明ハードライト
Window::MUL乗算合成
Window::REVMUL逆乗算合成
Window::ADD加算合成
Window::SUB減算合成
Window::MIXSCREENスクリーン合成
Window::MIXOVERLAYオーバーレイ合成
Window::MIXHARDLIGHTハードライト合成
Window::MULBLEND半透明乗算合成
Window::ADDBLEND半透明加算合成
Window::SUBBLEND半透明減算合成
Window::MIXSCREENBLEND半透明スクリーン合成
Window::MIXOVERLAYBLEND半透明オーバーレイ合成
Window::MIXHARDLIGHTBLEND半透明ハードライト合成
INativeInteger? focus=NULL :フォーカス制御。
以下の一斉指定識別子か、各グループのOR結合。
一斉指定識別子:全グループで同じ意味を設定したOR結合済み識別子。
識別名内容
Window::FOCUS_OK所属ウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません(デフォルト)
Window::FOCUS_REDIRECT所属ウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_BLOCK所属ウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
スタックウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_STACK_OKスタックウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_STACK_REDIRECTスタックウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_STACK_BLOCKスタックウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
サブウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_SUB_OKサブウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_SUB_REDIRECTサブウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_SUB_BLOCKサブウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
子ウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_CHILD_OK子ウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_CHILD_REDIRECT子ウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_CHILD_BLOCK子ウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
INativeBool? visible=NULL :ウィンドウを可視にする場合は真を指定します。
         空参照を指定した場合は真として扱います。
INativeInteger? alv=NULL :ウィンドウを半透明描画する場合の透過度。

先頭へ


RotateBoard::Connect

public Bool Connect( INativeDrawResource dr_obj, Integer dr_width, Integer dr_height)

   回転板の描画に使用するドローリソースに接続し、リンクを確立します。
   このメソッドを呼び出した時に既にリンクを持っている場合、自動的に切断されます。
   リンクしているドローリソースオブジェクトが消滅した場合、リンクは強制切断されます。

戻り値:接続に成功すると真を返します。

INativeDrawResource dr_obj :描画に使用するドローリソースオブジェクト。
Integer dr_width :回転板の横幅。
Integer dr_height :回転板の縦幅。

先頭へ


RotateBoard::SetDRSize

public Bool SetDRSize( Integer dr_width, Integer dr_height)

   回転板の大きさを変更します。

戻り値:処理に成功すると真を返します。

Integer dr_width :回転板の横幅。
Integer dr_height :回転板の縦幅。

先頭へ


RotateBoard::SetRotateInfo

public Bool SetRotateInfo( INativeFloat angle, INativeFloat? frame_angle=NULL,
             INativeFloat? h_mag=NULL, INativeFloat? v_mag=NULL,
             INativeInteger? offset_x=NULL, INativeInteger? offset_y=NULL,
             INativeFloat? axis_x=NULL, INativeFloat? axis_y=NULL)


   回転板の回転処理を設定します。
   
戻り値:処理に成功すると真を返します。

INativeFloat angle :回転角度(度単位)。
INativeFloat? frame_angle=NULL :毎フレーム加算する回転角度(度単位)。
      空参照を指定した場合、0.0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? h_mag=NULL :水平拡大率(1が等倍、最大10倍)。
      空参照を指定した場合、1.0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? v_mag=NULL :垂直拡大率(1が等倍、最大10倍)。
      空参照を指定した場合、1.0を指定したものとして扱います。
INativeInteger? offset_x=NULL :描画位置の水平補正値。0が領域の中心。
      空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
INativeInteger? offset_y=NULL :描画位置の垂直補正値。0が領域の中心。
      空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? axis_x=NULL :水平回転原点。0を領域の左端、1を領域の右端として指定します。
      空参照を指定した場合は0.5(中央)を指定したものとして扱います。
INativeFloat? axis_y=NULL :垂直回転原点。0を領域の上端、1を領域の下端として指定します。
      空参照を指定した場合は0.5(中央)を指定したものとして扱います。

