シンガポール編

≪2日目午前≫

※ 1S$(シンガポールドル)=約80円(2013年8月当時) ※

☆ TOAST BOXでカヤトーストの朝食 ☆

 
カヤトースト@TOAST BOX  ホテルプランに朝食が付いていなかったので、2日目の朝はラッフルズシティのB1Fにあるカヤトーストのチェーン店、TOAST BOX(http://www.toastbox.com.sg/)に行ってみた。 この日は日曜日だったが、この手のお店は朝7時頃から開いているっぽい。

 カヤトーストにコピ(練乳入りコーヒー)と半熟卵2ヶが付いたセットでS$4.7。トーストは注文を受けてから作るみたいで、灰皿くらいの大きさの円盤型の番号札を渡される。 この番号札が優れモノで、注文が出来上がるとピコピコ点滅するのだ。これなら店内が騒がしくても(そんなことはなかったけど)わかりやすい。(^^)

 カヤジャムはパンダンリーフ(って何?)、ココナッツミルク、砂糖などで作るジャムだそうで、それだけだと単にぼんやりと甘い(後述のラッフルズホテルで購入したカヤジャムで試してみた)のだが、そこにスライスしたバターを挟むので、味が引き締まっている感じ。 そしてそのカヤトーストをさらに半熟卵に浸して食べるのが定番ということで、一行もそのやり方で食べてみた。
 パンの耳がカットされているので、トーストのサイズが意外に小さい。男性陣にはちょっと少なすぎるかも。お味はグーなんですけどね。 あと、トーストを浸すだけではなかなか卵2ヶを食べきれないので、最終的には卵をおかずとして単独で食べるという状態になってました。  


☆ コロニアル建築群&ラッフルズ卿上陸地点 ☆

 腹ごしらえもできたので、ホテルはまだチェックアウトしないまま、シティ地区のコロニアル建築群を散策→マーライオン・パーク→昨夜乗り損ねたリバークルーズに再チャレンジというルートに出発。
 天気が良く、朝9時前だというのに日射しがガンガンに強い。通りすがりの芝生のグラウンドでは草野球ならぬ草クリケットを楽しんでいる人たちもいた(クリケットをプレーしているところって生で初めて見ました)。

 まずはホテルから徒歩5分くらいのところにあるセント・アンドリュース大聖堂(右写真)。写真を撮るときに白い尖塔のてっぺんまで入れようとすると、木々が邪魔になって難しい(笑)。
 日曜日ということでちょうどミサの最中だったので、中には入らずに入口から覗いたのみ。  

セント・アンドリュース大聖堂
シティホール&旧高等裁判所(工事中)  大聖堂の次の区画にはシティホール(左写真手前)と旧高等裁判所(左写真奥)というヴィクトリア調の大きな建物があるのだが…どちらも思いっきり工事中だった。orz
 確かにガイドブックにも「改装中」と書いてあったが、ここまで大がかりとは。とほほ。今後、博物館として利用するためのリニューアルだそうです。
 工事中の区画を足早に通り過ぎ、その先の区画にあるのがアート・ハウス(旧国会議事堂)(右写真)。現在はキャラリーなどとして使われているらしい。
 玄関前に飾られているブロンズの黒ゾウは、タイ国王から寄贈されたものだとか。

 そしてその向かいの区画にはヴィクトリア・シアター&コンサート・ホールという建物があり、その正面には黒いラッフルズ卿の像が立っているハズ…なのだがここも改装中(爆)。 像も含めて完全にフェンスで囲まれてしまっていて、どこにあるのかもまったくわかりませんでした。

アート・ハウス
ラッフルズ卿上陸地点  そのままシンガポール川沿いまで進んだところがラッフルズ卿上陸地点であり、白ラッフルズの像(左写真)がかなりスカしたポーズで立っている。 ここでは朝から活動している観光客のみなさんがラッフルズくんと一緒に入れ替わり立ち替わり記念撮影していた。
 ちなみに、今回見ることができなかった黒ラッフルズの像は白ラッフルズとまったく同じポーズ…というか黒の方がオリジナルなんだそうです。


☆ マーライオン ☆

ミニマーライオン  ラッフルズ卿上陸地点からしばらく川沿いを歩き、カヴェナ橋という歩行者専用の吊り橋を渡って対岸へ。 それからフラトンという老舗ホテルの脇を抜け、大きな道路を横断し、階段を下りると、マリーナ・ベイに突き出したマーライオン・パークに到着。

 最初に目につくのはこちらを向いて立っているミニマーライオン(左写真)。まあ前座ですね。水も吐いてないし。
 ミニマーライオンと背中合わせに立っている本家マーライオンの周囲は観光客でごった返している(団体多し)。世界3大ガッカリの1つと言われているのに。
 などと思いつつ、控え目な性格の(?)女王様たち一行はグイグイ前に出て行くことができずに人混みの後ろの方で写真撮影できるチャンスをうかがっていた。 すると風が徐々に強くなってきて、先程までの晴天はどこへやら、風に乗ってどんどん黒雲が押し寄せ…

 スコールが降ってきた~!!!

