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2021
6. 27 |
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《珍しい花》 2021年6月26日
ワクチン接種が進んだとはいえ、不安な中でのオリンピック、アスリートの方には悪いですけど全然楽しめないと思います。
いつも、きれいな写真詳しい解説をありがとうございます。
昨日、珍しい花を見つけたので皆さんご存じかもしれませんが送らせていただきます。
スマホで調べると「ウマノスズクサ」だそうです、小さくてかわいい初めて見ました。

もう1枚は、「アーティチョーク」ですが、いつも通る道路の傍の畑に植えてありますが、食べる様子もないまま綺麗な花を見せてくれています、まるで大きなアザミですね。 (
f市のM.NKさんより)

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(^_^;) メールありがとうございました。
ウマノスズクサは最近は見ることが減ってしまった野草の一つです。ジャコウアゲハの食草で、たよりにも何度か取り上げたことがある植物です。家内の菜園にも植えてありますが、今、満開で花がいっぱい咲いています。一つの花をじっくり見るとウツボカズラを小さくしたような変わった形をしています。
参考に菜園で撮った花のアップの写真も貼り付けておきます。


ジャコウアゲハ ( jより)
※参考に谷津田だより「ウマノスズクサ」を取り上げているページアドレスは、
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yatudadayori/index.htm
の"82ページ" です。
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2021
7. 2 |
◎ 月1回の通院で成田空港第二ビル駅に寄るのですが、7月に入って急に人が増えてきた感じがしました。一時期は大形のキャリーケースを持つ人は殆ど見られずフロアーは閑散としていましたが、空港内でも電車内でも随分増えて来た感じです。これもオリンピック関連のことですね。人流が増え、心配が増すばかりです。
『里山自然の魅力シリーズ ⑭』
◎菜園では、ほんのちょっぴり作業して簡易椅子でゆっくり休むことがリズムとなっています。休憩中の楽しみの一つが菜園の上空や遠くに見られる野鳥の姿や声です。今の時季は上空を舞うツバメ、ピックーイと鳴きながら飛翔するサシバ、そして遠くからトッキョキョカキョクと聞こえてくるホトトギス、近くの森のウグイスの声などがあります。この他にも野原にはキジ、電線や木の梢にはムクドリ、カワラヒワ、コゲラなどです。
〔オナガの親子〕家の近くの緑道を散歩しているときに見かけた鳥はカラス科のオナガ(尾長)です。全長37センチ、青色で長い尾羽が特徴で本州中部と関東地方以北に留鳥として局地的に分布する野鳥です。
スマートで美しい姿ですが鳴き声はグエーイ、グエーイというだみ声で上品な容姿との落差に驚きます。ところが、この日の鳴き声は違っていました。高い木の枝に止まっている1羽が澄んだ可愛い声で鳴き続けています。・・・と、そこにもう1羽がやって来ると先程までの鳴き声がやみました。2羽のオナガが近づいて何かしているようでした。慌ててコンパクトデジカメで何枚か撮影してみました。パソコンに取り込み拡大してみるとどうも親子の給餌(えさやり)の場面のようでした。大きく開けた子どもの嘴がとても可愛かったです。写真参考


〔満開のヤブカンゾウ〕菜園のユリ科の多年草ヤブカンゾウ(藪萱草)が満開です。花はオレンジ色、八重咲きで大きさが10センチもあり存在感のある野草です。夏空の下での菜園のアクセントになっています。
本種は図鑑によると有史以前に中国から渡来したそうで現在では全国の道端や土手、林の縁などに普通に見られます。若葉や花の蕾は食用、根の紡錘状のコブは萱草根(かんぞうこん)と呼び漢方の薬用に使われます。

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〔コヒルガオの花〕公園の緑道で見つけたピンクっぽい朝顔形の花は、ヒルガオ科のコヒルガオ(小昼顔)です。花期は7,8月位でまさに真夏の野草です。ヒルガオよりも若干小さめの花が幾つも咲いているのを見つけると暑さを暫し忘れ見入ってしまいます。
そしていつも思うことがあります。それはクリーンデーなど団地での除草作業時に本種があったらどうしようと変なことを考えてしまいます。

〔菜園から見えるビル群〕菜園の簡易椅子に腰掛けてニュータウン地区方面を見ると、ビジネス街に林立する高層ビルが間近に迫って見えます。最近はいつもどこかでビル工事があり大きなクレーンが幾つも稼働しています。
菜園の内側ではチョウが飛び小鳥がやって来る、畝にはモグラ塚が見られるなどまだ自然が見られます。
しかしほんの少し離れた場所にビル群があることに違和感を感じるのは私だけでしょうか。そんなことを思いながらビル群の遠望を撮影してみました。

