*2008年11月のワタクシ。*
川崎市民プラザでジャズコンサートを見に行った。
ダイバー仲間繋がりで集まって、総勢6名。
『東京キューバンボーイズJr』ジュニアってのがあるのね。
市民プラザは、ホールの他にカルチャー講座もあり、温水プールもあり(そうそう、引っ越して来た当初、プールへ行った事があったわ)、利用したいんだけど、ちょっと交通が不便。
チャリだと一番近い感じなんだけどなぁ…自転車、どうも使わない、引き出して乗るまでが面倒なのと、雨に降られるのがイヤなのとで、なかなか遠出する気にならない。
今回は着物を着て行った事もあり、JR線とバスを乗り継いで行った。ちょい面倒、バス停の場所を探して着物姿でロータリーを右往左往。
左足の手術跡がまだ痛むので、下駄の鼻緒が当たるわでハラハラした。
でも、バスを降りる時運転手さんに「足下にお気を付けて、ゆっくりお降りください」と言ってもらって、ちょっと嬉しい気分。
開始5分前くらいにホールに到着すると、もう皆揃っていて、テーブルの上にはビールにワインにツマミがいっぱい。
そう、このイベント、持ち込みOK!
嬉しいやね。
なんだかんだと飲むのか好きなんだけど、今回は改めて、ジャズはお酒に合うな〜と思った……お酒に合わない音楽があるのかは不明(笑)。
ジャズとかラテン音楽というのは、亡父が若い頃好きでよく聴いていたので、何となく身体に馴染みが良い。
もっとも、幼い頃は金管楽器のアドリブ(なんて知らなかったけど)演奏なんかは、なんだか濃過ぎて怖かった記憶があるな。歳取って鈍感になって、ちょうど楽しめる感じになって来たのかも。
すごく気持良かった。
聴く、というよりは音が身体に当たって来る感触を楽しむ感じかな。
バンマスさんもさばけた感じの人で、ステージの合間にテーブルを回って話しかけてくれた。
後半はフロアで踊りの真似事まで(笑)。
ダイビング関係のメンバーだったので、二次会は西表旅行で一緒だったMさんのお店を襲撃。
カウンター席をズラリと占領してしまって、御常連さんをお断りしている様子、繁盛してるのね…美人ママだもんな。
カラオケで誰かが『島人ぬ宝(しまんちゅぬたから)』なんか歌い出すから、合いの手入れて大合唱(笑)。えー歌や〜。
なんてやってるうちに、すっかり酔っぱらってしまって、帰りは別れ際に初対面だったCさんと駅前で熱烈ハグして解散。
ああ、楽しかった!
と、家にたどり着いて鏡を見てビックリ。
慣れない作り帯でお太鼓にして行ったはずが、解けている。
あああ。帯が解けている〜(泣)。
いつからだ!?全然気付かなかった!
…でも、いくら皆酔ってるからと言って、帯が解けてたら気付いて注意してくれるよね?
家に着く直前の、誰にも見られてない所で解けたんだと思いたい………トホホ。
和服美人への道は険しいのであった。(いや美人はどのみち…モゴモゴ)
締切。
今回は、沖縄旅行前にネームを完成させて行って、戻ってから絵に入った、というのもあって、エネルギー満タンな感じで原稿描きに入れた。
(いつもはネーム完成時ですでにヘトヘトなので…)
すごい楽しく絵が描けて、どんどん手を入れたくなった。
…でも、やっぱりサボッていたせいか、それとも歳のせいなのか、顔のデッサンが崩れて苦労した。
ちゃんと描き続けなくては、本当に。
それでも、このところいつも最終日は徹夜でギリギリだったのに、今回が前日の夜のうちに完成できた!
ゆっくり休んで、昼頃起き出して、受け渡しに行けました。嬉しい。
受け渡し後、シナリオの勉強会。
こちらは毎月一度、昔通ったシナリオセンターの卒業生(あ、私中退…笑)有志が集まって話し合う会合で、シナリオ書いてない私が参加するのも申し訳無いんだけど、ある種励みになるんで続けてます。
仕事終わって、人に会って話しして、嬉しいなぁ。
ダダ漏れ企画の打ち合わせ。
なんでこんな名なのかと言うと、実は極秘プロジェクトだから(笑)。
見返してみたら、もう最初の打ち合わせから一年にもなる。
その間、他人様のアイディアをまとめてプロットみたいなモノを出したりしてはいたが、いよいよ本格始動、なるか?と、いうところで。
色々揉めたり、誰かが忙しくて中断したりの繰り返しで、とうとうそろそろ形にしようとかしないとか。
前回(つまり一年前)の時、煙草の煙で死にそうな思い(大袈裟ではないぞ)をしたので、戦々恐々で出向いた“接客ルーム"は、幸いにも我々4人以外に人が誰もいなかったので、かなりマシな状態だった。
(とは言っても、その4人のうち2人はバリバリチェーンスモーカーなんで、結局後半は苦しい思いをしちゃうんだが)
正直、プロットと言っても「こんなんで?」っていう大雑把なシロモノで、まだ企画書段階。
ここからどう膨らませ、こじつけ、たたみ込むか、が問題だと思うんだけれど。
なかなか、難航しそうな気配です(汗)。
自分の漫画の仕事が続けて入ってるので、しばらくはこちらに集中できないんだけど、どうなりますやら。
あまりゴタゴタが続くようなら、ちょっと考え直した方がいいかも、と話し合いつつ、なんとタイトルページのイラストレイターが決まってしまった。しかも私も大ファンの×××………ああ、極秘だったんだ(笑)。
