実は上下の歯を噛み合わせることによって、骨格、筋肉のバランスをとったり自律神経に働きかけて消化器をはじめ脳や脈管系の仕事を正常に機能させたりしています。
また、人間は夜寝ている時に必ず歯を食いしばっている時間があります。この行動は起きている時のストレスを発散していると考えられています。このくいしばっている時、音がする事を歯ぎしりといいます。この時に上下の歯で噛んでいる力は成人で約80kgあります。普通、フランスパンを噛み切る力が約30kgですから、
歯と顎には考えられないほど大きな負担がかかっています。
このように、歯と顎、噛み合せには色々な全身に及ぶ役割があります。ですから一本の歯を治療する時、その一本の歯だけではなく、他の歯全部と噛み合せ、全身の状態に注意しなければなりません。
当医院では、虫歯や歯周病によって歯が無くなり放置したために、くずれてしまった噛み合せや、歯ぎしりやくいしばりによって磨耗してしまった歯、噛み合せの異常からと思われる首や肩こり、腰痛など、歯だけではなく全身と噛み合せの関係も慎重に考えて患者さんとよく話合い治療を行っています。
気軽にご相談ください。
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