*200年9月のワタクシ。*
9/7
『スーパーマンリターンズ』を観た。
いや〜、本当に、全く、どっから見ても正統派の、コテコテのスーパーマンだぁ!!
上映中の映画をあまりどうこう言うのは良くないんだけど、私はかなり、好き!
主演の新人俳優が、本当にスーパーマン顔だし。
絶望的と思っていたあの青いタイツに赤マントも、繊維技術の発達とラウル君のナイスバディのおかげで意外にもかっこいい。
悪役&ヒロインが地味な印象だったのは残念だけど、「正々堂々スーパーマン!」っていう作りが嬉しかったな。
映画は故クリストファー・リーヴ氏と夫人に捧げられている。リーヴさんも及第点、じゃあないのかな。合掌。
映画館を出て、一緒に行った友人二人とケーキバイキングの店に入った(このところクセになってる!?)。
ケーキ以外にも白玉や草餅、ワラビ餅があるので取り分けて、アンコと蜜を一緒にかけて席に戻った。
一口食べてビックリ。黒蜜だと思ってたら、ミタラシのタレだった!がぴょーん。
そう言えば、「どうして黒蜜の容れ物が二つあるんだろう?」と思ったっけ。そうじゃなかったんだ…(泣)。
いえね、ミタラシ団子は嫌いじゃないんだけど、黒蜜とばかり思ってアンコと重なってかけちゃってる。ちょっと凹んだ。
…でも、昔居酒屋で、「なめこおろし」に間違ってソースをかけてしまった事もあった。あれに比べりゃこれくらい……と、話していたら、一緒にいた友人が「他のバイキングで、アンミツを盛り合わせて、生クリームと思って乗せたものがマヨネーズだった」。びゃ〜。
バイキングって、けっこうキケン、かも。残すのは反則だし。
いえいえ、アンコにミタラシのタレが混じったくらい、なーんて事ありませんわ、おいしかったよ。ご馳走様でした。
久々にレディスデイに『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を観て来た。
先週の『スーパーマン〜』に引き続き、CGてんこ盛りのエンタメ満載映画。……でも、随分赴きが違うものなんだなあ、と不思議な気がした。
うん、どっちも面白いし好きなんだけど。
しかし、知って観に行ったとはいえ、「以下次号!」はイタダケないねぇ。どうせ次も観るけどさ。
一応の完結は見せて欲しいな。まあ、スパロウ船長の事は心配してないけど(笑)。
そうそう、クレジットは長くても、最後までちゃんと観ましょうね。(って言うかこういう手もちょっとアザトイような……最近多いけど)
ところで、渋谷のしょぼい映画館なんだけど、行ってから気付いたら「全席指定制」なんだって。
『パイレーツ〜』は人気の映画だけど、もう公開して長いし、実際レディスデイの午後なのに席はガラガラだった。
それなのに、チケット売り場でいちいち座席の希望を聞いているもんだから、並ぶ時間が長い長い、閉口した。
一人一人にいちいち「こことここが埋まっていて2階席はこのあたりが」と説明して(座席表印刷してバッテンでもつけておけ!)、客も客で窓口前に立ってから相談したりしてる(並んでる間にだいたい打ち合わせしとけ!)し。
私、並ぶのってキラーイ。(一説には「片付けられない女」の特徴だとか…)
混んでる時はいいシステムなのかも知れないけど、かなりウザかったです。
だいたい座席なんて、お得意さんならいいけど、中に入ってみるまでどこがいいかなんて分からない。
まあ、総入れ替え制なので、上映が始まったら空いてる席に移っても大丈夫(実際やってる人いたし)なんだけど、本末転倒っつーか、上映中歩き回りたくないし。
指定はいいとしても、チケットの売り方、もう少し考えてくださいな。
夏風邪が長引いてイマイチ調子が上がらないし、最近始めたMacDockSNSというヤツにも結構手間を取られてしまって、またまた更新サボり気味。いかんいかん。
新しいルートが開けるのは嬉しい事だし、Macに詳しい人がいっぱいで、頼もしい場所ではありますが。
で、もはや日程もうろ覚えの、こまい事件を並べて3つ紹介、とは言ってもR子さんこと「梨影子姐さん」のブログでは、もう大方発表済みなんで、そちらで読んでる方はテキトーに飛ばしてください。
<その1>
風邪がようやく治まりかけた、ある暑い深夜、R 子さんから電話が入った。
毎度のごとく当初の用件はサッサと終わらせてバカ話に花が咲く。だいたい長いのよ、この二人の電話は(笑)。
…と、受話器から、会話の合間に何やら声らしきモノが…混線か?
