台湾旅行記 いろいろ編

※ 1元=約3円(2009年4月当時) ※

 

サントスホテル(三徳大飯店) 【HPはこちら】
サントスホテル  今回のお宿はMRT民権西路駅から徒歩5分のところにあるサントスホテル(左上写真)。
 当初は台北駅至近距離にあるコスモスホテル(天成大飯店)を予約していたのだが、人数変更の都合でいったんキャンセルして再度予約しようとしたところ、コスモスホテルはトリプルが専用ルーム(ツインルーム+エキストラベッドではない)で数が少なく満室になってしまっていたため、同料金のサントスホテルに変更。
 ロビーにはなぜか甲冑が飾ってあり、フロントではウェルカムドリンクならぬウェルカム台湾バナナをくれる(美味しくいただきました)。 室内
 朝食時の食堂の雰囲気からすると、このホテルの利用客はほとんどが日本人or中国人のようで、運悪く中国人団体さんと一緒の時間帯にかち合うとテーブルを確保するのがなかなか大変。 朝食ビュッフェは和洋中(飲茶風?)いろいろあるのだが、味が若干ビミョーだったような…。(^^;

 室内はそこそこ広く、ツインルームの場合、ベッドはシングル+セミダブルになっている(右写真)。 今回のメンバーは3名+1名という構成だったにもかかわらず、あくまでも旅行会社に対しては「部屋は2名ずつ」で通し、部屋割りは現地に着いてから考えようということになっていたのだが、王子1号がまだ小さいので女王様6号と一緒にセミダブルベッドでも大丈夫ということで、エキストラベッド料金や1人利用の料金を回避することができラッキーだった。
多機能?テレビ  1日1本無料ミネラルウォーターもあったし、室内に貴重品金庫もあったし、TVは日本語放送も入るしなかなか快適。
 でもやはり特筆しておかなければならないのは、TVを利用した情報システム(?)。日本語表示にして、メニューの中の「インターネット接続」を選んでみたところ、こんな画面が!(左下写真)

 「すまないです

  この機能はもう閉めるされました
  このサービスを開く内線電話を掻いてください
  帳場の人員を連絡します」

 …いやまあ言いたい意味はなんとなく伝わるけどね…。
 日本語版HPの日本語もかなり怪しい。でもそれはこのホテルに限ったことではなく、台湾の日本人向けのあれこれに共通して言えることだけど。 台湾なんて日本人もたくさんいるだろうに、なんでチェックしてもらわないのか?というのが今回の旅行を通じての疑問でした。


足つぼマッサージ
元気養生会館  芸能人の台湾紀行番組では必ずといっていいほど足つぼマッサージで「イタタ!」と悶絶しているシーンが見受けられるが、あんなに激痛系のマッサージばかりではないようなので、口コミ情報などを参考にしてホテルそばの元気養生会館(農安店)に行ってみることにした。
 まずは偵察がてら、3日目の九イ分オプショナル観光から帰ってきた後に女王様たちだけでチャレンジ。 店はホテルから数分の距離にあるビルの2階で、入口には志村けんと金城武が写っている看板(右上写真)があった。

 もう夜9時を回っていたので、とりあえず1番短い足つぼマッサージ(30分)+足湯(10分) 500元というコースにする。 最初にラベンダー色の薬湯に足を漬けてから、乳液のようなものを擦り込みつつ膝下~足裏をマッサージ(左写真)。1日歩き回った後なので非常に気持ちいい。 押される場所によっては痛さでちょっとビクッとなることもあるが、TV番組のように悶絶するほどではなく、まさに痛気持ちいいレベル。
足つぼマッサージ  ただ、このお店のマッサージ師さんたちは基本的にあまり日本語はしゃべれないらしく、こちらがビクッとなると「…ザコツ…」とか非常に簡潔に痛みの原因箇所を教えてくれたりはするのだが、積極的かつ詳しい説明はしてもらえなかった(こちらから聞けばある程度答えてくれるとは思うが)。 女王様6号が担当してもらったメガネの先生だけが例外的に日本語がうまく、割と会話も成立するようだった。
 技術的に満足したので、翌日(最終日)の午前中にも来ることにして、足つぼマッサージ+角質取り+上半身指圧+足湯(全部で90分くらい) 1,600元のコースを予約。 といっても特に名前を控えたりもせず「ワカリマシタ」と言うだけなので、本当に大丈夫か?と不安になったのだが…。

 そして翌日。今回は足つぼマッサージ初体験のしもべ2号も同行(王子1号は見学のみ)。心配は杞憂で、ちゃんと予約は覚えられていた (^^)。
 足湯の後にまずは角質取り。このお店では角質取りは丸顔の先生台北ナビの記事によれば農安店のオーナーらしい。そしてメガネの先生は別の店舗のオーナーらしい)が専門に行っている模様。 ピーラーのような器具とカミソリを巧みに使い分けて根こそぎ角質を削り取っていく(右下写真)…と思ったら、女王様1号の足裏は意外にキレイだったようで、取れた角質は少しだけだった。
角質取り  続いて足つぼマッサージ再び。前日とこの日言われたことを総合すると、女王様1号の身体で悪い箇所は

  ・目(疲労、寝不足)
  ・肩
  ・坐骨(=腰、運動不足)
  ・膀胱(水を毎食時500cc飲め)

