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撮影日記
2006/5・6
5/3(水)
戸田川緑地
ゴールデンウイーク真っ只中、戸田川緑地へ出掛けました。
5月3日〜5日の間は「花まつり」が催されており、イベント盛りだくさん。
当日は「尾張新次郎太鼓」の実演が行われ、太鼓の音が響いていました。
今日は、前日に絞っておいた撮影ポイントを周ってみました。
平日と祭日では、環境に差がありますね。
親子連れが目立つことは嬉しいのですが、
催し物のテントも多数みられます。
テントを画面内で整理したくても、思うようにならない場面もあります。
スナップに利用できそうな壁にもポスターが貼られてしまい、写すことができません。
この日は「芝生広場」付近で撮影し、戸田川子供ランド・ピクニック広場を歩き、フラワーセンター前広場の「花いちば」へ辿り着きました。
「花いちば」では、鉢花・花苗などを販売していました。
紫陽花・ブーゲンビレア・・・などなど。
花好きの私は、ついつい手が出そうになります。
しかし、今日は財布を持ってきませんでした。
お金さえ持っていれば、写真をよそに、両手に花を抱えて意気揚々と帰ったでしょうに。
5/3(水)
フラッシュが壊れた!
内蔵フラッシュが壊れました。
正確には、壊しました。
トレーシングペーパーを利用して光量を調節していたのですが、これが災いし、フラッシュが焚けなくなってしまいました。
戸田川緑地で日中シンクロしようと思ったら、フラッシュが上がりません。
修理に出すと、2週間くらいかかるかもしれませんね。
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私が一年半前に写真を始めた時、殆どの機材が揃っていました。
カメラバッグ・フィルター・三脚・・・。
後から買い揃えたのは、動物用のレンズ( EF 100−400 IS USM )と一脚のみ。
写真を始めると同時に、機材が殆ど揃っていたなんて、幸せですね。
しかし問題なのは、壊した時。
自前なら自業自得で済むのですが。
5/4(木)
ノリタケの森
テレビで紹介されていた鯉のぼりに釣られて、ノリタケの森へやってきました。
「鯉のぼり」は5月5日までの限定です。
屋根より高い鯉のぼり〜。
と、いきたい所ですが、ここの鯉のぼりは手を伸ばせば届きます。
正確には、「風が止んで垂れ下がったシッポに手が届く」と表現したらいいのでしょうか。
今日は祭日とあって、親子連れが多くみられました。
風もほとんど無く、穏やかな一日。
鯉のぼりもグッタリしています。
屋根より低い鯉のぼり〜。
どこかから、そんな声が聞こえてきそうでした。
5/4(木)
雑誌に掲載 「百万人の写真ライフ」
「百万人の写真ライフ」と「カメラのキタムラ」から郵便物が届きました。
「百万人の写真ライフ」チャレンジ道場・人物スナップの部に応募した作品が雑誌(65号・夏)に掲載されます。
ハガキによると、載るのは「あくび」(ゴマフアザラシ)で、「奨励賞A」なのだそうです。(掲載写真)
「奨励賞A」?
意味がよく分からないので、雑誌をみてみました。
誌面には「総合評価A・B・C」とあります。
表現が微妙に違うのでよく分かりませんが、
お気楽な私は「総合評価A」だったらいいなあ・・・と思います。
カメラのキタムラに応募した「幸せ」(アミメキリン)は佳作でした。
5/9(火)
梅雨のはしり
今週、東海地方は梅雨のはしりで、ずっとお天気がよくないそうです。
明日はサークルの撮影会があります。
雨・・・。
借り物のカメラを使っているので、雨が気になります。
5/10(水)
鶴舞公園での撮影会
天気予報によると、今日は一日雨。
ドシャ降りになる覚悟をしていましたが、幸運にも
午後2時頃まで雨は降りませんでした。
今日はサークルの撮影会。
風が強い中、バラやツツジを撮りました。
残念ながら、花を撮るのに適した環境とは言えません。
バラは蕾が多く、望遠レンズしか持っていない私には少し辛い状況でした。
100ミリや、180ミリマクロでないと撮れない被写体も多くあります。
撮れないものは諦めて臨機応変に対応できればよいのですが、写真歴の浅い私はそうもいきません。
どうすることも出来ずに、ボーっとしている時間が多かったように思います。
ベテランの方は、自分が持っているレンズに合わせて被写体を選んでみえるようでした。
頭を切り替えて、被写体を探す。
当たり前のことが、初心者にはできません。
何事も経験が物を言うのは事実ですが、見習わなければと思いました。
5/16(火)
体力づくり?
