*2010年4月のワタクシ。*





4/3
(土)

久々に『葉山限定師匠』ことS氏と、そのバディMさんと葉山に潜る。
前日はすさまじい強風で、ネットで見たら葉山はクローズだった。今日は潜れるんかい?と、半信半疑ながら重い機材を引きずって電車に乗る。
…と言っても、今日はいつもより軽い。S氏が新しいBCを買って、古いのを私に譲ってくれるという話で、今日は試着かたがたのダイビングなので、BCは持って行かない。
BC分だけでも、かなり軽く感じられる。

誰もいないかと思ったが、先客ダイバーが一組と、様子を見に来た常連さんが一人。
今日はショップを使わないので、道路端で身支度。ドライは苦手だけど、こういう点は便利でいいな。
BCは、S氏→Mさん→私とスライドして使う。MさんがS氏のを気に入ったら、私はMさんのをもらう事になる。
ちょっと背負う時きつい?と思ったけど、着てしまえば気にならない、と言うか今までのが大きかったので安定感がある。
例によって長々と岩場を歩く、しかも青々と海苔が生えて、いかにも滑りそう。注意、注意。
やっとこ水辺に到達して入れば、見事なまでにニゴニゴドロドロ。思わず自分の手を探してしまう(手は見えた)。
波は穏やかに見えたけど中はうねってるし、とにかく底まで行ってホッと一息、S氏が来るのが見えたので一安心。
でも、しばらく待ってもMさんが来ない。様子を見に行ったS氏が呼ぶので上がって見ると、Mさんが岩場で「潜っていかない、(S氏の)BCが合わないかも」と言っている。
(後で考えたら、その場でMさんとBCを交換すれば良かった。元々私が付けてるのはMさんのBCなんだから…思い付かなんだ。)
取りあえずMさんを置いて潜る。

中は少しはマシかなと思ったけど、ほんの少しだけマシかも、という程度。
水の濁りに加えて海藻も茂って、ガイドロープも殆ど見つけられない。 2mも離れるとS氏を完全に見失う。
水は最初から期待してなかったので、カメラは入る前からマクロ用に設定して来た。
マトモに移動は無理そうだし、岩に張り付いてせめてウミウシでも、と探すが、なかなか見つからない。
やっと発見したオトメウミウシらしき白い細長いの(8mm)は、寄り過ぎたかうねりでブレたか、全てピンボケ(泣)。
いつもいっぱい見かけるアオウミウシさえ、岩の窪みに一匹見かけたきり、それもうねりで海藻がカブッたりしてるうちに、岩陰に丸まってしまった。
疲れて砂地に降りて一息ついてたら、可愛らしいキヌバリ君(7cm)がちょろっと出て来て、しばらく目の前を行ったり来たり。嬉しい、ありがとう。
あとは、やたらに多いアメフラシ、ナマコ、海藻に、かろうじて岩肌にキヌカジカ一匹。中身入りのタカラガイ(大きい)。
濁りの中だと時間の感覚が鈍くなるのか、気付けば60分、殆ど移動もせずに潜ってた。
水温12.9℃、平均水深2.8m、残圧150(笑)。
ロープ沿いにちょっと動いたら、途中で外れてトグロを巻いててビックリ。
でも、岸から殆ど離れてないので、問題なく元の場所に帰り着いて、水面に顔を出してまたビックリ!
とっくに戻ったと思ってたMさんが、1時間前と同じ岩場に同じ姿勢で座っている。 「出ようとしたらマスクを流された」。
幸いマスクはすぐ見つかり、岸辺でちょっとチャプチャプ沈む練習とかをやって、上がる。
あ、ちょっと波酔いしてる。と言ったらS氏に「当たり前だ」と言われた。うねってる中ファインダー凝視してたもんね。

ポリタンクのお湯で髪だけ流して、素早く撤収。
野島海浜公園に直行し、今日はなんと、潮干狩り。
S氏は実は大の潮干狩り好き。加えてバディのMさんは大の貝好き。一昨年も潮干狩りの企画があったけど、天候不良で中止になってただの飲み会になってしまった(あの日は寒かった〜!)
今日はわりと暖かいし大丈夫。干潮に合わせて急いで行く。
子供の頃、潮干狩りはやった記憶があるけれど、そんなに面白いものだったかな???と、思いながら付いて行ったらこれが、面白いのなんの!
潮干狩りと言えばアサリだとばかり思ったら、“マテ貝”というのが今日のメインターゲット。

水の引いた干潟の砂を掘ると、細長い猫の瞳のような穴が開いている。それがマテ貝の“巣”。
適当に掘って、穴の中に塩を振り入れる。
と、中にマテ貝がいる穴はすぐに水を吹き、しばらく待つと細長い貝がニューッと飛び出して来る、それをつまんで引っ張って、捕獲完了!
最初慌てて先をつまんだら、ポロリと先っぽが落ちてビックリしてしまった。
どうやらトカゲのシッポ切りみたいなもので、強く引っ張らなくても危険を感じると切り離して本体は逃げる、という手のようだ。
だんだんコツが分かってくる。一度出た時に見逃してやると、なぜか一旦引っ込んで、また出て来る。一度目より大胆に飛び出すので、根元の硬い所をつかんで、強く引っ張り過ぎず、戻ろうとするのを止める程度にして待つと、向こうも疲れるのか力が抜けるので、そこで引っ張ると失敗(途中で千切れるとか…)が無い。
やりとりが面白くて、どんどん穫る。釣りにハマる人の気持が、ちょっと分かった気がした。
1時間半程がアッという間に過ぎて、潮が満ちて来て掘るとすぐに水がにじみ出るようになって来たので終了。
穴が水に浸っていると、塩の効果が薄いようで、なかなか貝が飛び出して来ない。
時間限定、季節も春限定の、お楽しみなんだそうな。

