駄話・22年09月分

22`09/14(水) -20:53-

先日、
Xbox 360VELVET ASSASSIN」をクリアしました。

良くあるTPSアクションのUI

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簡単な内容説明

第二次世界大戦期が舞台の、ステルス系アクションゲーム。

イギリスの工作員であるヴァイオレットは、対ドイツの諜報活動で任務に就く。
しかし、その任務中、彼女は負傷し、生死の境を彷徨っていた。
その不確かな意識の下で、彼女はこれまでの任務を回想する。
今まで何をして、何故こうして倒れているのかを……

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と言う事で、今回はステルス系ACTである「VELVET ASSASSIN」です。
何と無く、久しぶりに
ステルス系が遊びたくなったのと、先頃遊んだ「オペレーション・ダークネス)」が消化不良で、同じ第二次大戦期が舞台でその意味では雰囲気近いから選択(^^;
この辺の時代設定、雰囲気良くて好きなんですよ。

さて、内容の方ですが、
ステルス系ACTでステージクリアタイプ。
陰や草むらに潜む事で敵から発見されなくなり、背後を取ればサイレントキルが可能。
敵が手榴弾を腰から下げている場合、そのピンを抜いて爆発させる事も出来ます(上手く行けば複数の敵を倒せる)。
口笛を吹いて敵の気を引き上手く誘導すると、陰が無くても背後が取れたり。
ヴァイオレットが意識混濁状態で回想していると言う設定故、トランスと言う特殊能力も使えます。
ベッドで横になっている彼女が、何某かの薬物を注射される事で意識が加速(?)し、一時的に時が止まり敵を正面からでもサイレントキル出来るようになります。
緊急避難的に使用して、窮地を脱するのに重宝します。

基本装備はナイフと懐中電灯だけで、ミッション毎に初期装備は変わります。
サイレンサー付きのコルトが基本で、ミッション途中でルガーやショットガン、スナイパーライフル、フレアガン、アサルトライフルなどが入手可能ですが、数ステージで1エピソードと言う構成で、同一エピソード間では装備や弾薬を引き継ぎますが、エピソードが変わると基本装備だけになります。
継続して装備類を強化して行く類の成長はありません。
成長としては、ステージ内の収集品を獲得、乃至秘密目標の達成により経験値が獲得出来、1000ポイント溜まる毎にスキルポイントを1獲得。
そのスキルポイントを使って、トランス、ステルス、体力を5段階まで強化出来ます。
トランスはトランス剤の所持数増加と効果時間延長、ステルスは忍び足の速度上昇、体力は打たれ強くなって死ににくくなります。

出来としては、普通の
ステルス系ACTですね。
若干
ヴァイオレットが弱く死にやすいので、難しいっちゃ難しんですが、見付からないようにすれば問題無いので。
見付かったとしても、大抵の
ステルス系と同じように、少し逃げ隠れしていると警戒モードが終わります。
仲間が殺されたのに、逃げるでも無く応援を呼びに行くでも無く、また決められた通りに歩哨を再開(^^;
ゲームだから仕方ありませんが、仲間の死体を足元に見ながらいつも通りに行動する姿はシュールですわ。

個人的に気になったのは、ステージが終わる度に表示されるリザルトです。
ここで、そのステージ内の収集品〇/〇、経験値〇/〇と表示されるんですよ。
取り損ねがあるよ、とわざわざ毎ステージお知らせするスタイル。
ま、いっか、と気にせず遊べる人は良いんでしょうけど、俺はめっさ気になります。
と言うか、性格的に無視出来無いから、結局今クリアしたステージの最後のセーブデータをロードして、ステージ内を戻りつつ探し回る事になります。
これがストレスで、いらいらしました(-ω-;