しかしR子さんは「別に」。
最近耳鳴りもあった事だし気のせいだったかな、と思い話を続けたが、やっぱり聞こえる、オマケにR子さんは気遣う気配も無く喋り続けるところをみると、本当に聞こえてないようだ。話し声に重なって聞き取れない、でも、これは、まるで………。
赤ん坊。そう、赤ちゃんの声に、似ている!いや、そうだ。親戚の子でも泊まっているかと思ったがそれも無いと言う。
片方だけに聞こえる混線もあるのかな、なんて話し合ったが、「でも、赤ちゃんが電話してるって情況もおかしくない?」タクシー無線のはずもナシ。受話器の雑音?機械音には聞こえない、もっと有機的な幅のある音だ。
一度脳みそが「赤ちゃん」と方向を決めてしまうと、もうそうとしか聞こえなくなる。「あっ、また泣いてる、今度は笑った、今はバブバブ語ってる…」色んな声音が聴き取れる。
「R子さん、水子に心当たりは…」と、一応ベタなギャグもかましつつ、いや本当に、いつの間にやら隠し子が…???
とか言いつつもダラダラといつものバカ話を続け、いい加減長くなったのでもう切ろう、と言った途端、またもや鮮明に、むずかる赤子の声!
「…ひょっとして、これの事?」きい、きい、ぶぶぅ〜………それよ、それ!「…私の椅子のきしむ音だ」。
ー幽霊を捕らえてみれば椅子の錆びー
ーーーーーCDだったら絶対都市伝説になってるって!
<第二夜>
数日後。また深夜にR子さんから電話が入った。
とってもはずんだ声で、「今、変な電話があって、警察だって言うんだけど」えっ、事件!?「泥棒が出るって」ええっ「それでウチにも何度も入ってるって」えええー!?「それでなんか要領を得なくて」へ?「頭悪そうな警官で」ほえ?「だんだんしどろもどろになってきて」はあ…「窓から外を見た途端に電話が切れたの」ナニー!?
こわい。っつーかブキミ。電話の主はどっからか見ていたのか?R子さんはお母様と二人暮らし。
「お母様に懸想しているヤツだ!」何を言い出すか、自分。
R子さんは(いつもテンション高いけど、なお)ハイになっている様子。「マンションの庭の灯籠の上に猫が、猫が」と繰り返す。
しかしさすがに冷静で、ちゃんと警察署にも電話を入れ、間違いなくニセ警官と確認済みだと言う。
なんだろう…?泥棒の下調べ?詐欺の手口?ストーカー?
結局犯人(犯罪である)の目的は分からないまま。その後R子さん宅に変わった事も無いようで良かったが、気持ちの悪い話だ。
実は、もうだいぶ前だけど、別の友人に似たような事があった。
「警察ですが、貴女の部屋を盗撮した犯人が捕まって、今写真が応酬されました」と言い、彼女がうろたえると「このまま表沙汰にしては貴女に傷が付くので、なんなら…」と、ワケのわからない事を言い出した、というモノ。
まずい事に、その彼女は一人暮らしで、おまけに当時男を連れ込んで(本人の弁)いたため、かなり焦った、と言うか、電話口で泣き出したらしい。
世の中にはそうやって、見知らぬ女性の怯えたり泣いたり、男の気配を感じたりするのを聞くのが楽しいヤツもいるんかね。ブキミ。
…しかしもっと驚いたのは、その後の友人の言葉。「(連れ込んだ)男の知り合いじゃないかと思うの」。
どういう人間関係なんだ………。
ーヘンタイは情夫(いろ)もグルだと友が言いー
ーーーーー本当に友達なのか?この言い草……。
<第三夜>
その数日後、またまた夜中にR子さんと電話でバカ話をしていた時の事。
その夜はMacを起動していたので、お絵描きしながら電話していた。(Skypeというありがたいモンがお互い入れてあるんだが、なかなか使わない)
と、会話の途中で突然Macが喋り出した!ドッキリ。
実はDashbardに最近追加した、QuakeInfo(地震情報)の音声だったんすけど。自動更新で音声で知らせる設定にしてあって、日本のどこかで地震があると起動時にはすぐに「Bruce」のシブイ声が震源地やマグニチュードを知らせてくれる。(お知らせボイスは20以上から選択できます)
