2016.8.22 齋藤洋太郎指導員のタイ遠征記(前編)  

201677日〜713日にタイへ行ってきたことをご報告させて頂きます。

●登場人物
 仙台組:平塚先輩、齋藤、ひでおさん、ひらつかさん、村田さん、こういちさん

 その他:リョウタくん、シイマくん
 タイの方:GOIさん、神田さん、トレーナー他

●タイ王国
 公用語:タイ語 人口:6,898万人 通貨:バーツ(1バーツ約3円)
 日本との時差:2時間

 首都:バンコク 人口:824万人 7月平均気温:最高32℃、最低25
 特別都市:パタヤ 人口:10万人 7月平均気温:最高31℃、最低26


●今回の行動予定
 7/7仙台→伊丹
 7/8関西国際→バンコク
 7/9バンコク
 7/10バンコク→パタヤ
 7/11パタヤ→バンコク
 7/12パタヤ→バンコク→7/13関西国際→伊丹→仙台

77日(木) 仙台→伊丹→関西国際 飛行機移動約80分 シャトルバス約70分>
出発の日。PM600仙台空港集合予定。
仕事のAMは営業業務、PMは心中ソワソワした状態で事務処理を早めに切り上げ、仙台空港アクセス線で空港へ向かった。
移動中の電車内では、仕事の電話が鳴り止まらない。
電車を降りて、平塚先輩と合流。
搭乗手続きを済ませ国内線出発ロビーへ向かった。仕事のやりとりはここで終了し、携帯電話の電源をスイッチオフ。

国内線にて伊丹空港へ移動。
伊丹空港へ到着。関西空港行のシャトルバスへの乗り継ぎ手続きをし、夕食を食べていなかったので、空港内のそば屋で、生ビールとざるそばを完食。平塚先輩は減量中の為、自分齋藤のみの食事となった。すみません。平塚先輩の頬がこけていた。


シャトルバス乗り場でひでおさんとひらつかさんと合流し、関西国際空港へ向かった。


78日(金) 関西国際→バンコク 飛行機移動約240分>
出発までの待ち時間がだいぶあったが、台風の影響も有り、更に出発が30分遅れた。
30分遅れようが何とも思わない。なぜならば、バンコクスワンナプーム空港着予定時刻がAM440なのだ。
着いても朝早すぎて、やることが無いからだ。

そして、30分遅れてJALにてバンコクへ向けて出発。
機内で日本のビールを飲み干し、仕事の疲れも有り、爆睡。
到着2時間前に機内食を食したと思ったら、あっというまにタイのスワンナプーム国際空港へ到着。

スワンナプームからはメダルの切符でおなじみのエアポートリンクに乗り、マッカサン駅で地下鉄(MRT)に乗り換え、スクンヴィット駅で降り、とりあえず、宿泊先とは別のホテルでトイレ休憩した後、徒歩で宿泊先へ向かった。

宿泊先のホテル「マンハッタン・バンコク」。チェックインまで時間があるので、大きい荷物はホテルに預け、ロビーで適当に時間を潰した。
両替の出来る時刻になったので、ホテル側のEXCHANGEで両替を済ませ、再びホテルへ戻ったが、まだチェックインは出来なかった。
とりあえず自分はお腹が空いたので、減量中の平塚先輩と一旦別れ、1人でホテル周辺の街を探索しつつ、タイ料理屋さんへ入った。片言の英語とジェスチャーで適当に注文とすると、タイ風のあんかけ焼きそばみたいな料理が運ばれて来た。とても美味しい。

タイに着いて初めての食事で成功した。食事も終えて、ホテルに戻ると、平塚先輩はロビーで睡眠中だった。
減量疲れではないだろうか。そしてようやくホテルへチェックイン(2泊予定)し、ホテルのプールへ向かった。
プールではシャドー、ストレッチ、スイミングとタイに来たら、ほぼ毎日のルーティン。

プール終了後、部屋でシャワーを浴び、着替えようとしたら、着替えのパンツをすべて日本に忘れたことに気付いた。
ショックを受け、とりあえずパンツを買いに近くのデパートへ向かった。
下着売り場に到着し、探索して見ると、ブランドパンツしか置いていなく、値段がかなり高い。
ユニクロパンツ3\1,000感覚だったので、戸惑ったが、最安値の1枚300バーツ(\900)のパンツを3枚購入した。