1周全部クリアした後、総合リザルトとして取り損ねがあるよ、と言われれば、もう1周して見付けてみよう、と言うモチベーションにもなりますが、一々途中で知らされると無視出来ずにそこで足踏みです。
しかも、1箇所だけどうしても秘密目標が見付からず、仕方無しに先に進み、2周目でもう一度挑戦してみようかと思ったら、2周目なんかありませんでした(-ω-)
結果、秘密目標1つ分だけ経験値が足りず、スキルを全部成長させられずに終了。
収集品を拾って経験値、と言うのも、コレクションアイテムとは違い取り損ねる事で直接マイナスになるからどうかと思いますが、収集品と秘密目標に全経験値が設定されているから、完璧に達成しない限り完全には成長させられない。
敵を倒すと経験値、倒し方で増減、1周では上げ切れないから周回プレイでスキルをさらに上げて行く、と言う形なら、もっと楽しいと思えるのになぁ。

ちなみに、クリア後当該ステージを冒頭からプレイし直して、見付からなかった秘密目標は発見しました。
ステージは、第三の男・ゲットーです。
リザルトで、収集品は全て見付けたのに経験値が300足りていなかったので、ここに秘密目標があるんだろうと確信。
倒した敵の人数が2人足りない事が少し気になりはしたものの、他の秘密目標の例もあるので隠し部屋を探したり、スナイパーを倒すのが特徴的なステージなので、どこかの窓にまだ他の敵がいるのでは?と探したりしたものの、最初は断念。
一応、参考の為に答えを書いておきますね()。
私は、あぁでも無い、こうでも無いと色々試している内に、偶然の助けがあって気付きました。
この条件は、かなり判りづらいと思います。

それから、
ヴァイオレットが弱いので、正面から戦闘する事前提のシーンはバランス悪いです。
一応、防弾チョッキも手に入るんですが、どのステージにも必ずある訳では無く、エピソードが変わると失われます。
それでも、回想の間は良いんですが、問題は最後です。
後ろの2ステージは、
ヴァイオレットが意識を取り戻した後のエピソードなので、まずトランス剤が使えなくなります。
それにより、緊急避難が出来無くなるので、いざと言う時どうしようも無い。
そして、目覚めたばかりの
ヴァイオレットは下着にインナーキャミソールと言う格好で、武器もナイフ1本、防弾チョッキも着けていないし、最後のエピソードでは入手も出来ません。
トランスと言う切り札も封じられ、身を守るものも無く、弱いままで敵と戦わなくてはならない。
最終シーンは、かなりの数の雑魚を殲滅する必要があり、何度投げようと思った事か(-ω-;
最終的にトランスは使用不可になるし、最後の戦闘は鬼難易度なので、スキルの体力が実は重要。
私は、経験値が足りずにスキルを上げ切れませんでしたが、トランスとステルスを先に上げてしまい、体力4での挑戦だった為、余計に苦しかったです。
もしこれから遊ぶなら、トランスは4で良いので(2で1本、4で1本所持数が増加、135はトランス時間の延長)、体力は5にしておきましょう。
まぁ、経験値を全て獲得出来れば、3つとも5に出来るけども。

あと、環境面で気になったのが、日本語音声、日本語字幕なのは主人公の
ヴァイオレットだけなんですよ。
意味合い的には、敵であるドイツ兵はドイツ語のまま、と言う事かも知れませんが、字幕が付いて言っている事は判るようにしてあるのだから、何語かは関係無いはずです。
ヴァイオレットだけでも日本語音声なのはまぁありがたいですが、敵兵の会話は結局字幕読む事になるので、ステルス状態維持しつつ取り敢えず会話聞く間隠れておく必要があります。
大して重要な会話なんてしていませんが、ゲーム進行中に会話させるなら、字幕読ませるんじゃ無くて日本語音声化して欲しいですね。
ゲーム的にそんなに多くありませんが、忙しいシーンでは読んでいる暇ありませんから。

最後に、個人的に重要なポイントとして、良いお尻でした。
これは真面目な話、三人称視点のゲームではPCの容姿は重要です。
常に背後からの視点で眺めているので、嫌でも目に付きます。
バイオハザード」のジルがクランク回す頃から思っていますが、PCが女性キャラの場合良いお尻かどうかは大事なポイントなのです(*^∀^*)
ヴァイオレットのお尻は、良いお尻でしたヽ(^∀^)ノ