3時を回ってしまったので、ランチタイムが終わって開いてる店が見付けられず、S氏の家に上がり込んで、コンビニ食料と獲物のマテ貝で食事した。
アサリと違ってすぐに砂を吐くそうで、穫って1時間かそこらで焼いて、全然ジャリジャリしない。
平たい筒状の貝殻が二枚貝と分かってビックリ、焼くとパカッと横に開き、中に細長い本体が見える。
まだジュージュー水気があるところを、醤油を垂らしてペロリっと食べる、美味しい!
肌理の細かいハマグリのような、クセの無い味。
レシピを探したら酒蒸し等もあったが、オリーブオイルも合いそうだ。
あんなに楽しく遊んで、食べたら美味しいなんて、なんてありがたい奴なんだ。感動。
ビールにも良く合う。すっかり宴会モードになって、暗くなるまで居座ってしまった。

BCは、Mさんが今までのを使う事にして、S氏のを私がもらって帰って来た。
Mさんのは少し小さめだったので、こちらの方がサイズはいいかも。
でも良く考えたら、 まだコレで潜ってないので、どんな具合か分からない。
馴染みもイントラさん等に言わせると、今まで使ってたのはすごく使いにくそうだし、サイズも大きいので、替えたらすごく潜り易くなるよとの事。
期待しよう♪
Sさん、いつもありがとう。










4/4
(日)

お花見がてら、出入りのSNSのプチoff会、ついでに着物着て。
メンバーで、やはり着物を着るKさんが、いつも企画運営をしてくれるので、今回も名目は『和物off』。
そんな事言っても和物で来るのは二人だけだったりする(笑)。
と、思ったら、今日はジーパンに黒絹の羽織を引っ掛けて来た強者が!かっちょええ〜!!

off会の前に、R子さんにお付き合い願って買い物をする予定で、渋谷地下街で待ち合わせ。
空模様が怪しいので予定の着物をあきらめて、防水加工のシルック着物に変更。それでも先日ゲットした羽織は諦め切れずに着て出る。土砂降りにはならないでしょ。
着付けが間に合わず、待ち合わせを30分遅らせてもらって(毎度すみません〜)待ち合わせ場所の渋や地下街に行ってみると、真っ赤な髪の派手な女が近寄って来た。
…R子さん、和物offを力技でコスプレ大会にしましたね………。
買い物の目当ては、最近スポーツクラブでやりだした、ベリーダンスのヒップスカーフ(腰に巻く薄い布、コインみたいな金属が縫い付けてあってチャラチャラ音がする) 。
ジャージで参加してたけど、意外に安価だし音がした方が楽しいので、ちょっと気分を出したくて買う事にした。悩んだ末ブルーを購入。

R子さんは素敵な赤いブーツを履いて来たが、久しぶりに履いてみたら歩いてるうちにカカトは欠けてしまった、と言う。
シブチカは安い靴屋も多いのでザッと見て回るが、ピンヒールか健康靴か両極端しか無いので、修理屋へ行く事にした。
修理屋のカウンター前でブーツを脱ごうとしたら、昔のデザインのせいかファスナーが付いてなくて、R子さんは脱ぐのに悪戦苦闘。着物姿の私も引っ張ったりして、やっと脱げた。やれやれ。
15分ばかり待つ間、客の出入りはひっきりなし。履いて来た靴が壊れた人も多い。そして、ピンヒールの多い事!
場所柄もあるのでしょうね。若くて綺麗なお姉さんが多い。しかしすごいヒールだなぁ。10〜13cmが当たり前。
私もR子さんも「あんなヒール履けない、歩けない…」と、ビビることしきり(笑)。女のスキルが足りない???

