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- 回復施設のニュースレターやHPなどには、しばしば体験談が掲載されていますが、今施設を利用している人や、施設を退所して間もない人の話がほとんどです。その人が5年後、10年後にどうなったかは定かではありません。私たちは長期的に見てどうであるかが大事だと考えています。ここに掲載するインタビューは、生活が安定して、5年、10年と経過さている皆さんです。
ワンデーポートでは、ギャンブルにのめり込む現象は同じであっても、解決方法や向きあい方は1人ひとり違うと考えています。入所した直後は、共通のカリキュラムを受けてもらいますが、一定期間を過ぎたら、徐々に個別対応になります。それぞれの課題に即し、その人の考えを尊重しながら、その人に合った方法で自立してもらいます。依存症の「治療」や「回復」ではなく、生活や人生が充実することが大事だと思っています。
インタビューを通して、ワンデーポートでの支援の個別性を知ってもらえたら幸いです。ワンデーポートに入所しない方でも、向きあい方は参考になるのではないかと思います。
なお、このインタビューの内容は個人が特定されないよう、内容に一部修正を加えています。
ご了承ください。
インタビュアー:施設長中村
Tさん(入所時25歳→現在36歳)
Sさん(入所時32歳→現在45歳)
Fさん(入所時50歳→現在58歳)
Aさん(入所時24歳→現在36歳)
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