と言う訳で、
ステルス系ACTとしては中の中くらいの普通の出来で、充分楽しめました。
性格的にイライラさせられたり、戦闘のバランスがシビアなのは好みに合いませんでしたが(-ω-)
ゲームの感想で何度か書いていますが、敵が強くてPCも強い難しさは、やり甲斐や達成感に繋がるのでむしろ良い難しさです。
しかし、敵だけ強くてPCが弱い所為で難しいのは、単にイラつかせるだけで爽快感も達成感も得られず、悪い難しさだと思います。
PCが弱いとやれる事が限定されてしまい、プレイヤーの腕では無く運でしか勝てませんからね。
一応、体力を5にしたらどれくらい変わるのか試したいと思わないでもありませんが、少なくとも難易度HARDに上げてもう1周、とは絶対に思いません。
このゲーム、嫌いでは無いけど、もう一度遊ぶ気にはなれないな(^^;
パズルのようにステルスで敵を排除しつつ少しずつ先に進む感じは充分楽しかったので、興味があったら一度遊んでみても良いと思いますけどね。

(ブログの方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★☆☆(3/5)


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22`09/03(土) -20:53-

先日、
SSスレイヤーズ ろいやる」をクリアしました。

戦闘シーンはSRPG風

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簡単な内容説明

人気小説「スレイヤーズ」のキャラクターゲーム。
基本は本編(スレイヤーズ)のゲーム化ですが、「すぺしゃる」の名物キャラクター白蛇のナーガも登場します。
内容自体は、本編の冥王フィブリゾを倒した後、リナとガウリイが光の剣の代わりを探している時期(だと思われる)。
原作者神坂一が監修したオリジナルシナリオです。

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と言う事で、今回は「スレイヤーズ」のキャラゲーです。
丁度今、予てより継続中の“10代の頃に読んでいた小説の読み直し、且つ途中になっていた先を集め直して最新刊まで追い付く”で「
スレイヤーズ」を読んでいます。
ある程度巻が進んだところで、ゲームのしおりが挟んであったので、そう言えば「
スレイヤーズ」もゲームが出ていたな、と思い出し、SFC版はバッテリーバックアップ問題もあるからスルーして、今回SSの「ろいやる」、「ろいやる2」、PSの「わんだほ〜」の3本を購入。
早速、古い順に「
ろいやる」を遊んでみました。

さて、詳しい内容ですが、「
スレイヤーズ」のキャラゲーで、一応ロールプレイングゲームと言う事になっています。
主人公は本編同様
リナガウリイのコンビで、そこにオリジナルのゲストキャラであるラークが加わり、進行によってナーガが加入。
しかし、気が付けばいなくなっているいつものパターンで
ナーガが外れ、その後ゼルガディスアメリアシルフィールと順を追って加入して来ます。
さすがに、
フィブリゾ戦以降のはずなので、ゼロスは出て来ません。
最後に再び
ナーガが加入しますが、上手くアメリアとは出逢わないようになっています(^^;
上記のネタは、完全に作品のファンで無ければ何の意図があっての文章か判らないと思いますが、つまりこのゲーム、完全なファン向けゲームです。
有名な作品の
RPGだから、ゲームから入ってみよう、と言う遊び方は推奨しません。
色々な意味で、ファンだけが遊ぶゲームと断言しておきます。

システム的には、
アドベンチャーゲームのようにグラフィックと文章でお話を進め、途中途中で戦闘シーンが挟まる格好。
AVG部分も、旧来のコマンド選択式では無く、ポインタで指定した場所を調べたりするタイプ。
宿屋に泊まったり、夜まで待ってから酒場で情報収集したり食事をしたり、武器屋、道具屋で買い物したり、街から街への移動をしたり、と
RPGのような行動は取れます。
フルボイスではありませんが、要所要所ではアニメ版のキャストが喋ってくれますし、
SSなので画質は悪いですがアニメムービーもいくつか挟まります。
AVGタイプのキャラゲーとして考えれば、この辺は及第点の出来でした。
問題は、
RPG部分ですね。