花見と飲み会の待ち合わせ場所は赤坂。
他の人達が劇団☆新感線 の公演『薔薇とサムライ』を観て来るので、劇場の赤坂アクトシアター前(つまりTBS前だ)で。
劇団☆新感線だけでなく、付近はイベント会場になっていてすごい人出でビックリしたが、桜並木の方は人気も無く静か。空は曇りだし桜は木が若くて小さく、ちょっと地味な印象。
総勢6人、全員女性、横一列で記念撮影(笑)。
幹事Kさんが「お店の予約時間まで間がある」と言うので、ちょっと周囲を歩く事にして、すぐ近所の山王日枝神社へ行ってみる。
ぐるりと周囲の桜並木を歩くと、ビルの谷間に咲く桜が、ちょっと不思議な光景。階段がきつそうで悩んだが時間もあるので結局登って中に入る。
思ったよりずっと綺麗に咲いていて、感激。ここに来ると、地味と不満だった灰色の空も、不思議な空間を演出していていい感じ。花の色が空に溶ける。
階段下の狛犬も見事(着物姿ですごい恰好で写真を撮ってしまった)なら、境内にある猿の雌雄像も面白い。猿はこの神社の使いなんだそうだ。
着物のKさんの帯がゆるんで来たので、帯締めを締め直す間後ろから押さえていると、通りすがりの若い女性が「直しましょうか?」と声を掛けてくれた。
若いのに、かっこいいなぁ。
着物を来て歩くようになって、最初は(特に年配の女性に多い)執拗な視線に恐れをなしたが、こんな風に気軽に助けてくれる人も多くて嬉しい。って何回助けられてんだ、私(笑)。

Kさんが予約してくれたお店は劇場向かいの地下にあり、入った6時にはガラガラだったが、段々人が増えて来た。
食べ物が量、品数共に多くて、近頃ますます大食いに拍車のかかる私でも大満足…あ、帯がきつかったって噂も(笑)。
でも、鍋が最初に出て来たり、刺身がずっと後に運ばれて来たりと順番がミョーで、せっかく具の出汁が出た鍋を下げて新しい鍋を持って来て雑炊にするとか、おかしな事ばかりやっている。しまいに飲み放題コースを予約したのに食べ物だけのコースで伝票が来ちゃったり。なんだかなぁ。感じは悪くなかったんだけど。
そんなこんな、料理関係でかなりバタバタしたけれど、女6人、気楽で楽しい食事になった。
私ともう一人以外は芝居を見ているので、話したくてウズウズしてたと思うと申し訳ない、まだ見てないからネタバレやめて〜!と、お願いしてあったので。だって8日に見るのを楽しみにしてるんだもん。
当たり障りの無い劇団☆新感線の昔話から、R子さんはコスプレを熱く語り、次回は仮装offやろう、とか、調子に乗った私は買ったばかりのヒップスカーフを見せびらかすし、なぜかiPhonにベリーダンスの動画を取り込んで持ってる人もいたりして(踊り出さなくて良かった…笑)。
ちょっと油断すると出不精になってしまう今日この頃だけど、人に会うのはやっぱり楽しいね。







4/8
(木) 昼

近所に住む大学時代の先輩・Hさんと、近所でお花見散歩&ランチ。
花見の約束はしていたものの、お互いのスケジュールがなかなか合わず(私いつも暇なのに、こういう時に限って…)雨も続いて、延び延びになってしまった。
もう散ってしまうかな、と思ったのに、ありがたい事に開花から後が寒かったので、今年は花がとても長持ちしてくれて、満開と言っても言い過ぎじゃないぞ、という咲きっぷり。
お天気も珍しく快晴、風も穏やかで、結果的には今日が最高のコンディションだったみたい。
日頃の行いッてんですか?ええ、Hさんの。間違い無い。

今日は劇団☆新感線の夜公演に行く、それも着物で行く予定なので、早めの10時集合。
近所に用水路沿いの遊歩道があって、桜並木になっているので、まずはそこで落ち合ってお散歩開始。
ソメイヨシノは少し散り始めているが、まだ葉桜という程でもなく、青い空に映えてとても綺麗。
なんだか今年は桜の咲きっぷりがイマイチだな、と思っていたんだけど、そうでもないみたい。曇り空と晴れた空では、こんなに花の印象が違うんだね。勝手なモンです。
お天気がいいと写真も上手くなったような錯覚に捕われる。気分がいいので、パシパシいっぱいシャッターを切る。
水路沿いの遊歩道から隣接する公園へ入り、中を抜けて行く。この公園も桜だらけ。
…でも、吊るされた花見提灯の色、どピンクと青ってのはいかがなものか…。
ここ数年、タワーマンションがニョキニョキ建って街の景観は一変してしまった。あまりいい気持はしてないんだが、満開の桜越しに見る高層ビル群は、悪くない景色だ。
公園を抜けて、裏手にまた遊歩道が続く。ここはソメイヨシノとオオシマザクラが交互に植えられていて、白とピンクのまだら模様になっている。オオシマザクラも清々しくて好き。
公園の外周をぐるりと回って、元の遊歩道に出たので、さらに遊歩道を散歩。

遊歩道の並木もソメイヨシノだけでなく、10月頃から咲き続けてる可愛らしい彼岸桜や、ピンクの枝垂、ツボミがパンパンに膨らんでスタンバイOKな八重桜も。
桜だけでなく、白やピンクの桃の花も満開。
黄色い花のオウバイモドキがソメイヨシノに絡み付いていたり、足下には白い星を散らしたようなハナニラが乱れ咲き、柳や紅葉の新緑が輝く。
あ〜、春はいいねぇ。