で、カタコトが可愛いBruce君のお知らせボイスが我々の会話に割り込んで来たってワケ。
R子さんが「あれ、何か声が…」と言うもんだから調子に乗って「ヤダー、隠し男がバレちゃった?」とカマしてみたが、R子さんは「誰?男?え?」と、いたって冷静、っつーか全く間に受けてない声。
あーあ、長いお付き合いだからな、夢が無いなぁ。
って、「夢」ってなにさ………トホホ。
ー醜聞の風も匂わずうば桜ー
ーーーーーチックショーッ!!(小梅太夫調で)
長引いた夏風邪も、症状はだいたい治まったものの、すっかり体がなまってしまった。
「おかしいな?」と気付いてから、約一月経ってしまったもんなぁ。
つくづく、抵抗力落ちてるな、と思いますわ。
やはり「規則正しい生活」「早寝早起き」「バランスの良い食生活」でしょうね。難しい…(泣)。
先週末くらいから、ぼちぼち泳ぎを再開しているんだけど、身体重いのなんの。
体重はさすがに増えはしなかったものの(一月ずっと食べて寝てたのに……病気ってカロリー使うのね)身体の密度はだいぶ違っている気配。
ああ、また筋肉痛のやり直しだよ……こんなに長くサボッたのは、久しぶり。
毎週木曜日はスポーツクラブで走るクラスがあるんだが、サボッていたのでキツイかも…と心配になる。
先週は、まだ呼吸をすると胸が痛んだし、『スーパーマン』を口実に休んだ。…でも、サボればサボる程、出直した時がキツくなるんだよね…。一昨日ドレッドミルで走ってみたけれど、あれって20分もやってると飽きてしまってダメ。
と、いうワケで、今日も夕方頃までグズグズ考えていたが、雨も止んでしまったし、栗ご飯もおいしく炊けた。
思い切って、走りに行きました。
河原に向かって歩きながらメンバーと話していたら、このクラスに参加するようになって一年経った、と気が付いた。
奇しくも、今日は私が最初に参加した時と同じコース(6通りくらいコースがある)。
久しぶりなので心配で、家を出る頃には早めに食べた夕食がもたれ、ロッカールームで血圧を測ればいつもの20〜30増しの数字にビビる。全くチキンハートなんだから…。
でも、急に涼しくなった風が心地良く、濡れた土の上にはちゃんと砂がまかれてあって走り易い。走り出したら落ち着いた。川沿いの夜景が美しい。
週1で、しかもサボッてばかりだし、同じ頃に始めた人達はどんどん速くなってるし、と思っていたが(それはみんな本当だが)、久しぶりに最初のコースを走ってみたら、随分楽になっていた。ビックリ!
イントラ君が覚えていてくれて、折り返し地点で「このコースが最初でしたよね?」と言ってくれた。「そう、(折り返しの)橋が見えてるのに、全然たどり付けなくて…」そうだった。今日と違ってとても暑い夜だったけど、それにしても片道で死ぬんじゃないかと思った。あの時と比べると、拍子抜けする程楽になっている。
やっぱり終盤、皆がペースを上げると落ちこぼれてしまうけれど、それでも進歩はしているのね。
すごいぞ、私。
注:食中毒らしきモノで寝込んだ詳細なゲロ日記です。苦手な方は、読まないで。
敬老の日で連休になるというので、母と姉の休日に合わせて3人で屋久島に行くはずが、出発前日の16日朝、姉の元へ旅行社から連絡が入り、「とてもご案内できる情況ではありません」。台風接近中のため。
やむなく旅行は中止になってしまったが、16日(土)夜には実家へ戻って、日曜と祭日の月曜を母と過ごした。
天候に恵まれれば、近場はハイキングでも、と言い合っていたのだが、こちらもすっかり台風モードで、結局ダラダラして2日間が終わってしまった。
明日(火曜日)は仕事場へ戻る予定で就寝したのが0時頃。私にしては早いが実家ではこんなものだ。ちょっと夕食がもたれてるかな?という気はしないでもなかったが、さほど気にもしなかった。
苦しくて目が覚めて、30分くらいは寝床で我慢したろうか。
どうにもおかしいと思って起き出したのが4時頃。
まさかと思ってトイレに入った途端に、盛大に戻した。
ビックリ。酒も飲んでいないのに吐くなんて!