先頭へ


RotateBoard::GetWindowPos

public void GetWindowPos(editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y)const

   このウィンドウの位置を取得します。
   座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   このメソッドは他のウィンドウクラスと異なり、回転板の中心座標を返します。
   
editable INativeInteger? x :[出力]回転板の中心X座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]回転板の中心Y座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::GetWindowViewPos

public Bool GetWindowViewPos(editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y)const

   このウィンドウの仮想ビュー座標系での位置を取得します。
   このメソッドはウィンドウを作成している場合のみ使用できます。

   このメソッドは他のウィンドウクラスと異なり、回転板の中心座標を返します。
   
戻り値:取得に成功すると真を返します。
   
editable INativeInteger? x :[出力]回転板の中心X座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]回転板の中心Y座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::MoveWindow

public Bool MoveWindow( INativeInteger? x, INativeInteger? y)

   このウィンドウを指定した座標に移動します。
   座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   このメソッドは他のウィンドウクラスと異なり、回転板の中心座標を指定します。
   
戻り値:処理に成功すると真を返します。

INativeInteger? x :移動先のX座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
INativeInteger? y :移動先のY座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。

先頭へ


RotateBoard::ResizeWindow

public Bool ResizeWindow( INativeInteger? x, INativeInteger? y,
             INativeInteger? width, INativeInteger? height)


   このウィンドウを指定した座標に移動し、さらに大きさを変更します。
   座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   このクラスではこのメソッドを使用できません。
   大きさの変更を行いたい場合は回転設定を変更してください。

戻り値:常に偽を返します。

INativeInteger? x :移動先のX座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
INativeInteger? y :移動先のY座標。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
INativeInteger? width :新しいウィンドウの横幅。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。
INativeInteger? height :新しいウィンドウの縦幅。
         空参照を指定した場合、現在の値を維持します。

先頭へ


RotateBoard::SetAutoMove

public Bool SetAutoMove( INativeInteger to_x, INativeInteger to_y,
             INativeInteger move_frame, INativeInteger? loop=NULL, INativeInteger? easing=NULL)


   このウィンドウを自動的に移動します。
   座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   このメソッドは呼び出された時の位置から指定した座標に向かって、 move_frame フレーム掛けて移動します。
   既に自動移動が設定されている状態でこのメソッドを呼び出した場合、設定は上書きされます。

   loop に Window::LOOP_ROTATION または Window::LOOP_ROUNDTRIP を指定すると、ループモードに従って設定が更新され続けます。
   この動作は FinishAutoMove または ResetAutoMove を呼び出すまで継続します。

   このメソッドは他のウィンドウクラスと異なり、回転板の中心座標を指定します。
   
戻り値:設定に成功すると真を返します。
   
INativeInteger to_x :目標のX座標
INativeInteger to_y :目標のY座標
INativeInteger move_frame :推移時間(1〜32767)
INativeInteger? loop=NULL :自動更新のループ処理を指定します。以下のいずれか。
識別名内容
Window::LOOP_SINGLEループせず目標の状態で完了します(デフォルト)
Window::LOOP_ROTATION完了後、開始時の状態から再実行します(循環モード)
Window::LOOP_ROUNDTRIP開始時の状態と目標の状態をループします(往復モード)
Window::LOOP_ONEROUND目標の状態まで推移した後、開始時の状態に推移して完了します
INativeInteger? easing=NULL :推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。

先頭へ


RotateBoard::SetAutoResize

public Bool SetAutoResize( INativeInteger to_x, INativeInteger to_y,
             INativeInteger to_width, INativeInteger to_height,
             INativeInteger move_frame, INativeInteger? loop=NULL, INativeInteger? easing=NULL)