遊歩道から少し離れた馴染みの喫茶店でランチの予定だったが、歩道沿いに新しい店ができていて、なんだかいい匂いが漂っている。
店先にはランチメニューの看板。二人で近寄って良く見ようとした途端、店内から暖簾を出しにお姉さんが出て来て呼び込まれてしまった(笑)。開店と同時だったので先客はナシ。
多分夜間は居酒屋の、純和風の店で、Hさんは鳥照り丼、私はホッケ定食。
食べながら、今日観る芝居『薔薇とサムライ』の話。Hさんは昨日見て、後日もう一度行くという。
楽しみではあるが、どうも、こう…、あまり事前に話は聞かないようにしているのだけれど、先に見た人の反応と言うか顔色から、うーんどうなの!?
ネタバレは困るけど、2、3見所ポイントを教えてもらった。私は一度しか観ないし、こういうのは嬉しい。

早めに花見ランチを切り上げさせてもらって、気付けば満席の店を出る。
家に戻り、夜の劇団☆新感線公演に向けてのお支度をする。
芝居、このところずっと着物で行くようになってるので、今回も当然のように着物で行ったけど、企画は『五右衛門ロック』でも、舞台は明らかにヨーロッパ系の架空の王国。登場人物も主役の五右衛門以外皆ドレスにタイツ。たまには洋服でも良かったな、と見ながら思った。
着物を着るようになってから洋服でオシャレする機会が減って、ちょっとつまんない。まあいいんだけど。
ちなみに今日の着物は伯母さんのお下がりのよろけ縞に母の花柄帯を角出しに結んで、帯揚げは昔買ったハギレで締めて、なかなかいい感じ♪着物はちょっと丈が短めで動くとお端折のヒモが出てしまうけど、その都度こっそり押し込む(笑)。羽織は例の黒地のやつで。

着付けもちょいと手慣れて来たのか(着物や帯が扱い易い物だったせいだ)案外早く支度が済んでしまった。
お天気もいいし、せっかくなので中目黒で途中下車して、目黒川の桜も見物して行く事にした。この時期、中目黒駅に電車が差し掛かると、車内で溜め息やら歓声が上がる。だってすごい桜なんだもん。
いそいそと降りて、すぐ近くの川縁へ行き、15分ばかり散策して携帯写真を撮る。
そう言えばだいぶ前、中目黒で友人と夜桜を見て、その後で最寄り駅に途中下車させて近所の桜を見物した事があって、「近所もいいけど中目黒に比べると見劣りするな」と思った事があった。
でも今日は逆に、ウチの方は人も少なくてノンビリしてるし、木も小さい分花の近くに寄れていいな、と思った。
同じ物を見ても気分やコンディションで色々だね。







4/8(木)夜

赤坂Actシアターで、劇団☆新感線公演『五右衛門ロック/薔薇とサムライ』を見る。
待ち合わせは、これまた大学の先輩のR子さん。 出てる役者の逆木圭一郎は大学の同期。つくづく多い、大学仲間。
劇場前で待ち合わせの予定だったけど、予定時刻より早く開場したし、そろそろ風が冷たくなって来たので電話を入れて先に入る事にした。
ロビーには今回のポスターの、長野剛さんの手による美しい油絵原画が展示されていて、食い入るように鑑賞。といきたかったけど、引っ切りなしに写真を撮る人が群がっていて、お邪魔になるのであまり近寄れない。人気があるのは嬉しいんだけど。寄り目になる程近くで見たい!
グッズ売り場には、我らが逆木圭一郎がナノブロックで作った“五右衛門人形”が飾られている♪なんでも彼のブログ見て、“カワダ”さんがナノブロックを送って来てくれたんだそうだ。すごい。(私がカワダさんでもそうするけど)
そんなこんなウロウロして、席に行ったらR子さんがすでに座っていた、今日も真っ赤なウィッグで、見付けやすくていいわ。
なんと前から3列目!そして事前に聞いていたんだけど、右寄りの通路に役者がいっぱい来るという、その通路のすぐ横。す、すごいぞR子さん! (チケット取ってくれた)
実際オスカル姿の天海祐希様が、まさにソコにお立ちになられたのよ!!キャ〜♪

さて、前置きはこれくらいにして、舞台。
う〜〜〜〜言いたくないけど、居眠りこいてしまいました。
相変わらずニギヤカだし、キャストは豪華、そして皆頑張ってるし好演。
天海祐希様の美しさときたらもう、この世のものではない(断言)。タカラヅカ的なコスプレ満載で、ファンサービス満点。
でも、内容が……脚本が……演出が……衣装が………………………………あまりにも、普通
ここ何作かは、私も歳を取って、昔がやたらに良く思えるのかな、と半信半疑な部分もあったんだけど、やっぱりそうじゃないみたい。
ネット上では絶賛の嵐。きっとこの方向は、間違ってはいないのだ。
だからもう、文句は言うまい。いや、愚痴か。
Cat in tha Red Boots』 よりは良かった、という事で。出演者が良かったからさ。