昨夜の夕食は20時頃。アナゴ入りの混ぜご飯と、野菜の入ったスマシ汁、母手製のぬか漬け。昼の残りのサツマイモ。
ちょっとアナゴの生臭いのが気になった気もするが、それは今吐いたモノが生臭いから思い出しただけかも。
少し楽になったので、戻ってベッドに入ったが、うとうとはしたものの、また不快感で目が覚めて、またトイレに立ったら5時。
またまさかと思ったが、さっきと同じ位盛大に吐いた。
食中毒?にしては、お腹はそんなに下してない(でも苦しい)し、土曜の夜から
同じ物を食べている母は、隣室でグッスリ眠っている気配だ。
6時に、もう1回。
夕食から10時間も経っているのに、昨夜のシイタケやニンジンが、きっちり形が残って見える。全然消化されてないみたい。
この頃になると頭も痛くなって、吐き気とお腹の不快感とでまっすぐ立つ気力も無くなった。
8時前、母が起き出したので、這うようにして出て行って「吐いた」と訴えたが、まともに喋れないのか「かいた?」「あいた?」と、なかなか通じない。
その後吐く事は無かったが、胃腸の不快感は消えず、母が「おかゆでも作る?」と言ってくれても(ありがたいのだが)
「やめて…」と、戻しそうな気分になる。麦茶だけは受け付けた。
少し吐き気が弱まったところで、思い付いて熱を測ったら39.8℃。
グッタリと寝ていると、昼頃から母も「なんか気分悪いみたい」と言い出した。休日は終わってしまったので、お店(薬局)を開けながらグッタリしていた、らしい(人の事どころでなかったので)。
午後になって、母が持って来てくれたおかゆを2.3口食べる事ができ、頭痛が酷いので鎮痛剤を飲んだら少し楽になった。
翌水曜の朝になって、やっと「病院に行った方が良かったのでは」と思い付いたが、出歩く事を考えると気が重いのでやめた。最初に救急車でも呼べば良かったかも。
吐き気と熱は治まったが頭がガンガンして起きあがると辛い。寝てても痛いけど。肩が異様に凝って、呼吸が苦しい。
夕食の頃にはなんとか起き出して、卵入りのおかゆを食べる事ができ、夜は入浴もして少しスッキリした。
頭痛も少し弱まって来たが、最初は頭全体がガンガン割れるように痛かったのが、先日も出た偏頭痛の痛みに変わって来た。肩凝りが首にまわって、その辺から目の裏あたりにズキンと痛みが刺す。
このまま偏頭痛持ちになってしまうんだろうか。いやだなぁ。
母は、今日は朝から元気になっていた。昭和一ケタの底力か!?