どうするんだ。
はがゆいけれど、まずは漫画の仕事、今月半ば締切30ページ。頑張ろう。
※と、この時思ったこの仕事、その後思いも寄らぬ展開が待っていた……以下次号!※
六本木『島唄楽園』でライヴ見物&呑み。
夏にもダイバー仲間と飲み会をやったこの店、前回は思わぬ大騒ぎになってしまって、じっくり歌が聴けなかった。
ちょっと残念に思っていたら、お店のHPを覗いたら前回と同じ 平安隆さんが出演すると出ていたので、彼の大ファンであるCさんに声を掛けてみた。
Cさん夫婦と私の3人で、ちょっと寂しいかな?と思ったが、いい感じで歌も聴けたし、お店もとてもにぎわっていて楽しかった。
平安さんは三線を弾いて沖縄の歌を歌う。普通は付かないパーカッションを一人連れていて、なかなかエキゾチックな音。
聴く方はリズムが取りやすくて助かります(笑)。
同じテーブルに、かなりご年配の3人組がいらして、ものすごく楽しそうに聴いて(踊って!)いた。
見てるこちらまで幸せになるような楽しみ方。
2ステージがあっと言う間に終わって、平安さんは「一時追っかけだった」Cさんと話し、隣の私もちょっと話しをさせてもらった♪
話の流れで「ギターも弾かれるんですか?」なぞと失礼な事を訊いてしまった、そちらが元々専門なんだそうだ。
行く前にネットでちゃんと予習してったのになぁ、アガッてしまった(がーん)。
久々の和裁教室。
和裁を習い始めてそろそろ2年。
モノになったとは言い難いけれど、ここらで一旦お教室はおいとまする事に決めた。
と、言っても今すぐではなくて、今縫っている長襦袢が完成したら、という事にして、もうしばらくは続けます。
今までに作ったもの……肌襦袢、半襦袢3枚、無双仕立ての嘘つき袖、浴衣、木綿の単衣2枚、道中着。そして今、袷用の化繊の長襦袢が進行中。
縫い物は楽しくて、やり出すと時間を忘れるんだけれど、自分で作る着物はこれ以上増やさなくていいや、というのが一番の理由、かな。
情けない事に、月2回の通学路がユウウツになってしまったというのもある。近頃本当に電車に乗るのが辛い。
本当は袷が一人で縫えるまでになれたらいいなと思ってたんだけど、それにはまだまだみたいだし。
取りあえず、一旦ストップする事に決めて、先生にも話した。
着物は着るようにして行きたいし、必要を感じたらまた縫いたいと思う。
それ以上に、せっかく知り合った人達と、疎遠になるのは残念なので、なんとか繋げて行きたいとも思う。
あとは、とにかく今の部屋を何とかしないと、着た後の着物を干すのも一苦労。
思い切って引っ越し…は、できまえん、今は。
せめてと思い、頑張ってモノを捨ててるけど、なかなか根本解決にはならない…うーん。
『菌類のふしぎ展〜きのことカビと仲間たち』国立博物館へ行って来た。
地味な内容ながら、人気漫画『もやしもん』とのコラボで、かなりキャッチーな展覧会になっていた。
『もやしもん』のカラフルで可愛らしいキャラクター(菌)達のフィギュアが、あちこちで展示を賑やかしていて、楽しい。
それに、初日に『もやしもん』作者の石井雅之さんが来場して、展示会場のあちこちに落書きをして行った(会場のパネルや展示台は段ボール製)のがあちこちに残されていて、それが何とも絶妙で可愛くて。
タイトル通り、キノコやカビや粘菌の標本も充実、だけど地味(笑)。
特にキノコの、実物を樹脂加工した標本は見応えがあった。
しかしキノコって本当に、たくさんあるのね…危険もいっぱい。
第二会場には、キノコを使ったアートやら、キノコをモチーフにした絵、そして『もやしもん』の漫画原画が!!!
…実は私、アニメでは見てカワイイなと思ってたけど、原作漫画は見た事無かった。
細かい!線細い!綺麗!!!
びっくりです。
近頃本当に、私は色々と考え違いをしていたのかな、と思う事が多い。
漫画の原稿って、こんなに綺麗なモノだったんだ………(汗)。
ちょっと圧倒されてしまいました。
カワイイもやしもん達のグッズが楽しみだったんだけど、お土産売り場はちょいと期待外れ。
展示にも使われた握り拳大の菌類フィギュアは、カラフルでカワイイけど一体1760円、ちょっとお高い、一つあってもつまらないし、飾る以外なんの役にも立たないし。
たくさん設置された『もやしもんガチャポン』は、全て売り切れ。やはり皆考える事は同じなのね。
ガチャポンにできる程度の小さなフィギュアを300円程度で売ってくれたら、いっぱい買ったのにな。残念。
帰りがけ、渋谷駅で岡本太郎さんの壁画を見て帰った。
こちらも、ウワサには聞いていたけれど、すごい迫力!圧倒されました・2。
なんと言っても大きさが凄い。色彩も凄い。
渋谷駅でも、いつも混み合ってる井の頭線への通路の壁に、まるであつらえたみたいにデデンと飾られていた。
立ち止まって見つめる人、写メを撮る人、多数。
吹き抜けで向かい側に絵の高さの通路があるので、展示にはうってつけだ。
広島市と誘致合戦の末勝ち取ったと聞き、原爆がテーマなのだから広島にお譲りするべきだったのでは…とも思いつつ、でもより多くの人が行き交う渋谷に置くのもいいのかも、と思い直した。
とりあえず私は、実物を見られて良かったわ。