で、良かった事。
何と言っても天海祐希様の美しさかっこよさ!!!
天海祐希オンステージと言っても過言ではない、次々換わる衣装や髪型が、いちいち似合ってかっこいい(最初のドレスがイマイチなのは明らかに狙い)。
素晴らしいスタイル。途方も無い滑らかな肌。過不足無い目鼻立ち。華やかな身のこなし。他の人がセリフを言ってても、ついつい目が追ってしまう。
海賊姿で登場した途端、本気で「おお〜!」と声を上げてしまった。タカラヅカ的なモノは気持ち悪くて(ごめん)好かないと思っていたが、夢中になる人の気持ちが分かった。
以前 『阿修羅城の瞳』で見ていて、確かに綺麗な人だなとは思ったものの、今回程の凄みは無かった。 再々演だったから彼女の個性を生かしきれる役ではなかったんだろうな。
いや〜もう、文句がひとつあるとしたら「かっこよすぎて浮く」事だけだな。素敵。

そして客演の方々、
神田沙也加ちゃん、可愛いし上手!歌も芝居も良かった。実は私は大の聖子ちゃんのファンなので、今回一番注目してました。ママに恥じない才能。明るく透明な気配がとてもいい。顔はお父さん似かな?
山本太郎さん、あらイケメン(笑)歌もなかなか上手いです、素敵な声。立回りも危な気なかった。もうちょっとネチッこい役だと面白かったんだけどな。
森奈みはるさん、良かった!唯一ちょっと泣けたのは彼女のマッスグでいじらしい芝居のおかげです。天海さんとタカラヅカはかくやという絵を見せてくれたし。
浦井健治君の王子、良かった!バカ男キャラ大好きの私にとってはツボど真ん中。高音がキレイな歌声はとても印象的。身のこなしが軽くて、「わっかいなぁ〜!」と感嘆しちゃった。今後注目赤丸印です。
それから劇団員の皆さん、
古田さんは今回、かなり踊ってます(笑)。バレエ的な振り付けとか。『変態仮面』は爆笑させていただきました。似合い過ぎる……(笑)
高田聖子さんのドレス姿の似合う事ったら!外人顔だもんなぁ。悪女役が本当〜にサマになっていた。
実は粟根さんの軍服姿に軽く萌えてしまった…似合うなぁ〜。粟根さんは太らないし、昔から一番変わらないかも。
インディさん、海賊姿似合う〜♪『パイレーツ・オブ・カリビアン』にそのまま出演できそう(笑)。
そして我らが逆木圭一郎は、なんと一人7役!を担当したそうだ(けど5役くらいしか数えられなかった…)。それも楽しいけど、お願い、もうちょっと大きな役、ください。
最期に橋本じゅんさん。凄いです。企画は『五右衛門ロック』だけど、彼だけがロック魂貫いてる気がしたよ。

…あ、いかん。またしても愚痴モードに入りそう。
昼間はあんなに元気に歩き回っていたのに、劇場に着いた頃からなんだか腰が痛くなって来た。着物だとあまり姿勢も変えられずハラハラ。
間に休憩が入ったので、まずは眠気覚ましにコーヒーを飲み、長蛇の列がとぐろを巻いているとこに並んで、トイレの個室でストレッチ(爆)。
効き目があったようで、後半は痛みも気にならなくなってホッとした。
しかし女子トイレ、いずこも同じ大混雑。 設計段階で間違ってる事は明白なのに、新しい劇場も全く改めてないのは驚きだ。

アンコールではモチロン天海さんに目が行ったけど、沙也加ちゃんのお辞儀の仕方がとても可愛くて印象的だった。
そして、舞台のハネた後は、R子さんと楽屋を襲撃、逆木圭一郎に面会。
楽屋口が分かりにくく、ちょっと迷ったりしていたためか、出て来た逆木君はすっかり着替えもメイク落としも済んでサッパリした顔。すぐ出られると言うので一緒に食事する事に。
彼が荷物を取りに行くのを待つ間に、沙也加ちゃんが来て目の前に立った。おお、色白。思った程小柄じゃない。脚が細い!そして澄んだ声。なんかピカピカだ。
時間も遅いので逆木さんにお任せで、すぐ近くのインド料理屋で『マハラジャ』ビールと共に辛いサモサやタンドーリチキンなんかをいただく。
本場インド人がやってる店で、かなり辛くて美味しい、ビールは進むし、また食べ過ぎてしまった…。
話題の大半はやはり、天海祐希様の事。美人を見慣れたはずの出演者が皆、最初の衣装稽古では見とれてしまって芝居にならなかったとか。ですよねぇ。
話とカレーに夢中で遅くなってしまい、帰りの電車は終電だった。





4/10(土)

私の花粉症は毎年、「バレンタインから花見まで」。
今年は殆ど症状に苦しむ事も無く、用心はしていたものの、マスク無しでも平気だったし、薬の類いはもう何年も前にやめてしまったんだけど、時々目がシバシバする程度で済んだ。
で、花見もそろそろ終わる頃になったので、もう花粉体制解除しても良さそうだなと。
夏に始めた朝のジョギング、正月早々から半月ばかり風邪で寝込んだ後、かえって身体に悪そうだなと夕方に切り替えて(そしたら回数が減った…朝の方がキモチイイんだもん)、花粉が飛び出してからは外で走るのを諦めた。すっかり夜型生活に逆戻り。
その間、スポーツクラブのトレッドミルっての?ベルトの上で走る、アレで何とか走りを繋ごうとしたんだけど、どうも嫌いで、アレ。
30分が限度。つまんないんだもん。
で、またまた身体が膨らんで来たワケで(泣)。
やはり体重は変わらなくても形が全然違って来る。体感的にも、身体が重たくなって動くのがおっくうになって…悪循環。