 折りたたみ傘を持っていないのか、蜘蛛の子を散らすように去って行く団体客たち。女王様一行はここぞとばかりにマーライオンを独占し、「マーライオンと私」的な写真を撮ったのでした(笑)。
 ただ、このとき女王様11号と2人で1本の傘を使用していたしもべ3号が結構濡れてしまっていたことに(本人も含めて)気づくのは、この日の夜になってからであった…。

 10分くらいで雨はあがり、また団体客が戻って来はじめたので、女王様たちはマーライオン・パーク横のリバークルーズ乗り場に撤収。
 皆様もシンガポールでの街歩きには折りたたみ傘をお忘れなく!  

マーライオンとマリーナ・ベイ・サンズ


☆ シンガポール・リバークルーズ ☆

クルーズ船  乗り場で待つことしばし(30分に1本くらいのスケジュール)、Singapore River Cruise(http://www.rivercruise.com.sg/)が運航するリバークルーズのバムボートに乗船。 40分コースでS$20
 もう1社、River Explorer Singapore(http://riverexplorer.sg/)という会社もリバークルーズをやっていて、時間も料金も同じなのだが、こちらの方が乗り場が少ない。 左写真は多分River Explorerの方のボート(女王様たちが乗った船ではない)。

 ボートは乗り場を離れると、マリーナ・ベイを反時計回りに1周。昨夜展望台に上ったマリーナ・ベイ・サンズ、湾岸に高層ビルが並ぶ金融街、シンガポール・フライヤー、エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ(別名ドリアン・シアター)などが一望。
 それから川を遡って、さっき渡ったカヴェナ橋などいくつかの橋の下をくぐり、ナイト・スポットとして有名なクラーク・キーなどを通過し、途中で折り返してくる。 最後は船に乗らないと見れないマーライオンの正面顔を拝んで終了。
 昨夜は高所から見下ろした風景を今度は低い目線で見ていくのは面白かったが、また途中から雲行きが怪しくなってきたので気が気ではなかった。(^^;

マリーナ・ベイ周辺の金融街 下から見たサンズ・スカイパーク アートサイエンス・ミュージアム
マリーナ・ベイ周辺の金融街   下から見たサンズ・スカイパーク   蓮の花のようなアートサイエンス・ミュージアム

フラトン・ホテルとカヴェナ橋 エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ シンガポール・フライヤー
フラトン・ホテルとカヴェナ橋

  エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ   シンガポール・フライヤー
川に飛び込む子供のオブジェ クラーク・キー マーライオンの正面顔
川に飛び込む子供のオブジェ   クラーク・キー   マーライオンの正面顔


☆ ラッフルズホテルショップで買い物 ☆

 マーライオンから10分くらい歩いてラッフルズプレイス駅からMRTに乗り、シティホール駅に戻った。 次はラッフルズホテル内のアーケードにあるグッズショップ(http://www.raffleshotelgifts.com/)でお買い物である。
 女王様6号・しもべ2号・王子1号のファミリーがいったん自分たちのホテルに戻ったため、女王様1号&11号、しもべ3号は先にラッフルズホテルに行ってショップで合流ということに。
 しかし、3名はホテル内で道に迷って(爆)中庭に設けられているラッフルズ・コートヤード(右写真の椰子の木が植えられているあたり)の方まで行ってしまい、ただでさえ短い買い物時間をさらに短くしてしまったのだった。(^^;

ラッフルズ・ホテル
カヤジャム  ショップで女王様1号が購入したものは、カヤジャム S$10.5(左写真)。 事前に旅行会社から送られてきていた「自宅にいながら現地みやげが購入できるカタログ」では1,890円。やはり現地で買った方がかなりお得ですな。
 そしてシンガポールスリング・プレミックス 50ml×6本セット S$50(右写真)。要するに昨夜飲んだシンガポールスリングの素です。 この赤い液体にパイナップルジュースやレモン果汁を加えれば、自宅でもラッフルズホテルのシンガポールスリングが楽しめる!というわけ。 こちらはカタログ価格ではなんと約7,000円でした。
 他にはシンガポールスリング・プレミックスの箱と同じ絵+レシピが書いてあるしおり S$4も購入。

 こうして超慌ただしくシンガポール観光を終了し、12時ギリギリにホテルをチェックアウト。 いよいよスーパースター・ヴァーゴに乗り込むため、一行はタクシーに分乗してハーバー・フロントにあるシンガポール・クルーズセンターへと向かったのでした。

シンガポールスリング・プレミックス


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