   このウィンドウを自動的に移動し、さらに大きさを変更します。
   指定した大きさが現在と同じである場合、 SetAutoMove メソッドと同じ扱いになります。
   座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   このメソッドは呼び出された時の位置から指定した座標に向かって、 move_frame フレーム掛けて移動し、
   さらに呼び出された時の大きさから指定された大きさに向かって、 move_frame フレーム掛けてリサイズします。
   既に自動移動が設定されている状態でこのメソッドを呼び出した場合、設定は上書きされます。

   loop に Window::LOOP_ROTATION または Window::LOOP_ROUNDTRIP を指定すると、ループモードに従って設定が更新され続けます。
   この動作は FinishAutoMove または ResetAutoMove を呼び出すまで継続します。

   このクラスではこのメソッドを使用できません。
   大きさの変更を行いたい場合は回転設定を変更してください。

戻り値:常に偽を返します。
   
INativeInteger to_x :目標のX座標
INativeInteger to_y :目標のY座標
INativeInteger to_width :目標の横幅
INativeInteger to_height :目標の縦幅
INativeInteger move_frame :推移時間(1〜32767)
INativeInteger? loop=NULL :自動更新のループ処理を指定します。以下のいずれか。
識別名内容
Window::LOOP_SINGLEループせず目標の状態で完了します(デフォルト)
Window::LOOP_ROTATION完了後、開始時の状態から再実行します(循環モード)
Window::LOOP_ROUNDTRIP開始時の状態と目標の状態をループします(往復モード)
Window::LOOP_ONEROUND目標の状態まで推移した後、開始時の状態に推移して完了します
INativeInteger? easing=NULL :推移時のイージング処理を指定します。
         指定できる識別子は EasingLib#計算式と識別子の対応 を参照してください。

先頭へ


RotateBoard::AdjustLocalPos

public void AdjustLocalPos(editable Integer x,editable Integer y)const

   回転板の中心座標をこのウィンドウのローカル座標系に変換します。
   
editable Integer x :[入出力]中心X座標を指定し、ローカルX座標を出力します。
editable Integer y :[入出力]中心Y座標を指定し、ローカルY座標を出力します。

先頭へ


RotateBoard::GetDrawRect

public void GetDrawRect( INativeFloat? angle,
             editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y,
             editable INativeInteger? width,editable INativeInteger? height)const


   現在の設定で指定した角度の時、出力される範囲に外接する領域を取得します。
   
   出力される座標の座標系はこのウィンドウがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   このウィンドウが子ウィンドウかサブウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウとして所属している場合、所属しているウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
INativeFloat? angle :計算する回転角度(度単位)。
      空参照を指定した場合、現在の回転角度を指定したものとして扱います。
editable INativeInteger? x :[出力]出力領域の左上X座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]出力領域の左上Y座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? width :[出力]出力領域の横幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? height :[出力]出力領域の縦幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::GetDrawViewRect

public void GetDrawViewRect( INativeFloat? angle,
             editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y,
             editable INativeInteger? width,editable INativeInteger? height)const


   現在の設定で指定した角度の時、出力される範囲に外接する領域を取得します。
   このメソッドは仮想ビュー座標系で計算した値を返します。
   
INativeFloat? angle :計算する回転角度(度単位)。
      空参照を指定した場合、現在の回転角度を指定したものとして扱います。
editable INativeInteger? x :[出力]出力領域の左上X座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]出力領域の左上Y座標を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? width :[出力]出力領域の横幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? height :[出力]出力領域の縦幅を出力するオブジェクト。
      空参照を指定した場合、無視します。

先頭へ


RotateBoard::offset_x

internal Integer offset_x

   ウィンドウ位置の中心座標からのオフセットX。

先頭へ


RotateBoard::offset_y

internal Integer offset_y

   ウィンドウ位置の中心座標からのオフセットY。

先頭へ


RotateBoard::rotate_size

internal Integer rotate_size

   回転に必要な一辺の長さ(ウィンドウの一辺の長さ)。

先頭へ


[前へ] [目次へ] [次へ]

最終更新 2023/02/04