再開しますよ、朝ジョグ。
でも今日は寝坊したので、夕方外を走ってみた。
実は近所の河原の土手が、電車から見ると桜がいっぱい。
もう、すぐに散ってしまうんで、とにかく花見がてら(さんざん花見したけど…)土手の方まで走ってみよう、と決めて、久々にiPodをお伴に走り出す。
いつものジョギングコースは水路沿いの遊歩道だけど、河原へ行くには国道沿いを通らなくてはならず、夕方は特に空気が悪い。
でも久々なので顔に当たる風が心地良く、気温もちょうどいい感じ。
河原から、橋を渡って東京都へ。
悔しい事に、こちら神奈川岸は全然桜が見当たらず、東京側はずーっと桜だらけだ。
下流へ行くと並木があるが、戻るのが面倒になるので上流方向の公園へ向かう。

…山なんだよね、この公園。殆どトレイルランの様相を呈して来た。
不揃いの階段と坂道を登り、丘の上へ出たらけっこうな人数がレジャーシートを敷いて本格的に花見宴会をやっている。屋台や貸しゴザまで出てる。
そうかー、来年はここで、久々にちゃんと花見したいな♪等と横目で見ながら考えるが、そういう宴会の中を汗垂らして走るのは、ちょっと気まずい(笑)。
でも、さすが花見会場になるだけあって、山中が桜だらけ。
登りは必死で頑張って体重の妨害と戦い(手強かった…)平地では時々桜に見とれて立ち止まり、下りは足下が怖いのでほぼ歩いて、ぐるりと回って河原に戻る。
公園脇の神社に、ハナニラの群生が。それも、ハナニラは白が多いけど紫色だ。キレイ〜。
ああ、カメラ持って来れば良かった、でも走るのに邪魔だしなぁ。

公園を出て河原へ戻り、また橋を渡って神奈川サイドに帰って来て、行きの道路を戻るのもナンだから、少し河原を走る。
遠くから白い花がいっぱい見えていて、「ハルジョオンかな?」それにしても白いなと思ったら、ハナダイコンだった。
白に、ちょっと紫。所々黄色いのは、菜の花か?
走り出してビックリ、物凄いハナダイコンの絨毯
去年はこんなの無かったから、きっと植えたんだな。しかし、壮観。
あ〜やっぱりカメラ持って来れば良かったな。
ちょっと悔やみながらも、とっても気持ち良く走る。背後に夕焼け。耳からはキヨシローの歌。
花に見とれて気持良く走ってたら、気付いたら首に巻いたタオルが無くなっていた。いつからだよ!?
後ろを見渡したが見当たらない。来た道を引き返す根性は無く、そろそろ暗くなるのを言い訳にそのまま走って帰って来た。

タオルはちょっと悔しいけど、気持ち良かったし楽しかったから、まあいいや。
花もいっぱい見られたし。

ああ。春だなぁ〜。







4/17
(土)

葉山にダンゴウオがいっぱい、と聞いて、先日のリベンジを狙って行く事にしたが、前夜から天候は大荒れ。
異常に寒い上に、冷たい雨は夜半から雪に変わり、出発時刻の7時前にはうっすら積もってミゾレどころかヒョウが降っている!
半ベソになりながら駅までの道を機材を引きずって行く。私のキャリーバッグは片手で引くと方向が定まらず、傘を差すと両手が使えないので凄い引きずりにくい。脚に絡み付いて来るのを蹴飛ばしながら歩く。駅に着いた頃にはヘトヘト、しかも横須賀線内は寒くて、真冬より厚着で来たのに身体は冷え切ってしまった。

そんな状態で降り立った逗子駅は、それでも雨が止んでいて一安心。
イントラY氏 のお迎えで、別チームの二人とショップへ向かい、支度を終えて海に着いた頃には薄日が射して来た。良かった〜!
先日お古をもらったBCでの、今日は初潜り。この輪っかは何に使うんだとか、肩ひもはどこを引っ張るんだとか、しばらくモタモタしながら機材を装着。
いつもハードな葉山のエントリー、今日は潮が思い切り引いて、しかも季節柄滑る岩海苔が密生して気が気じゃない。7Kgのウェイトベルトが腰に食い込む。 ここで転んでウニ踏んで大騒ぎになったんだ。水辺に辿り着く頃には息切れ。
でも、水に入ったら途端に元気!前回よりだいぶ温くなってるし、水が澄んでいる!!ヤッター!