天気予報によると、本日の降水確率は10%程度。
雲行きが怪しいけれど、天気がもってくれることを期待して、東山動物園へ向かいました。
ところが、途中で雨が・・・。
寄り道しているうちに止むのではないかと思った私は、
写真展をハシゴすることにしました。
今週中に見たいと思っていた写真展は3つ。
それらを回っているうちに、止んでほしいものです。
最初に訪れたのは、ワキタギャラリー(「国際写真サロン」作品展)。
作品を見終わっても、雨は降り続いています。
仕方なく、富士フォトサロン(「2005日本カメラフォトコンテスト」写真展)に移動しました。
雨は更に強くなっていきます。
3件目、堀内フォトサロン(写真展「熱田神宮の四季」)に移動した頃には、疲れはてて動物園へ向かう気力もありません。
「何とかの法則」ではありませんが・・・、
雨が降るかもしれないと思って家にいると、降らない
思い切って撮影に出掛けると、降る
今日は、4キロ弱のカメラバッグを抱え、体力づくりに励んだ一日でした。
5/22(月)
バラ
再度、鶴舞公園に出掛けました。
本日は曇り。
花を撮るのに適した光線です。
バラは満開をやや過ぎた様子で、よく見ると花びらが傷んでいます。
今日は三脚に100-400mmと2倍の中間リングを付け、
ご一緒させていただいた方のファインダーを覗きながらの撮影です。
自力で対象を探すべきなのでしょうが、経験が浅い私には何をどう観察すればいいのか分かりません。
花を探せなくなると、
「○○さん、何処行った?」
「××さん、見せて、見せて・・・。」
ファインダーを覗かせていただいては、「綺麗!」
これでは、花を探しているのか、人を探しているのか分かりませんね。
他力本願・・・。
どんな花を探せばいいのか教えていただきながらの撮影でした。
5/23(火)
プリントを見てみると
ファインダーを覗いていると、綺麗なのにね。
そんな言葉を耳にしたことがあります。
バラの写真をプリントしてみて、この言葉の意味がよく分かりました。
ファインダー内では綺麗に見える花も、プリントすると今ひとつ。
花びらがボヤっとしている。
ボケが汚い・・・。
欠点を挙げればキリがありません。
花とレンズの位置関係、自分のレンズの特性などを体得するまでに時間がかかるということがよく分かります。
5/24(土)
フランソワ ルトンの死
福井からやって来たフランソワ ルトンのダイダイ(雌6歳)が、引越して来た翌日に亡くなっているのがみつかりました。
吐いたものを気管に詰まらせてしまった事による、窒息死とみられています。
一週間後の一般公開を楽しみにしていただけに、悔やまれます。
ダイダイは東山動物園にいた恋恋(レンレン・雌・2歳半)との交換でやって来た猿だったので、猿舎はオス一頭になってしまいました。
5/26(金)
キャノン、フィルムカメラ開発終了
時代の流れと共に、キャノンもフィルムカメラの新製品開発を終了するそうです。
既に販売している商品の製造は需要のある限り続けるそうですが、これによってフィルムカメラ事業の撤退・縮小の流れが加速することは否めません。
フィルムカメラを使っている私は、フィルムカメラ・デジタルカメラ、双方に利点・欠点があると思っています。
デジタルカメラに需要が集中するのは世の流れとして仕方のないことなのでしょうね。
5/29(月)
懲りもせず
全日本写真連盟の「新入会員写真コンテスト」に応募しました。
手元に残っている四つ切り写真が一番少ない時期なので、出品に毎年困ります。
応募料:1.000円、返送料:1.000円で何枚送ってもかまわないため、今回は出来る限り出しました。
木曽路の宿
里の秋
憩いの水
雪のダウンタウン
憩いのひととき
凝視
春の梢
祭りが行く
