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バス停とバスターミナル
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 香港ではバス停を「巴士站/Bus Stop」、バスターミナルを「巴士總站/Bus Terminal」と呼びます。この区分はハッキリと定義されているのです。そのほか、ちょっと変わったバスの乗り場もあります。

バス停
巴士站
Bus Stop
●香港のバス停はバス会社毎に独立しています。同じ通りの同じ行き先であっても、必ず会社毎にポールが立っています。バス停ポールのデザインも各社ごとの味わいがありますし、その変遷も興味の尽きないところです。

●香港のバス停には「名前が無い」と永い間言われてきました。最近は名前の付いたバス停を見る機会も増えてきて「ああ、香港も変わったんだなぁ」という気分にさせてくれます。でも、そこで終わらないのが香港。

  参考⇒バス停の名前
バス停、九龍漆咸道北
九巴、城巴、新巴が集まったバス停
バスターミナル
巴士總站
Bus Terminal
●バスターミナルとは1本以上の路線がそこを始終点としている箇所を言います。したがって、どんなにたくさんの路線が通うところで大きなバス停であっても、そこを始発とする路線がなければターミナルとはいいません。ただのバス停です。

●バスターミナルが立地するのは主に次の場所です。。
 (1) フェリー埠頭(碼頭)
 (2) 鉄道の駅前
 (3) 大団地や郊外の中心地
 (4) 特別なのりかえ箇所(落馬洲公共交通轉車站が典型)
      ⇒皇崗バス(落馬洲至皇崗過境穿梭巴士)
=>かつては總站といえば(1)でしたが、港内の埋立てと海底トンネルの増加で今では衰退しました。現在では(2)が主流で各地の鉄道や地下鉄駅に大きなターミナルができています。
バスターミナル、港澳碼頭
港澳碼頭巴士總站(マカオフェリーバスターミナル)
乗換中心のバス停
●普通のバス停ともいえるのですが乗換えにとても便利だったり、乗換え以外にあまり意味がなさそうなバス停もある。

 A 紅磡(ホンハム)海底トンネル九龍側入口のバス停
   海底トンネル路線が全て集まる箇所
   香港島各地と九龍各地への乗換えがとても便利
   ⇒海底トンネル路線

 B 青嶼幹線收費廣場(Lantau Link Toll Plaza)
   ディズニーランドへのシャトルバスR8への乗換え
   それ以外にほとんど用のないバス停
   ⇒ディニーランドバス路線
   ⇒R8+A21バスの旅

青嶼幹線収費廣場(東行き側)のバス停
乗換専用バス停

巴士轉車站
Bus Interchange
●バスの乗換えのためだけにあるバス停。多くは長大なトンネル出口にあり、多数のバス路線が束になっているトンネルの先で多方向に別れるため、乗換えの便を良くするために設けられている。したがって、ここから初めてバスに乗るということを予定していない。

=>設置されている箇所の例
  城門トンネル西側出口
  大老山トンネル北側出口
  大覽トンネル北側出口
  獅子山トンネル北側出口
★上記の乗換え後の路線は無料または割引になる場合が多い。
 ⇒KMB40xの旅
城門隧道巴士轉車站
城門トンネルバスのりかえ所



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