【珍スポ観光 File013】
桃太郎神社(愛知県)
(その4)
山へ芝刈り……ではアメリカの小僧のアルバイトですね。もとい柴刈りに行っていたおじいさん。
階段をのぼりきると、正面にまずこんな光景が広がっていました。特別どの場面ということはなく、恐らく団体さん用記念撮影スポットでしょう。
一応近づいてみるとこんな感じ。桃太郎の頬は、ちょっとぷっくり作られています。
時間が時間なので、閉まってしまう前にまず右側にある「宝物館」とやらを先に見ておくことにしました。
料金を払って敷地内に入ると、まずはきび団子を作るおじいさんとおばあさんが迎えてくれます(先ほどのおじいさん&おばあさんと造形が違うのは、作者がこれまた祥雲氏ではないためとのこと)。
おばあさんの後ろ側が妙に開けた感じだなあと思ったら、地面のコンクリートの部分に元は別の建物があったようです。どうやら平成8年にあったという火災によって撤去されてしまった模様。
泣いて詫びをいれる青鬼と居丈高に鬼を恫喝する動物たち(鬼と動物たちの位置関係が変ですが……)。
このカラーリングのセンスはなかなかですよ。間違いなく塗り直していると思われますが、オリジナルの状態からこの配色なんでしょうか?
なぜかここでは皆ふんどし一丁になっています。特定の嗜好の方たちを視野に入れた衣裳のセレクトかもしれません。
とりあえず鬼軍に勝利してバンザイをしているところでしょうか。デッサン的に若干の疑問が……。
……いや、これはすごいのが出てきちゃいましたよ。
このヴィジュアル、首からさげた看板の文言、すべてにおいてある種の到達点を見た気がします。
(続く)
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