【珍スポ観光 File013】
桃太郎神社(愛知県)
(その7)
さて、宝物館を出て、最後に反対側にある神社にお詣りしていくことにします。その鳥居はなんとピンク色で、よく見ると桃をかたどっているようです。
民俗学的に考えると「桃」は「再生」と「豊穣」を象徴しており、その桃をくぐるということの意味は……などと考えていたのですが、あまり必要なかったみたいですね。
かなり凶暴な面構え。
横の崖には、「もう悪いことはしません」と涙を流す(小さな滝があるだけですが)鬼の姿もありました。
拝殿にはこの神社の由来が掲げられています。詳しくは桃太郎神社の公式サイトに載っているので、興味のある方はそちらをどうぞ。
拝殿内をのぞくと巨大な赤ん坊の人形が!
桃太郎まつりで使う山車のようです。
これだけ巨大だと桃太郎というより、ちょっとフリークス的で不気味なものを感じさせますね。
……といったところで、一通り見て回ったのでそろそろ帰ることにします。
帰る前に、入口付近にある「桃太郎公園」にちょっとだけ寄ってみたら、こんなすべり台を発見。おそらくきび団子をイメージしたものでしょう。
じつはこの公園内の遊具は、2010年5月に老朽化のためすべて撤去が決まったという話をききました。写真のすべり台はそれほど傷んでいる感じはしなかったのですが、やはり解体されてしまったのでしょうか……。
「桃太郎神社」の絵馬で、今回はお別れです。それではまた!
愛知県犬山市来栖古屋敷
END
(2007.3)
(この頁最初へ)