しかし海藻類はだいぶ伸びて視界は悪い。
1本目はまず沖へ出て、長くそこにいるというベニカエルアンコウ を見た後、ダンゴウオ探し。
すぐ見つかるが、小さい!カワイイんだけど…、おまけに乗ってる海藻の保護色。私のカメラでは解像度上げてとりあえず撮るしかない、ちゃんと写ってるかも確かめられないほど小さい(3~5mm)。
下手な鉄砲もとしつこく撮って、戻る頃にはエアーはギリギリ、しかも生い茂るホンダワラ(海藻)が足に絡み付いて進めなくなってジタバタ。いや〜疲れた!
2本目もダンゴウオを狙って撮影してたら、次から次へと見つかって、最初は指を指されても「え?どこ?どこ?」となかなか見付けられなかったのに、段々慣れて来てすぐ見分けられるようになって来た。
結局、1本目と通算で11匹に遭遇!もはやダンゴ祭り
最後の奴だけがでかくて(1.2cm)ちょっと撮り易かった。
…でも案の定、戻って見た写真は大部分がピンボケ。ダンゴウオは小さいからともかく、カエルアンコウも全部ボケボケで悲しくなった。
2本目はウミウシも探す予定だったけど、ダンゴが多くてそれどころではなく、エアー切れスレスレまでダンゴばかり撮って終了。Y氏は ウミウシ見せられなくて と謝っていたけど、楽しかったです。
ダンゴの合間にチシオ、ダイダイ、シロ、ムカデミノ等々ウミウシにもいっぱい会えたし、タコやイカ、サビハゼ幼魚の群れ、明るい場所に居座ってるマツカサウオ、ボウシュウボラ(巻貝)の産卵等々、いろんな物が見られたし写真も撮れた。
Y氏ご推薦の虫眼鏡を持って入ったので、肉眼ではきついダンゴウオの目玉の周囲の放射線なんかも確認できた。

…でも正直、もうちょっと性能のいいカメラが欲しくなって来たな。
そして今度は、葉山の“ウミウシロード”じっくり見物してみたい。モチロン見られるなら魚の群れが好きだけど。










4/21
(水)

先日花見散歩を一緒にやった近所のHさんと、今度は八重桜を目当てにお花見第二弾をやる事にした。
ずっと雨続きで異様に寒かったのに、今日は突然の上天気。 家を出ると、あまりの陽射しの強さにクラクラした。
お昼前に用水路で落ち合って、借りたDVDを一旦家に持ち帰り、薄着に着替え日傘を持って出かける。夏のように暑い。

ソメイヨシノはもう殆ど散り切って、若葉がキラキラしている。八重桜は、満開にはちょっと早いが充分見頃を迎えて、巨大なピンクのカリフラワーみたいになってる。
ソメイヨシノの並木に八重桜が混じっている先に、八重がまとまっている場所もあり、ピンクのトンネルになっている。水辺にはピンクの反射。

正直、桜は絶対一重が好き、ピンクの八重はあまりに華美で品が無い等と常々思っているのだけれど、青い空の下、これだけ咲き誇られると、それは見事で圧倒される。
何と言うか、ソメイヨシノが散る時とはまた違う、陽気なトランス感を味わえる。
さんざっぱら写真をパチパチ撮りまくった挙げ句、「白いのがいいね〜」「ピンクは派手過ぎて節操が無いよね」と、数の少ない白い八重を依怙贔屓してしまった。ご免、ピンク

ソメイヨシノの前から咲いてたハナモモは、そろそろ色褪せては来たが、まだまだ見頃。頑張るな。
ハナミズキや藤も咲き出している。なんだか早い気がする、今年は寒い日が多いのに。
前回はツボミだったモッコウバラも、可愛らしい花を咲かせ、爽やかな香りを漂わせている。一重八重、白黄色のヤマブキも花盛り、ジャスミンも開き始めてる。
近頃見ないよね、と言い合っていた白いタンポポも、言った傍から数本見つけた。
外来種のセイヨウタンポポに押されて激減している。清楚で凛とした姿は、言っちゃ悪いが可愛いだけの西洋種とは格が違う感じがする。頑張れ。
所々、散った後の桜の木に可愛らしい実が生っている。うん?
ソメイヨシノは交配品種で種はできないと聞いたけど…と、思って調べてみたら、近くにオオシマザクラなんかがあると花粉が飛んで来て受粉するんだそうな。へー。

中に3本ばかり、八重ではないが今が満開の桜があって、それが恐ろしく綺麗な花を付けていた。
ソメイヨシノよりもちょっと青みがかったピンクの一重咲きだけど、花の付き方がハンパじゃなくギッシリで、八重にも負けない華やかさ。
桜は百種類以上あると言うけど、この花の名を知りたい。

途中、狭い遊歩道を歩いていたら、いやに石油臭い
と、思ったらHさんが、違法駐輪の中で横倒しになったスクーターからガソリンがジャブジャブ流れ出てるのを発見した。
道に流れ落ちたガソリンが揮発して辺りの空気に立ちこめている。どこぞのアホがくわえ煙草でもしようものなら大惨事だ。
どうしよう、と見回すと、すぐはす向かいに駐輪場の管理人小屋がある。
違法駐輪スペースなので管轄外だが、取りあえず管理人さんに報告。
それから、すぐ裏手の中古車屋にも「火気注意」の報告をして、戻って来たら駐輪場のおじさん達が集まっていて、お礼を言われた。
こういう時、実際どこに通報したらいいんだろう?警察?携帯電話は持っていても、管轄が分からない。
取りあえず、人に知らせたので良しとして、散歩を続けたが、一回りして戻った時にはガソリン臭はかなり治まっていた。