動物写真・スナップ系・ネイチャー系、混ぜてみましたが、相変わらず傾向が違う作品を送っているような気がするので、正直あまり期待していません。
6/3(土)
日春展
日春展(日本画・日展系)を観て来ました。
ここでも、動物を題材にした作品が数点ありました。
中でも、
東山動物園の「カリフォルニアアシカ」と、
豊橋総合動植物園の「オランウータン」は、
すぐにそれと分かります。
作者が共に愛知県在住だということもありますが、
特に、カリフォルニアアシカのオス(ダン)の表情は、普段、ダンがみせる表情によく似ています。
絵の世界で、身近な動物達に巡り逢えるとは思いませんでした。
6/10(土)
とりあえず参加しました
四季のフォトコンテスト「春」に写真を送りました。
腕試し部門(いきもの)に
桜並木を行く(サラブレッド)
だだっ子・ご愛嬌・老猿(ローランドゴリラ)
腕試し部門(こども&赤ちゃん)に
春の日に
腕試し部門(自由)に
雨の庭(蘭の花)
これからも、出せそうな写真があれば参加しようと思います。
6/11(日)
賞品の内容
キタムラから佳作の「賞品」をいただきました。
賞品の内容が気になる私に店頭で手渡されたのは、
小さめの箱でした。
フィルムでも、写真フレームでもなさそうです。
包み紙を開けてみると・・・「桐」の箱が現れました。
ひょっとして・・・、
希望が膨らみます。
中身は商品券、5.000円なり。
賞品と言うからには「物」だと思っていたので、キタムラの粋な計らいに感心しました。
6/13(火)
孔雀の雛
孔雀に雛が生まれました。
2羽の雛がヨチヨチ歩きで母鳥の後を追い、来園者の目を楽しませてくれています。
まだ子供が小さいせいか親は警戒心が強く、鳥舎の奥でこちらを伺っています。
まるで
「あんたらは、信用できん。」(あなた達は、信用できない)
と、言われているようですが、もう少し子供が大きくなれば、私達の近くを散歩してくれることでしょう。
6/14(水)
オーバーホール
カメラと外付けスピードライトを修理に出しました。
カメラは18.000円かけてオーバーホールします。
スピードライトは型が古く、部品が残っているかどうか、ギリギリの状態だそうです。
24.000円ほどの出費で、22日(木)頃、戻ってきます。
6/14(水)
富士フィルムフォトコンテスト
富士フォトサロンへ「45th FUJIFILM PHOTO CONTEST 2005」を観に行きました。
様々な発想の写真が多数あり、中でも生き物を題材にした写真は興味深く拝見しました。
また、ネイチャーフォトの中では、グランプリを受賞した「山とホテイアオイ草」の、ホテイアオイのみごとな情景が印象に残りました。
一面にホテイアオイが咲き乱れる、こんな素敵な場所があるんですね。
6/17(土)
エンゼル支部の写真展
ワキタギャラリーへ、全日写連の支部(エンゼル支部・大府支部)の写真展を観に行きました。
動物の写真も何枚か展示されていましたが、私とは視点の違った様々な写真、参考になりました。
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今年4月から名古屋市交通局は「土・日 エコキップ」を発売しました。
バス・地下鉄、どれだけ乗っても600円。
この恩恵を受けて、土曜日に写真展巡りができるようになりました。
あちこちのギャラリーで開催されている写真展を探し、なるべく多くの作品を観たいと思います。
6/18(日)
締切、間近
「作品を死蔵することなく、なるべく発表するように・・・」
師の教えを実行している?割には、締切を殆ど意識せず、慌ててばかりいます。
ボーッとしているうちに、どんどん過ぎていってしまう締切。
出し損ねた・・・などということに、なり兼ねません。