とのことだった。目、肩、腰はともかく膀胱???と思ったが、半年以上経って健康診断を受けたら「膀胱炎気味かもしれないので水分をもっと摂るように」と言われ、この時のことを思い出した。 足つぼマッサージ、あなどりがたし!
 上半身の指圧は日本でよく受けている整体と同じような感じ。ガチガチに凝っていたせいか、「シゴト、コンピュータ?」と言い当てられた。
 初めて足つぼマッサージを受けたしもべ2号は足が軽くなったと大感動。 悪い箇所として十二指腸などの消化器方面を指摘された女王様6号は「我が家の食生活を変えないとダメかしら」と悩むのだった。

 台北ナビのクーポンを持参したので料金は10%オフ。一行が帰ろうとするとメガネ先生が「カケコミ、カケコミ」と言うので何だ?と思ったら「台北ナビの口コミに書き込みしてね」ということらしかった(書いてないけど)。


烏龍茶セミナー
烏龍茶セミナー  2日目の観光コースの途中で、烏龍茶セミナーと称して茶樂というお茶屋さんに連れて行かれた。 店の奥にある長テーブルに2グループに分かれて着席すると、説明係のおばちゃんが出てきて、烏龍茶の種類や美味しい淹れ方を説明しつつ実演し、一行に試飲させてくれるというもの。 おばちゃんの席は座ったままお湯を沸かしたり、残り湯を流しに捨てたりできるようになっている。
 この日はパイナップルケーキ&ゴマのお菓子をお茶請けに、水出し阿里山烏龍茶凍頂烏龍茶、紅茶っぽい味の東方美人茶を飲ませてもらった。所要時間は30分くらい。

 セミナーが終わると店内で買い物タイム。これも同じく30分くらい。試飲した阿里山烏龍茶が美味しかったので買うことは決めていたのだが、やはりこういう店は値段がかなり高い。 まとめ買いすると割引になるとはいうものの、あまり大量だと持ち運びにもかさばるし。詳しくは買い物編にて。


乗り物
≪飛行機≫
チャイナエアライン  今回利用したのはチャイナエアライン。 往路は機体がボロくて座席によっては前方のモニターもロクに見えなかったが、復路の機体はパーソナルモニター付きでオンデマンドで映画も楽しめた。 しかしフライト時間が短いので、「K-20 怪人二十面相伝」を観ていた女王様1号はラスト5分を見損ねてしまった。
 機内食は可もなく不可もなしというところ。

≪MRT≫
MRT  台北市内の移動には、旅行会社からもらった1日券と観光協会からもらったプリペイドカードを駆使してMRTを利用しまくり。最短区間 20元と安い。 しかもプリペイドカードだとさらに2割引になるのだ。
 外観は日本でもフツーに見かける地下鉄のよう(左写真)。場所によって地下を走るところもあるし、高架を走るところもある。
 MRTが開通したのは1996年とまだ新しく、今でもどんどん新路線&延伸工事中で、ちょっと前のガイドブックだと情報が古くなっている可能性もあり。 MRT車内 永康街でも盛んに工事が行われていたが、この辺りにMRTで行けるようになるとかなり便利になりそう。
 自動改札や券売機の仕様は基本的に日本と同じだと思われる。 しもべ2号は1日券をタッチしたときに自動改札に表示される画面をビデオ撮影しようと長時間カードをタッチしっぱなしにしたため改札が異常を認識して閉じてしまい、引っかかってピンポンピンポンと鳴らされていた(爆)。 (もちろん女王様たちは他人のフリ。)

 車内はこんな感じ(右写真)で、イスが固いプラスチック製なので座り心地は良くない。 ボックス席は2席ずつ向かい合わせではなく、垂直(縦&横の組み合わせ)に配置されていた。
 ガイドブックによると、車内放送は4ヶ国語で北京語→台湾語→客家語→英語の順に行われているらしいのだが、ドアの上に電光掲示板があるので、そればかり注意していて放送には全然気づかなかった。
 MRTの車内および駅構内は飲食厳禁で見つかると罰金。 ということを前日に王子1号に言い聞かせたにもかかわらず、けろっと忘れて3日目にMRT車内で女王様6号が「ノド乾いた?ジュース飲む?」と聞いてしまい、王子1号に「飲んじゃいけないんでしょ」とたしなめられていた (^^;。

≪タクシー≫

 初乗り 70元と日本に比べて約1/3の安さなので、時間と共にだんだん公共乗り物よりもタクシーを利用しがちになってくる気がする(笑)。 ただし、故宮周辺などで客待ちしているタクシーの中にはお客を無理矢理ボリボリお茶屋に連れて行ったりする悪徳運転手もいるらしいので、流しのタクシーを拾った方がいいらしい。
 話がそれるが、タクシーに乗っていてふと運ちゃんの営業許可証みたいなものを見たら、有効期限が「99年4月」などとなっていて、「99年?もう10年も前に無効になってるじゃん!」と一瞬思ったが、これは西暦ではなくて民国暦というもの。 中華民国が建国された1912年が元年なので、2009年は民国暦98年ということになる。 食品の賞味期限が民国暦で表記されていたりすることもあるようなので、ご注意ください。

≪バイク≫
バイク  台北ではバイクは無料で路駐OKだそうで、みんな通勤・通学・買い物にバイクや原チャリを自転車のように乗り回している。 大きな通りにはバイク専用レーンもあって、朝晩のラッシュ時にはこんな状態に(左写真)。
 日本ではお店の前にズラッとバイクが並んでいたらそれは十中八九バイクショップだけれど、台北では全然関係ないお店の前にバイクが何台も停められていたりする。 実際のバイクショップや、修理工場もあちこちにあるようだった。


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