翌木曜日、頭は痛いが朝食は控え目にちゃんと食べ、良い天気なので洗濯と布団干しをして、夕方仕事場へ戻った。
風邪で長く寝込んだ後、起き出したばかりだったので、まだ体調が不安定だったんだろう。加えてここ2.3日、なんだか食欲がモリモリ沸いて来て、「病後だから元気付けないと」と、食事量も増えていた。いつもならダイエットを考えてストップをかける所まで、大目に見てしまっていたかも。
アナゴご飯の夕食の後、実はアイスを食べたのを思い出した。
最近ハマッているアイスキャンデーで、ビターなチョコシャーベットの中に練乳が入ってる、という、けっこうカロリーは怖いシロモノで、普段なら夕食後なんかに食べないように気を付けているのに(食べても一口だ)、あの夜はどうしても食べたくなってしまって一本ペロリと食べてしまった。
「…ウナギと氷って食い合わせじゃなかったっけ」「ウナギじゃないよ」「でも似てるから」「そんなの、無い」。薬剤師の母は西洋医学一辺倒のリアリスト。おまけにウナギは梅干し、氷は天麩羅だった(笑)。
しかし。同じ物を食べていたのに、年老いた母と私のこの違いは何だ。
食あたりなんて、ついぞ経験が無い。南の島でも東南アジアでも、一人でヘラヘラ元気だった私が。
本当に、弱っているんだわ。やはり「規則正しい生活」「早寝早起き」「バランスの良い食事」……ううう、難しい。
……と、ここまで来て思い出した。
胃腸の頑丈さを誇るのは、21歳で実家を出て一人暮らしを始めてから。
大学入学あたりまでの(実家で暮らしていた)私は、人混みに出たと言っては吐き、外で甘い物を食べたと言っては吐いて、一年のうち300日位は胃が痛かった。
しばらく離れていた実家に戻る事が多くなって、身体が思い出したのだろうか。
甥っこ1号の文化祭に行った。
去年の春には、甥っこ2号の学園祭に行って、けっこう面白かったんだが、今回も面白かった。大好きだったのよ、学芸会、文化祭、学祭。
姉夫婦が母を乗せて車で行くというので、仕事場から意外と近い学校近くの駅で拾ってもらって、4人で行った。
幼稚園から大学まで、一つ敷地に集合しているマンモス(この言葉懐かしい…)校。
最後まで全体が把握できなかった(笑)。
中学、高校の男子部(女子部は別棟)の展示をザッと見て回る。
広々した校舎は、吹き抜けのホール、大きく切った窓、開放的で明るい造り。さすが、私立。
少年達が必死で客引きしたり、研究の解説をする姿が微笑ましい。お金があるせいか、作り物も大がかりで豪華だ。
吹き抜けに吊られた巨大な鳥のオブジェや、熱帯魚のモビール、イルカ(実物大くらい?)を乗せたアーチ等。良くできているが、近くで見ると素材は紙やビニールひもと、やはり手作りらしい。
手製のドミノ倒しの実演とか、ハムスターのショー(遊んでるだけだが)。
惑星配列モデルなんてのもあって、紙を丸めて色付けしてある。最近話題の冥王星もちゃんとある。「現在惑星と認められていません」の但し書き付きだった。
甥っ子1号は、クラスで「綿飴を作る」と言うから模擬縁日でもやってるのかと思ったら、ガランとした教室に机を並べて、手製の器具で綿飴作りをしてた、らしい。
狭い仕事机で生徒達が大量にたかっていて、人だかりの肩越しに顔がちょっと見えただけ。ま、人気でなにより。
そうかー、モーターがあれば、手作りできるのね、綿飴。感心。
昼食は学食で。
今日は学祭メニューで、カレーや麺類しか無いが、通常のメニューには「日替わりハンバーグランチ」なんてあって、なんだか羨ましい。
ウチの高校、学食無かったもんな。パン屋が売りに来て総脱線。
お祭り気分に浮かれてたのか、「カツカレー」を選んでしまい、食べ終わってから、一昨日までゲロ吐いて寝込んでたのを思い出した。ひゃ〜。喉元過ぎれば。
食べてしまってからハラハラしたが、少しもたれたくらいで大丈夫でした。ふう。
食事の後、吹き抜けのホールでブラスバンドの演奏が始まった。
姉曰く「ここのブラバンは結構優秀」なるほど、なかなかサマになっている。
一曲目が…「宇宙戦艦ヤマト」…???今時の高校生は、ヤマトなんて分かるのか!?
多分伝統の名曲なんだろうな。他にも「西部警察」やら「ルパン3世」と、古めで分かり易い曲が続き、母も楽しそうだった。
ブラバンの後校舎を出て、少しグランドを見物(立派!)、校内に劇場があって凄いというので見学に行くと、5分後に「和太鼓部」の演奏が始まるというので見る事にした。
すごい。桟敷席まである。2階建てでオペラハウスみたい。どんちょうだって、ちゃんとある。
でも、和太鼓の演奏、というよりパフォーマンスは、全然会場に負けてなかった。
大太鼓・小太鼓に横笛と、小型のシンバルのような鐘。ハッピ風の衣装で、フリもビシッと揃ってキマる。
かっこいい!!
思いもよらぬ大収穫だった。
私だけでなく母も姉もポ〜っとなってしまった。「○○(甥っ子1号)も太鼓やれば良かったのに」なんて言ってる。
ちなみに甥っ子1号は水泳部、けっこう活躍してるのよ。
朝起きると、やたらにサワヤカな秋晴れで、家にいるのがもったいなく思えた。
こういう日は出かけよう。
そう言えば、R子さんのお仕事(映画関係の書籍編集)の関係で、イラストレーターの長野剛さんの原画展をやってる、と聞いて、行きたいなと思っていたっけ。
気が付けば、今日が最終日!!