ファンならご存じの通り、
リナは魔王(の一部)すら倒す最強の魔道士、ガウリイは魔族と剣だけで渡り合い、時に凌駕さえもする最強剣士、そのまま普通のRPGのようにLv1から始まって経験値を溜めてLvアップを繰り返し……なんて感じでは、雰囲気出ません。
だから、そもそも題材として
RPGにしづらいんですが、世界観がファンタジーRPGなのでRPGにしなくちゃ、と考えるんでしょうね(^^;
結果的に、最初から充分強くて、原作再現の為に数多くの魔法も使えて、基本戦闘シーンは苦戦しません。
リナの代名詞でもある竜破斬(ドラグ・スレイブ)をいきなり噛ませば、雑魚の数も一気に減らせます。
正直、
RPG的な楽しみを求めるようなゲームじゃ無いんですよね。

元から強いんで、成長システムも蛇足です。
能力値には基本数値以外に修正値があり、戦闘時に倒した敵が落とすアイテムを拾う事で修正値が上がって行き、武器防具は買い替えて装備し直すのでは無く、新しい武具を入手するとその分修正値が加算されて行きます。
HPやMPの最大値は変化せず、能力の修正値だけが少しずつ上がって行くだけ。
武具は加算なので、今何を装備しているかも確認出来ません(^^;

さらに、一番の問題が、時間が掛かると言う事。
コマンド選択式では無く、
シミュレーションRPG(一応リアルタイム)のようにマップ上でユニットを動かして戦うので、移動にも時間が掛かるし、雑魚が多ければ弱くても掃討するのに時間が掛かる。
あと、細かい部分ですが、初期設定がAI任せになっているので、一々戦闘の度にまず手動に切り替えるのも時間の無駄。
さすがにデフォルトがAIなのは、どうかしていると思う(-ω-)
一応、魔法の詠唱とか
ナーガの高笑いで物理攻撃ほぼ無効とか、原作再現への貢献はある程度しているけど……
そうして時間が掛かるわ、それでいて戦闘シーン多いわで、進行が一々止まってテンポ悪いんですよ。
まぁ、戦闘シーン無かったら、ゲームとしては短過ぎると思うけど(^Д^;

それから、ごく個人的な事情ですが、「
スレイヤーズ」の原作小説を読み返しながらのプレイだったので、アニメ版ベースの内容に少し違和感が。
私は
林原めぐみが大好きですし、当然アニメ版も好きなんですが、正直作画の良いアニメ作品とは思いません(^^;
小説の挿絵と比べて、特に魔族のデザインがダs……洗練されておらず、格好悪いんですよね(^Д^;
神坂一が監修しているのは多分脚本の方だけだと思うのですが、「ろいやる」のオリジナル魔族は人間に近い姿形の癖に弱いし。
スレイヤーズ」の設定として、人間に上手く擬態出来る魔族ほど上位と言うのがあって、魔王の配下やその手下クラスはほぼ人間と見分けが付きません(本来の容姿は別)。
原作では、一部人間離れした容姿の魔族が、良い味出しているんですけどね(全身像は人間ぽいけど、頭だけ真っ黒い球体とか)。
原作小説を読み返している最中だけに、ちょっとだけ質が劣るな〜なんて感じてみたり。

と言う訳で、これ完全に「
スレイヤーズ」ファン用ゲームです。
特に、アニメ版のファン向け。
蛇足な戦闘シーンと、それによるテンポの悪さがあるから、正直作品のファンで無ければイライラして我慢出来無いかも知れません(^^;
反面、アニメ版のファンゲームとしてはツボを押さえてあるし、クリア後のおまけでムービーを観返したりも出来るから、
キャラゲーとしては及第点。
いっそ、戦闘シーン無しの
AVGとして作っていたなら、もっと面白かったかも知れん(-ω-)
ですから、
RPGとしてはおすすめ出来ませんが、「スレイヤーズ」のキャラゲーとしては充分おすすめ可能。
まぁ、諸手を挙げて面白かったとは言えないので、「
ろいやる2」を遊ぶのは当分先で良いや(^^;
読み返しはまだ時間掛かりそうだから、その内また遊びたくなるだろ。


個人的評価
★★★☆☆(3/5)


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