パンツ購入の接客をしてもらったタイ人の男性店員さんが、ずっと気になっていたが、尻をプりプりして歩く姿、それに顔が小綺麗。きっとおかまだろう。これもタイスタイル。買い物を終え、別なデパートで昼食を食べることにした。
平塚先輩は減量中の為、食べられないが一緒に付き合ってもらい、日本のラーメンチェーン店でトムヤムクンラーメンを食べた。
日本のラーメンチェーン店でトムヤムクンラーメンって何か複雑だったが、量は少ないが味は美味しい。
1杯100バーツ(\300)程度で食べられるので、とてもリーズナブルだ。


昼食を終え、平塚先輩の試合前の計量があるので、今回のマッチメイクでお世話になるロンポージムへMRT(地下鉄)で向かった。
クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターで降り、そこから徒歩。

そこからはおなじみの風景。バイクタクシー乗り場があり、道路挟んで向かい側にクロントゥーイ市場があり、地元の人が乗るバス乗り場があり、ところどころに屋台があり、全く車に止まってもらえない横断歩道があり、そこをタイスタイル(日本では強引に渡る感じ)で渡り、向かっていると、新しいムエタイグッズショップがオープンしていた。早速買い物をした後にロンポージムへ辿り着いた。

ロンポージムの神田氏と挨拶を済ませ、早速計量。ほぼクリア。その後、自分齋藤のみ練習を行った。
1回500バーツ(\1,500)。欧米人が合宿で来ていて、ジムは満杯だった。他に日本人3人も居た。

練習メニューは、ロープ3R→シャドー2R→ミット3R→サンドバック3R→腹筋50回、腕立て30回、ベンチプレス(軽量)30回。

練習終了後、日本人の練習生の中にいた、平塚先輩のお知り合いのリョウタ君を紹介して頂きました。
*リョウタ君は、宮城県の鷹虎キックボクシングジム所属のプロで、打撃格闘技イベントRISEにも出場している。

リョウタ君は1ヶ月間限定でタイのロンポージムでトレーニングに来ているとのこと。
7/10(日)の平塚先輩の試合のセコンドにリョウタ君もついてもらえることになった。
その後、コンビニで、平塚先輩は試合前の計量も終わったということで、タイでおなじみのマグナムアイス(40バーツ \120)を購入し、満面の笑みで食べていた。自分齋藤はペットボトル500mlのコカコーラ赤を(15バーツ \45)購入し一気飲み。
タイのコーラは安くて美味しい。

夕食の待ち合わせがあるので、来た帰路を戻り、ホテルマンハッタン・バンコクへ到着した。
待ち合わせは場所は、ホテル1階ロビー。
メンバーは、平塚先輩、私齋藤、ひでおさん、ひらつかさん、村田さん、こういちさんの6人。
タクシー2台でお店まで移動。着いたお店は、バンコクでも人気店という、地ビールのビアガーデン。

入口の黒板には予約者がびっしりと書いてある状況。ちなみに村田さんが得意でもあるタイ語と英語で電話予約済み。
すんなり入れたのも村田さんのおかげ。頭が下がります。ありがとうございます。

早速、ビールを頼むと細長い変わった入れ物のサーバーで運ばれて来た。

さらにそのサーバーから店員さんにジョッキグラスへ注いでもらい飲むスタイル。
乾杯。今夜は試合の前々夜祭。このお店の地ビールは、めちゃくちゃ美味しい。
何倍飲んでも飽きないので、ビールがすすむすすむ。

料理は基本タイ料理。カオマンガイやパッタイやパリパリチキン他とても美味しい。
初めて見た物は、タイ産の生がき。生がきが原因ではないが、前回お腹をこわしてしまった経験があり、ビビって食べられなかった。締めのデザートのアイスは美味しいけど、大きさが凄かった。
食事を終え、ホテルに戻り解散し、本日は終了。