実は翌朝、ジョギングで現場を通りかかったら、ぎっしり並んだ違法駐輪の自転車は一台残らず撤去されていた。後には横倒しのスクーターが一台。
移動が大変だから放置されたんだろうか、多分あのガソリン垂れ流してたスクーターだと思うけど、メカに興味無いので見分けが付かない(笑)。
夕方には、また半分ばかりの違法駐輪自転車が並んだ。
目と鼻の先に、有料駐輪所があるんだけどなぁ。お金使いたくないのは分かるけど。

用水路の近くの商店街で、可愛らしい小皿とお鉢を買い、和菓子をお土産にして、今日はいつもと違う店でランチにしようかと、洋食屋を覗く。
残念ながら満席で、結局いつも行く喫茶店のランチプレートを食べた。
薄着に着替えて来たにもかかわらず、今日は本当にいい日和で汗をかいてしまった。











4/29
(木)

緑のダンゴウオを見に行くというので、逗子のイントラR氏に予約して城ヶ島へ行く予定だったが、前日が高波でクローズだったので無理そう、という。
“岩”というポイント(私は行った事がない)にも緑ダンゴがいるとの噂なので、そちらに変更しようと言って来た。
前の日にネットで海況を調べたら、岩もクローズになっている。
ちょっと風邪気味な事もあって、「海が悪かったら無理しないで延期に」とメールを出した。
当日、出発予定に合わせて5時起床、R氏から「6時過ぎにショップから知らせが来る」とメールが来たので待機。
携帯に電話が入って、クローズではないが水がひどいので中止、と知らせが入った。
あーあ。なんか、今日はそういう気がしてた。

眠いので化粧したままちょっと横になって、天気はいいので洗濯やらやって、溜ってる買い物を消化しに外出した。
最寄り駅に新しい路線が入ったので、逗子も近くなったけど、浅草橋も近くなっててビックリ!
久しぶりに、ビーズ材料を買い出しに行く。
と、言っても、以前のようにアレもコレも欲しいという気分ではなくて、足りない分を買い足すだけ。
実物が並んでるのを見れば胸がときめくかと思ったけど、そうでもなかった。
うーん。ちょっと寂しい。

いい天気なので、川を渡って、両国まで歩いてみた。
強風のため帽子を被っていられず、日傘の用意も無かったので、いい天気どころの騒ぎじゃなかった(笑)。でも今日はダイビング用のUVケアメイクだから大丈夫♪多分。
隅田川は増水して、ゴオゴオ流れている。
これでは、海もさぞやと思ったら、ちょっと納得したと言うか気が済んだ気がした。
両国駅前には江戸東京博物館があって、寄って行こうかな、と思ったけど、特別展が『龍馬伝』で、物凄く混んでいそうなのでやめにした。
大河ドラマも見てないし。

渋谷に廻ってダイビング用品屋と100均ショップで予定の買い物をし、その後Bunkamuraの『レンピッカ展』 を見て東急ハンズでも買い物をするはずだったけど、直射日光と強風で疲れたんで帰る。
近頃疲れ易い、って言うか、本格的に風邪気味かも…。






4/30
(金)

またまた雨続きだったのが、この季節らしい上天気になって来た。
最寄り駅に路線が増えて、逗子も浅草橋も近くなったけど、R子さんの家も近くなったので、お花見散歩にお誘いした。

駅前で待ち合わせてスーパーで昼食を調達し、いつもの用水路をのんびり歩く。
晴れるともう、本当に陽射しが強く、夏みたい、だけど風はまだ爽やかで、日陰に入ればスーッと涼しくなる。ああ、ずっとこんな気候だったらいいのに。
八重桜はまだ盛大に花を付けているものの、残念ながら少し色が褪せて来ていた。その代わりと言うか、足下はピンクの絨毯。
さすがにハナモモも、あの綺麗だった遅咲きの桜も散ってしまってわずかに残るのみ。
今はハナミズキが華やかだ。ヤマブキも花盛り。
川沿いに歩いて、流れのすぐ足下に降りられる場所を選んでベンチに座って昼食を広げた。
道行く人が見えるけれど、静かでのんびりして、風が気持ちいい中で、R子さんが持って来てくれた正和様ビール(懸賞で当てたんだそうだ!)を飲みながらモリモリ食べる。
実は朝、玄米フレークにかけた牛乳が腐っていた!ので、朝食はバナナしか食べられなかった。お腹が空いてていっぱい買ってしまったので、食べ切れず少し残ったのを包み直してまた散歩を続ける。
公園も歩いて、点在する彫刻を冷やかしたりして、またそこらのベンチに腰掛けてボンヤリ。若葉がキレイ。

我が家へ戻り、デザートに買ってあった草ダンゴでお茶にする。
そう言えば、去年の初夏に『クローン・ウォーズ』の仕事で来てもらって以来。
早いもんです。
Macを起動して、iTunesなんぞを使って見せたりしているうちに、ちょっと西日になって来たなと思ったら、もう6時。
駅まで 送って帰ってから気付いた、コース取りをしくじって、満開のモッコウバラを見せそこなった!
残念。