R子さんも「行きたい」と言っていたはず。
久方ぶりの上天気と、たまにしかできない早起きと、最終日という事実に勢い余った私。
お仕事中と聞いていたにもかかわらず、午前中からR子さんに電話をかけて、
「いい天気だからこれから行く」。
眠そうだったR子さんと、現地で待ち合わせする事に(強引に)して、出かける。
ネットで地図を見て、簡単そうだと高をくくってメモ書きだけ持って出たら、やっぱり迷ってしまった。
戻るか、と思いながら歩いていたら、警察署を発見。飛び込んで道を聞いたら、通りを一本間違えてた。
神田の時代屋という、ちょっとマニアックな匂いのする本屋さんの2階で、奥に甘味処があり、そこが会場になっている。
電話で叩き起こしたにもかかわらず、R子さんをお待たせしてしまった。
R子さん、今日は珍しく、フェミニンなヒラヒラスカート姿。紅い薔薇柄が似合ってて素敵。(待たせたから言ってるんじゃないのよ・笑)
さて、原画。
話には聞いていたが、本当に油絵だった!ちゃんとキャンバス地が見える。そして、思ったよりずっと大きい。このち蜜さを思えば当然ですが。
さすがにこの画風だと、かなりの薄塗り。背景効果に所々、絵の具の盛り上がりが見える程度で、人の肌なんかは殆ど透明水彩のような描き方だ。イッパツでキマるんだろうなぁ、きっと…。
長野剛さんという人は、描く殆どのキャラクターが美男美女だ。
信長も水滸伝も、彫りの深い、少しバタ臭い美形の男性と、うるんだ大きな瞳の麗しい乙女のオンパレード。太閤秀吉(=猿)でさえ、ジャニーズ系?的パッチリ瞳のカワイイ顔(笑)。
「きれいな顔」って、こんなに色々あるんだな、とミョーなところで感心してしまった。
生地やヒカリモノの質感も素敵。
作品の点数こそ少なかったけど(10枚ちょっと?)、美しさも大きさも、堪能しました。
時代屋さんの2階は、書籍ではなく小物を売っている。
R子さんと甘味処で長話の後(でも善哉は冷めてたぞ)細々した小物を見て回って、面白かった。
和風のグッズや、映画関係の細かいフィギュアなんかがいっぱい。
R子さんはお仕事中なので、今日はこれで解散にして、地下鉄小川町の改札前で別れた。
で、R子さんが改札口に消えた後、地下鉄路線図を見て「やっぱり神田まで歩くか」と思ったのが運の付き?
わざわざ潜った地下通路をまた出て、神田方向に歩き出す。上天気が暮れかけて、殺風景なビル街もいい感じ。
ちょっとお散歩気分で歩いていたら、マズイ!生地屋を見付けてしまった。
いけない。我が家の押し入れには、衝動買いして未使用のハギレがひしめき合って、服になるのを待っている。しばらく生地は買うまい、と決めているのに。
これが、いい生地屋なんである。
ガラス越しに見ただけで、一目で分かる輸入物の高級生地の数々。
……待てよ。
高級品なら値段が高い=私は買えない=見るだけなら目の保養。
一瞬にして勝手な論理を組み立てて、中に飛び込む。やはり値札は、通常私の買う安物生地にゼロが二つ足してあるレベルだ。
と、入り口近くに安売り品のハギレの山。
でも、高級店だから、安くしてあっても高価、と思ったら、「20分の1」つまり「95%オフ」!グラリ。
シルクの綾織りの、イタリア製のピンクが、スカート分1500円。当て紙がしてあるシャンパンゴールドのジョーゼットはワンピースが作れて500円。(書いてて自分でも思う、殆どフェチだな……)散々悩んでどうしても欲しい2枚を選び、店員さんに差し出すと、
「こちら(ジョーゼット)3点で1000円になりますが?」え!?