79日(土) 試合前日観光 場所:カンチャナブリー バンコクからワゴン車と小船で約3時間>
早朝、私齋藤はナーナー方面へのランニングを済ませ、ホテルのモーニングを食べ、ロビーへ集合。ひでおさん、平塚先輩、私齋藤の3名。

今日は、試合前日ということもあり、観光DAY。タイに来るのは今回で、4回目にして初の観光となった。

ツアー内容:「戦場にかける橋」カンチャナブリ泰麺鉄道の旅(料金2,200バーツ(\6,600) 昼食付)

*「戦場にかける橋」 第二次対戦中にインドのイギリス軍を倒す目的で、日本軍は物資を送るためでタイとビルマ(現ミャンマー)を結び泰麺鉄道を造り、クウェー川に橋を架けた。その際、連合国軍をはじめ、東南アジア諸国、オーストラリアなど多くの国の捕虜と強制労働者が過酷な作業で命を落とした。橋が映画で有名になり、歴史を知る観光地となっている。

6:15-7:00
タイ人ガイドののGOIさん(女性)がホテルロビーに向かえに来る。
ワゴン車に乗って、他のホテルに立寄り、他のツアー客も乗せ、集合場所まで移動。


●7:20
出発  カンチャナブリ泰麺鉄道の旅の班と水上マーケット班と別れ、それぞれのワゴン車に乗って出発。
集合時間も早かったこともあり、移動中の車中では爆睡していた。
到着時刻が近くなるとGOIさんのカンチャナブリ関係の説明が始まった。日本語での機関銃トーク。
30分くらい止まらい。流石プロ。
途中サービスエリア的なところでトイレ休憩。平塚先輩はコンビニでパンダアイス(10バーツ\30)を買って食べていた。
パンダの形をしたアイスで値段のわりにはとても美味しい。
この時から平塚先輩はパンダアイスにはまっていくのだった・・・。

●9:40
ボート遊覧  ボート乗り場から小型のボート(8人乗りくらい)でクウェー川鉄橋まで乗船。
スピードがとても速く、ボートにちゃんと掴まっていないと飛ばされてしまう状態だった。
川の水上にも、家やお店があり、常に動いている状態だった。
クウェー川鉄橋の下を通過した後に到着。ガイドのGOIさんは日傘をさし、一時も離さない。
日焼けすることを大分気にしているようだ。

●10:00
2次世界大戦博物館  時間が無かったので外観のみ見学。

●10:15
日本人慰霊塔  線香を購入し、線香を上げ、拝ませていただきました。

●10:30
「戦場を架ける橋」近辺の散策、鉄橋を悠然と走る泰麺鉄道を鑑賞。
橋の途中途中に休息エリアみたいなところがあり、鉄道の走行を間近で見られる状況だった。
橋の側では、音楽を流し、ギターは弾けないがギターを持たされた少女が歌を歌っている。
お金稼ぎの為、親にやらされている感が凄いんじゃ。

●10:45
列車(指定座席)に乗車  エアコンは無いが、旋風機と自然の風で快適だった。
乗車すると先におしぼりが配られ、有料の飲み物販売が来る。その後、無料の水が配られた。
その後、チキンの販売、お菓子の販売、帽子の販売、販売員が勝手に乗客の写真を撮った記念写真の販売。毎回のお決まりコースなのだろう。
帽子も普通だし、いまいちパンチが無い。
しかし、GOIさんにもらったタピオカを砕いて油で揚げたお菓子は美味しかった。日本のかりんとうような味だった。

●12:20

タムカセ駅到着後、洞窟にご案内。乗車中の景色はほとんどが農園だったので、飽きていた。
洞窟の中には観音様がいたことと、掘っている作業途中で終わっている場所があったことと亀の形をした石があったことしか記憶にない。

●12:40
インターナショナルビュッフェのご昼食
タイ料理とビールを頂きました。昼間から飲むビールは最高だ。
料理のメニューでチキンがあるのにすぐなくなるので、食べようと待っていると、すぐになくなる原因が判明した。
欧米人の一人一人が1枚の皿に盛る料が大盛りに盛っているので、すぐになくなり、お店側も追いついていないのだった。
欧米人の肉の食べる量は凄いなと改めて思った出来事だった。

