●正しい理解と日々の予防

 

私が歯科医になった昭和46年(日本高度成長時代の始まりの頃)の幼児、学童の口腔状態は最悪でこの先どうなるのだろうかと大問題になり私も心配していました。

医院で、又歯科医師会や保健所なども
予防指導や検診を行って努力してきた結果、その効果が徐々に表れて、現在では3歳児でむし歯を持った子供が珍しいほど激減し、小学生に措いても過去と比較するとむし歯の数は大幅な減少みられます。
予防の効果がはっきり結果を出しているのです。

また、私の医院においても歯周病を理解し、正しい歯磨きと定期検診でチェックを続けている患者さんはよい口腔状態を保っている人が多く、30年間一本も歯を抜いたことがない患者さんも多くおります。
毎日の心掛け次第で予防できることが、はっきりと証明されています。