岩手&宮城 ミニオフの旅4
〔鳴子修行編〕
3日目-2



 一人湯巡り開始!
鳴子駅から電車に乗り、今日帰る友達と車内でお別れして私は再び鳴子御殿湯駅で降りる。
4時になったので一度宿「勘七湯」へチェックイン。 部屋で落ち着く間もなく東鳴子の湯巡りに出かけます。 宿でのんびり・・・も良かったんだけど、今日の宿(湯治棟)にはエアコンが無く夕方の部屋はまだ暑かった!

「こうなりゃ温泉に行くしかない!」

ということで、温泉バックを持ってブラブラと歩きます、帰りに夕飯も食べたいしね。


 ホテルニューあらお
まず向かったのは、東鳴子温泉の端に位置する鉄筋の大型ホテル。 こんな立派なホテルでも温泉を掛け流しで使っているから、鳴子は侮れません

<ホテルニューあらお>は男女別の内湯と露天風呂があって、鄙びてないので一般受けしそうです。 洗い場もあって備品も揃っているので体を洗うにも便利。 そして内湯と露天風呂に違う源泉が注がれていて2度美味しいです
普段はホテル系は好きじゃないんだけど、温泉が強力なこととほとんど貸切状態で利用できたことで、かなりのんびりと入浴してました。 お陰で湯上りは汗引かなくて困ったけど。。。

ホテルを出たのが5時半、そろそろお腹空いたので夕食にしましょ〜♪
今夜は一人で・・・向かった先は。


 焼肉 八兆
「ホテルニューあらお」から駅を通り越しながら歩いて10分ほどのところにある焼肉屋さん「八兆」

6月に東鳴子に来たときには「食堂舞」でデカ盛ラーメンを食べたから、今回は違うお店にチャレンジ!

テーブル席のほかにカウンターもあるので一人でも入りやすかったです。
カルビ定食を注文した後、店内を見渡すとほぼ満席!でビックリ。 そしてみんなが注文しているのがホルモン。 そんなに美味しいのかなぁ〜と気になって、私も注文してみました。
味は2種、ピリ辛と塩味があり悩んでいると(そんなことで悩むな!って感じですが)、「半分づつ出してあげるよ」とのこと。 辛さも調節できるようで中くらいにお願いしました。

カルビ定食は20cmほどのお皿にお肉が並び、ボリューム満点! 玉ねぎの下にもお肉があって良心的。 ご飯も大きい茶碗で、スープ付きです。 これで1100円はハッキリ言ってお得ではないでしょうか。
しかもお肉は柔らかくてジューシー! 美味しいからもう大変ですっ。(←興奮状態)

満席で次々入るオーダーに、私の料理が遅かったらしくお詫びにと鶏の首の肉(塩味)を試食させて頂き、それがまた歯ごたえある肉で美味しいっ! ホルモンは2つの味を食べ比べ。私は塩のほうが好みかなぁ〜、でもビールに合うのはピリ辛のほうだね。 量が多くてさすがにちょっと残してしまいました。
今度はぜひ数人で来て各種のメニューを食べてみたいです。 鳴子で気に入ったお店です。
カルビ定食(1100円) お肉いっぱい〜ボリュームあります ピリ辛ホルモン特別編(420円)


 旅館なんぶ屋
お腹一杯になって宿まで夜道を歩く。
さすがに30度を超える日中と違って過ごしやすくて助かるなぁ〜と思いながら通りかかったのが<なんぶ屋>
焼肉で体中に匂いが付いちゃったので、旅館の前を通ったら急にお風呂でサッパリしたくなって予定外だけど入浴(^^;

日帰り入浴も積極的に受け付けていて、東鳴子では夕方までの外来受付が多いなか、夜8時まで外来可なのは貴重。 綺麗な施設で内湯と露天風呂があり、さっぱりスッキリしてなんぶ屋を後にしました。


 勘七湯
勘七湯では一般の宿泊(旅籠)一泊2食付の他、気軽に泊まれる湯治プランがあって食事を付けたり素泊まりなどを自分の旅のスタイルに合わせてチョイスできます。 今回は夏プランで一人泊/素泊まり4000円ほどで利用させてもらいました。

【余談】翌日に若旦那さんとお話する機会がありその際に、「自分も若い頃いろんな場所へ旅した、一人泊を受けてくれる宿が少なくて自分が宿屋になったらどんなお客さん(一人客)でも快く受け付ける宿にしたいし、一人宿泊の電話対応も従業員に指導している」とお客さんの立場と宿屋さんの立場の両面から経営努力されている様子を伺い、とても嬉しく思いました。 今後の宿や温泉地の維持発展を願わずにはいられません。

部屋はエレベーターで2階へ。湯治棟といっても鉄筋コンクリートで古さは感じません。
ドアも鍵付き、部屋は6畳+ミニキッチン(ガス無料)。 ビックリしたのがトイレ付きだったこと!それもウォシュレット!! これなら長逗留しても快適快適・・・自分の家のように使えそうです。 お茶セット(茶葉はあるがこだわる人は持参したほうがいいかも)保温ポットは冷めたらやかんでいつでも熱々OK、テーブルや座椅子など備品は古いけど不自由なほどではありません。 一階にあるお風呂は清掃を除いて24時間OK。

夕食後には布団を敷いてゴロゴロしながら一休み。
冷凍庫で作っておいた氷で焼酎を飲みながら明日のプランニングしたりしてお腹が落ち着いた頃にお風呂に行きました。
湯治棟の部屋 ミニキッチンと冷蔵庫 トイレ(狭いけどウォシュレット)


 勘七湯のお風呂
大浴場と不老泉に2種の源泉をもつ勘七温泉

なかでも人気なのが独自源泉の「不老泉」
夕方はおば様方が3人ほど入っていたので入らずじまいだったため、夜にゆっくりと味わいました。
大浴場とは浴感がまったく違う湯で、気に入っちゃっいました


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