●13:00
カンチャナブリ出発。アルコールも入り、お腹も満腹。帰りは爆睡。
降車場所はある程度は融通が効き、お客の降りたい場所で解散していく感じだった。
ひでおさん、平塚先輩、私齋藤はシーロムで降りBTSでホテル最寄り駅まで戻り、ホテルマンハッタン・バンコクへ到着した。

ホテル到着後は、ホテルのプールでシャドーとストレッチとスイミング。
プール終了後、ひでおさんとひらつかさんと平塚先輩と私齋藤の4人で夕食へと向かった。
夕食のお店は中華風タイ料理店。途中から村田さんも加わり試合前夜祭。
平塚先輩はさすがにアルコールは控えていた。
私齋藤4度目タイで初めて本物のトムヤムクンを食べた。おいしいが凄く辛く、1杯目より2杯目、3杯目と段々辛さが増して行く感じだった。

夕食を終え、ホテルまでの帰路、露店を覗くと安いパンツが売っているではないか。
1枚100バーツ(\300)。バンコクでパンツを買うなら夜の露店が穴場なのかもしれない。
デザインや品質はよくわからないけど値段は安い。
ホテルに戻り就眠。いよいよ明日、試合だ。

710日(日) 試合当日 アジアティーク ザ リバーフロント>
試合当日、試合は夜。私齋藤はアソーク方面へのランニングを済ませ、平塚先輩とホテルのモーニングを食べた。
その後、ホテルのプールでシャドー、ストレッチ、スイミング。

今日はホテル移動日。ホテルマンハッタン・バンコクをチェックアウトし、本日の宿泊先ホテル、ナーナー駅側のロイヤルエクスプレスバンコクへチェックイン(1泊予定)した。
チェックイン後、時間もあるので、前々回も行っているのに閉まっていて行けていないムエタイショップへ向かうことにした。

店の名前は忘れたので、すみません。
BTSでナーナー〜ナショナルスタジアム下車、徒歩約10分。やはり閉まっていた。日曜日は休みらしい。
お店の帰り道に、テスコ・ロータス(ショッピングセンター)があったので、少し立ち寄り、BTSでナーナーまで戻った。
ナーナーに戻ってから、昼食を食べようとナーナー探索を行った。
近くにはコーリアンタウンやアラブ人街あり、異文化を肌に感じた。
せっかくのタイなのにタイスタイルではない。そして、結局はアラブ人街にあったマクドナルドで昼食を食べることにした。
とてもアローイ(タイ語で美味しいという意味)だが、これが、試合前最後の食事だ.。
タイスタイルかな?

昼食後、ホテルで休憩し、ロンポージムで神田氏とPM600に待ち合わせの為、ロンポージムへ向かった。

ロンポージムへ着いて、平塚先輩はリングの上で、神田氏とワイクルーの打ち合わせを行った。
試合は3分3R肘有り。
試合に同行してもらえるロンポージムのタイ人トレーナーを紹介してもらった。

当日、ロンポージムで練習をしていた、高虎キックボクシングジムのリョウタ君とシイマ君も一緒に試合会場へ同行してもらうことになった。

*シイマ君はロンポーマンションに住んでいて、インターナショナルスクールに通いながらロンポージムでムエタイを学んでいる。
アマチュアだが、ムエタイの試合にも出場している。今年の10/2に開催されるピーターアーツスピリット東北大会にも出場予定とのこと。

リョウタ君とシイマ君は早めに練習を切り上げ、トレーナー、平塚先輩、私齋藤、リョウタ君、シイマ君の5人でタクシー1台に乗車し、試合会場のアジアンティークへ向かった。道が混んでいたせいもあり、約30分で到着した。


*アジアティーク ザ リバーフロント
2012427日に正式にオープンをしたバンコクのナイトスポット「アジアティーク ザ リバーフロント」は、倉庫跡地を再建築して作られたチャオプラヤー川沿いに位置する巨大商業施設です。観光客向けのアジア雑貨やお土産店、バンコクで人気のファッションや雑貨などの小売店1,500店に加え、約40店のレストランが揃っています。



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