写真が焼いて無い。
画題はどうするの?画題。
先生に相談する手もあるけれど、毎回「これ、どんな画題がいいでしょうか?」と聞く勇気がありません。
え〜い、
通るかどうか分からないから、適当に画題、付けちゃえ・・・。
どうせ、通りゃせんわ〜。(どうせ、通らないわ〜)
と、出した写真に限って通ってしまったりして。
なかなか出来ないことですが、前もって準備しておくべきですね。
また「百万人の写真ライフ」の締切が迫ってきました。
6/19(月)
連敗ストップ「全日写連新入会員写真コンテスト」
全日写連からハガキが届きました。
新入会員フォトコンテストに出した、「憩いのひととき」(カリフォルニアアシカ)が入選したようです。
今月末にしか結果が出ないと思っていたので、ハガキを見てもピンと来ませんでした。
この作品、実は全日写連で過去に3度、落ちています。
一度は最終選考あたりまで残ったようですが、諦めずに出し続けた甲斐がありました。
何度か選外になった作品の切りをいつ付けるか、思案のしどころですね。
全日本写真連盟のフォトコンで5連敗中でしたが、やっと終止符を打つことができました。
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参考までに、作品展は・・・
2006年 7月3日(月)〜7月8日(土)
アサコムホール(朝日新聞大阪本部 1F)
10:00から18:00(最終日:14:00まで)
お近くの方はご覧下さい。
6/20(火)
カメラ修理完了
キャノンから電話がありました。
修理に出していた「カメラ」と「スピードライト」が直ったそうです。
スピードライト(380EX)の部品(シュー・シューナット)は、なんとか残っていました。
製造が打切られていると困りますね。
6/21(木)
希望の川 −子供達の詩−
キャノンギャラリーを覗いてきました。
展示されていたのは三留理男さんの写真展「希望の川 −子供達の詩−」でした。
「希望の川」は、
内戦後ようやく訪れた平和と安全の日々の中、カンボジアの明日を生きる子供達の姿を、報道カメラマンの視点で切り取ったものです。
そこには豊かな日本と違った情景が展開し、同じ地球上とは思えない世界が広がっています。
私達は日ごろ、平和で豊かな国に住んでいるという自覚がありません。
しかし、こういった写真を観ると、私達が享受している豊かさや幸せとは何なのかを考えさせられてしまいます。
6/25(日)
飛騨高山
写真教室の皆さんと高山へ出掛けました。
撮影地は大きく分けて2ヶ所。
午前中は飛騨の里を訪れました。
本日は曇り。
被写体コントラストも殆ど無く、まずまずのコンディションです。
飛騨の里は古民家を移築し、山里の生活道具などと共に一般公開しています。
時代を経て伝えられた建物の中には興味深い被写体が多数あります。
しかし
室内は暗く、
単体のレンズか一脚が必要でした。
前もって状況が分かっていれば・・・、それが悔やまれます。
飛騨の里では1時間ほど撮影し、バスで高山駅方面へ向かいました。
高山駅周辺と言えば、
高山陣屋・宮川に架かる赤い橋・土産物店が並ぶ町並み・・・などなど。
観光客にはこういったイメージしかありません。
これが高山??
以前、訪れたことのある高山は何?
私は今回の撮影会でショックを受けました。
観光客として街中を散策するのと、プロカメラマンの視点はこんなに違うものなのか。
先生の後について回ってみて、
これが正直な感想です。
ある種のカルチャーショックでしょうか。
メインストリートからはずれた道を、歩いてみるべきですね。
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