隠岐・鳥取クルーズ  MITHUI OCEAN FUJI
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福岡天神 天神は、九州最大の繁華街です。江戸時代初期に福岡藩主黒田長政が、福岡城の鬼門に当たるこの地に鎮守として祀ったのが地名の由来だそうです。明治になって徐々に発展して、現在のような繁華街に発展したそうです。
 説明板には「菅原道真公を祭る神社です。社伝によれば、延喜元年(901年)京都から大宰府に赴任途中の菅原道真が、四十川の清流を水鏡にして自らの姿を映した場所に、後に社殿を建て、水鏡(すいきょう)神社または容見(すがたみ)神社と呼びました。慶長17年(1612年)には、福岡藩初代藩主黒田長政がこの地に移し、二代藩主忠之が社殿を再建したとされます。福岡の繁華街「天神」の地名は、この神社に因んだものといわれています。」と、書かれています。
 アクロス福岡です。旧福岡県庁跡地に官民複合施設として天神中央公園に隣接して建設されました。自然との共生、心潤う空間づくりをテーマに建設され、公園に面した階段状のステップガーデンは山のような巨大な屋上緑化を実現しています。先日テレビで紹介されたので、是非行ってみたいと思っていました。
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 入口から809段の階段を登ると屋上展望台に着きますが、残念ながらこの日は閉まっていました。素晴らしい紅葉も見られ、上の方では小鳥の姿も目にしました。本当に山のようでした。
大濠公園・福岡城跡・鴻臚館跡 大濠は、黒田長政が福岡城築城の際に当時博多湾の入江の一部だった草ヶ江といわれていたこの地域を埋め立て、城の外堀(大堀)としたのがその名の由来と言います。公園に隣接して福岡城跡、鴻臚館跡があります。
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 地下鉄大濠公園駅で下りて郵便局の先にある入口から入ると、目の前に大濠池が広がります。広い池には柳島、松島、菖蒲島と三つの島があって、観月橋、松月橋、茶村橋、さつき橋の四つの橋で渡れるようになっていました。野鳥の森もあって保護のために柵があり、杭の上にはカモメと鵜が並んで留まっていました。
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 大濠池を渡ると日本庭園があります。公園の開園50周年を記念して昭和59年に開園した築山林泉回遊式の庭園で、65歳以上は無料で入園できました。冠木門を入ると左手に茶室などがあり、奥に上の池があります。西門近くの枯山水がなかなか素晴らしいものでした。
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 日本庭園から福岡市美術館の前を通って国体道路に出ると木製の巨大な鳥居がありました。福岡県護国神社です。七五三のお祝いの子供を沢山見かけました。境内にある掘出稲荷神社のご利益は運を掘り出すそうです。
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 福岡城跡に入るとすぐに多聞櫓が見えてきます。慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築城された福岡城は、47の矢倉と10を超える城門を配した堅固な城であったそうです。天守台は発掘調査中で登れなかったのが残念です。
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 昼食後には、鴻臚館跡展示室を訪れました。7世紀後半、博多湾の近くに外交の拠点として筑紫館がおかれ、後に鴻臚館(こうろかん)と呼ばれるようになったそうです。1987年にその遺構が発見されて、8世紀には瓦葺の建物が並ぶ施設になっていたことが分かっています。現在北館の跡地に鴻臚館の復元を行っていました。令和10年3月頃には復元した鴻臚館を見られるかもしれません。 
 三の丸広場の見事な黄葉でした。  下之橋御門から下之橋を渡って、大濠公園の観光を終えました。
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