Time

Time　(ネイティブクラス)

このクラスは時刻を扱うクラスです。
このクラスではOSレベルの現在時刻や経過時間の取得が出来、
C/C++の time_t 値も扱うことが出来ます。

このクラスのオブジェクトはインスタンス化した時、現在時刻で初期化されます。

●継承

このクラスは継承をしていません。

●インターフェイスとインターフェイスメソッド

このクラスはインターフェイスの実装宣言をしていません。

●クラスメソッド

名前	概要
`Now_time_t`	現在時刻をtime_t値で取得します
`GetTickCount`	システムの起動時間をミリ秒単位で取得します
`time_tToTimeString`	time_t値を時刻文字列に変換します

●クラスメンバメソッド

名前	概要
`Get_time_t`	保持する時刻をtime_t値で取得します
`GetTime`	保持する時刻を要素別で取得します
`GetTimeString`	保持する時刻を時刻文字列に変換します
`Set_time_t`	このオブジェクトにtime_t値で時刻を設定します
`SetTime`	このオブジェクトに時刻を設定します
`SetFileTime`	このオブジェクトにFILETIME値で時刻を設定します

●クラス共有変数

このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

このクラスはインスタンス変数を持っていません。

●C++レベル追加情報

クラスID： FGES_CLASSID_TIME
クラス名： FGESTime

Time::Now_time_t

public static Integer Now_time_t()

   現在時刻を time_t 値で取得します。
   このメソッドはOSの現在時刻を返します。

戻り値：現在時刻を time_t 値で返します。

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Time::GetTickCount

public static Integer GetTickCount()

   OSの現在の起動時間をミリ秒単位で取得します。
   Windows版ではこのメソッドは GetTickCount64 の結果をそのまま返します。

戻り値：OSの現在の起動時間をミリ秒単位で返します。

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Time::time_tToTimeString

public static String time_tToTimeString( IInteger time)

   time_t 値を時刻文字列に変換します。
   時刻文字列は yyyy/mm/dd hh:mm:ss 形式で、
   月/日/時は一桁の場合スペースが補完され、分/秒は一桁の場合0が補完されます。

   このメソッドは最初に time から INativeInteger による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 time.Get を呼び出します。

戻り値：変換結果を返します。変換できない場合、 "無効な時間指定" を返します。

IInteger time ：変換する time_t 値。

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Time::Get_time_t

public Integer Get_time_t()const

このオブジェクトが保持する時刻を time_t 値で取得します。

戻り値：このオブジェクトが保持する時刻を time_t 値で返します。

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Time::GetTime

public void GetTime(editable INativeInteger? year,editable INativeInteger? month,             editable INativeInteger? day,editable INativeInteger? hour,             editable INativeInteger? min,editable INativeInteger? sec)const

   このオブジェクトが保持する時刻を要素別で取得します。
   このメソッドは興味のない要素は空参照を指定することができます。

editable INativeInteger? year ：[出力]年を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。
editable INativeInteger? month ：[出力]月を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。
editable INativeInteger? day ：[出力]日を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。
editable INativeInteger? hour ：[出力]時を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。
editable INativeInteger? min ：[出力]分を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。
editable INativeInteger? sec ：[出力]秒を出力するオブジェクト。空参照を指定した場合は無視します。

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Time::GetTimeString

public String GetTimeString()const

   このオブジェクトが保持する時刻を時刻文字列に変換します。
   時刻文字列は yyyy/mm/dd hh:mm:ss 形式で、
   月/日/時は一桁の場合スペースが補完され、分/秒は一桁の場合0が補完されます。

戻り値：変換結果を返します。

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Time::Set_time_t

public Bool Set_time_t( IInteger time)

   このオブジェクトに time_t 値で時刻を設定します。

   このメソッドは最初に time から INativeInteger による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 time.Get を呼び出します。

戻り値：設定に成功すると真を返します。

IInteger time ：設定する time_t 値。

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Time::SetTime

public Bool SetTime( IInteger year, IInteger month, IInteger day,              IInteger hour, IInteger min, IInteger sec)

   このオブジェクトに時刻を設定します。
   設定できる時刻は time_t 値で扱える範囲に制限されます。

   このメソッドは最初に各引数から INativeInteger による取得を試みます。
   これに失敗した場合、各引数の Get を呼び出します。

戻り値：設定に成功すると真を返します。

IInteger year ：設定する年。
IInteger month ：設定する月。
IInteger day ：設定する日。
IInteger hour ：設定する時。
IInteger min ：設定する分。
IInteger sec ：設定する秒。

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Time::SetFileTime

public Bool SetFileTime( IInteger filetime)

   このオブジェクトに FILETIME 値で時刻を設定します。

   このメソッドは最初に filetime から INativeInteger による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 filetime.Get を呼び出します。

戻り値：設定に成功すると真を返します。

IInteger filetime ：設定する FILETIME 値。

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最終更新 2022/05/29

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