ハギレの山に駆け戻ってあと2枚を選ぶ。さっき泣く泣くあきらめた、目の覚めるようなターコイズに飛びつき、もう一枚はピンクのパリッとした化繊(トレンチコートになりそう…丈が足りないが)か、ラメ入りの型押しベルベットかで悩んだ末に(まだしも実用性が高そうな)ピンクを取った。
2500円を払い、びっくりする程巨大なビニール袋を持たされて店を出た時には、とっぷり日が暮れていた。汗だく。そんなに真剣にならずとも………いや、それよりも………。
また押し入れが狭くなる。どーすんだよ!
劇団☆新感線公演『Cat in the Red Boots』千秋楽、行って来ました。
今回、一緒に行くはずだった友人が急に行けなくなって、一週間前に慌てて行ってくれる人を探した。
後から思えばたったの2日間の事だったけど、冷や汗かきましたわー。
で、「行くよ」と言ってくださったのが、「伝説のマン研カリスマ女部長」ことF美様。
先輩、それも私の入学時にはすでに卒業してらして、いわば「先輩の先輩」だし、用件がこんなぶしつけな話なので、かなり緊張して携帯に電話した。
「はぁーい、久しぶりぃ!」なんか周囲がざわついている。「うん、今ラーメン屋」ぶわっはは!緊張してた分、爆笑。あまりにもF美先輩に似合い過ぎる。用件を話し、了解を得て、ホッと一安心。
そして当日。
開演は午後7時。先に軽く食べて行く事にして、5時に新宿で待ち合わせ。
昨日までの雨模様がウソのように上天気。浮かれていたら支度が遅くなり、「伝説のマン研カリスマ女部長」様をお待たせしてしまった!
大失敗。
なに食べる?お互い特に希望も無いので、ビアホールで軽く飲んで、私の知らない頃のマン研の話なんかを聞かせてもらい、ビール小グラスでゴキゲンになって、劇場のある新大久保へ。
一応ネットで地図を見てはいたんだが、「あ、すぐ近くだな」と安心してすっかり頭から抜け落ちてしまっていた。
このあたり、私はいつも行き当たりばったりで、駅に着けば何となく分かるだろう、くらいに思ってしまうんだが、F美先輩はシッカリ頭に地図が入ってる模様。サッサと連れて行ってくれた。お連れするのがスジなのに、す、すみません。頼りになるなぁ。
新大久保の商店街のはずれに唐突に建つ東京グローブ座は、こぢんまりした小綺麗な劇場だった。
劇場内は、ちょっと変わった作りで、半円形の小さめの舞台を、グルリと270度(なんだそうだ)客席が囲んでる。幕は無く、場面転換は回り舞台。通路は全て花道代わりに使うので、1階席の客は殆どがキャストを身近に見られる。これは、出演者のファンには嬉しいかも。
内容は………うーん。ごめん。
狙った客層と、私がズレていたという事ね。途中でウンザリしてしまった。
われらが逆木圭一郎は、王様役でとても面白かった。サンボ君のプリンスも秀逸だった。加奈子さんの魔女も、ハリポタ3人組も、楽しかった。そう、冷静になって思い返せば、けっこう笑かしてもらったわ。
開始前に、吉田メタル君が登場して前説。「リピーターの方も、今までの事は忘れて今日の舞台を楽しんでください」。後から意味が分かった。芝居の内容も客の反応も、アイドルのコンサート感覚だもの。
そういう舞台があってもいい。でも、頼むから、劇団☆新感線の看板を掲げるのはやめてください。
千秋楽という事で、幕引き後には「新感線恒例・煎餅投げ」も行われたが当然取れず(無理無理)、アンコールが続く中、出て来てしまった。
楽屋を訪ね、逆木圭一郎とF美さんを引き合わせた。初対面だが、F美さんが『ダイハツカフェ』とか、色々話してくれて良かった。
主演のアイドル君が、上半身裸で走り回っている。元気…。こうして見ると、カワイイんだけど。
王様の衣装は、中世風のタイツ姿。それで笑いを取る場面なんかもあって、確かに笑った。その話題になると、逆木氏「また(私に)言われると思って」「え?」「痩せてないねって」うを。
ごめん。私、口うるさかった?彼が足を骨折したのと、私が足首を捻挫した時期が重なって、「歩けないと太る」という話はさんざんした覚えがあるけど。でも、その前からかも。
私って、ダイエット番長だった!?