芸能人の台湾紀行番組では必ずといっていいほど足つぼマッサージで「イタタ!」と悶絶しているシーンが見受けられるが、あんなに激痛系のマッサージばかりではないようなので、口コミ情報などを参考にしてホテルそばの元気養生会館(農安店)に行ってみることにした。
まずは偵察がてら、3日目の九イ分オプショナル観光から帰ってきた後に女王様たちだけでチャレンジ。
店はホテルから数分の距離にあるビルの2階で、入口には志村けんと金城武が写っている看板(右上写真)があった。
もう夜9時を回っていたので、とりあえず1番短い足つぼマッサージ(30分)+足湯(10分) 500元というコースにする。
最初にラベンダー色の薬湯に足を漬けてから、乳液のようなものを擦り込みつつ膝下~足裏をマッサージ(左写真)。1日歩き回った後なので非常に気持ちいい。
押される場所によっては痛さでちょっとビクッとなることもあるが、TV番組のように悶絶するほどではなく、まさに痛気持ちいいレベル。
ただ、このお店のマッサージ師さんたちは基本的にあまり日本語はしゃべれないらしく、こちらがビクッとなると「…ザコツ…」とか非常に簡潔に痛みの原因箇所を教えてくれたりはするのだが、積極的かつ詳しい説明はしてもらえなかった(こちらから聞けばある程度答えてくれるとは思うが)。
女王様6号が担当してもらったメガネの先生だけが例外的に日本語がうまく、割と会話も成立するようだった。
技術的に満足したので、翌日(最終日)の午前中にも来ることにして、足つぼマッサージ+角質取り+上半身指圧+足湯(全部で90分くらい) 1,600元のコースを予約。
といっても特に名前を控えたりもせず「ワカリマシタ」と言うだけなので、本当に大丈夫か?と不安になったのだが…。
そして翌日。今回は足つぼマッサージ初体験のしもべ2号も同行(王子1号は見学のみ)。心配は杞憂で、ちゃんと予約は覚えられていた (^^)。
足湯の後にまずは角質取り。このお店では角質取りは丸顔の先生(台北ナビの記事によれば農安店のオーナーらしい。そしてメガネの先生は別の店舗のオーナーらしい)が専門に行っている模様。
ピーラーのような器具とカミソリを巧みに使い分けて根こそぎ角質を削り取っていく(右下写真)…と思ったら、女王様1号の足裏は意外にキレイだったようで、取れた角質は少しだけだった。
続いて足つぼマッサージ再び。前日とこの日言われたことを総合すると、女王様1号の身体で悪い箇所は
・目(疲労、寝不足)
・肩
・坐骨(=腰、運動不足)
・膀胱(水を毎食時500cc飲め)
とのことだった。目、肩、腰はともかく膀胱???と思ったが、半年以上経って健康診断を受けたら「膀胱炎気味かもしれないので水分をもっと摂るように」と言われ、この時のことを思い出した。
足つぼマッサージ、あなどりがたし!
上半身の指圧は日本でよく受けている整体と同じような感じ。ガチガチに凝っていたせいか、「シゴト、コンピュータ?」と言い当てられた。
初めて足つぼマッサージを受けたしもべ2号は足が軽くなったと大感動。
悪い箇所として十二指腸などの消化器方面を指摘された女王様6号は「我が家の食生活を変えないとダメかしら」と悩むのだった。
台北ナビのクーポンを持参したので料金は10%オフ。一行が帰ろうとするとメガネ先生が「カケコミ、カケコミ」と言うので何だ?と思ったら「台北ナビの口コミに書き込みしてね」ということらしかった(書いてないけど)。
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