{アンケート募集}
◆ウグイスの声の情報を送って下さい。(本メールへ)
1,今年2021年 自宅及び自宅付近でウグイスの声を聞きましたか。
( )聞いた
( )聞かなかった
2,1で聞いたと答えた方に質問です。
( )聞いた回数はおよそ1~5回位
( )聞いた回数はおよそ6~10回位
( )聞いた回数はおよそ11回以上
投稿者名( )
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2021
7. 6 |
◆◆谷津田だより情報コーナー◆◆
先日お願いいたしましたウグイスの鳴き声アンケート結果(途中経過)をお知らせします。
《 ウグイスの声情報アンケート結果》
※ 括弧内は場所~2021年7月6日~
1.自宅及び自宅付近でウグイスの声を聞いた。
… 5人
ウグイスの声を聞かなかった。
… 2人 (印西市西の原、白井市)
2.ウグイスの声を聞いた回数
1~ 5回 … 2人(印西市戸神台、鎌ケ谷市)
6~10回 … 1人(印西市若萩)
11回以上 …2人(松戸市、印西市木刈)
3.アンケート回答に付いていたコメント
・今年はウグイスの声は聴いていません。それだけではなく、ホトトギスの声も聴かれません、又、以前には家の近くで見かけたコゲラも見られなくなりました。段々寂しくなりますね 。( T.K )
・谷津田だより、写真も受信しました。オナガの親子、可愛いですね。以前、千葉ニュータウン中央駅近く、イオン前の緑道で鳴いてるのを見たことがあります。その時もかなりけたたましい声でした。身近なオナガに新鮮な感動を覚えました。 ( Y.S )
・ウグイスの声は花の丘公園の百段階段辺りで朝歩いていると聞こえてきます。姿は見つけられませんが・・・。
2年ぐらい前までは我が家の直ぐそばで、又橋の上を歩いているとよく聞こえていましたが最近は鶯の声聞かなくなり寂しく思っていました。
余談ですが、私暑いとき窓を少し開けて寝ているのですが明け方にウシガエルの鳴き声やアオサギの「ギャー!」っという鳴き声で目覚まし代わりに起こされます。
私は朝は早く起きるので騒音で困るという程のものではありませんが、どちらもグロテスクな鳴き声です。ウグイスのような美しい声だったらいいのにと思います。
( R.U )
・いつも谷津田だより有難うございます。鎌ケ谷市在住ですが、家の傍にあった雑木林が、代が変わって売られ住宅がたくさん出来ました。
毎年そこでウグイスが鳴いていましたが、今年は探しましたら近くにあるお墓の小さな林に無事移動して鳴いていました。安心しました。 ( M.T )
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(^_^;) アンケート回答ありがとうございました。
今回は7人の方からの連絡でしたが、やはり思った通り減少気味ですね。家内の菜園では、行く度に100パーセント聞くことができていましたが、少し離れた住宅街では全くという程聞くことがありません。ウグイスは“藪鳥(やぶどり)”と言われているように樹木や背の高い草むらの中を好んで移動するので茂みが途切れてしまうとやって来なくなります。
今まで聞こえていたエリアで聞こえなくなった所はきっと開発で茂みが断ち切られてしまったのかもしれません。
これから、まだ暫くはウグイスの声(囀り)が聞かれると思います。ウグイス情報で何かお気づきのことがあれば送って下さい。
※ 添付写真は、ずっと以前小笠原諸島に行った際に撮影したウグイスの亜種ハシナガウグイスを貼り付けますので見て下さい。ピントが悪くてすいません。
( jより )


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2021
7. 7 |
◆◆谷津田だより情報コーナー◆◆
《 ウグイスの声情報アンケート結果その2 追加分含む 》
1.自宅及び自宅付近でウグイスの声を聞いた。
… 9人
ウグイスの声を聞かなかった。
… 2人 (印西市西の原、白井市)
2.ウグイスの声を聞いた回数
1~ 5回 … 2人(印西市戸神台、鎌ケ谷市)
6~10回 … 1人(印西市若萩、船橋市)
11回以上 … 5人(松戸市、印西市木刈、
印西市小倉台、鎌ケ谷市、八千代市)
3.アンケート回答に付いていたコメント
・私は、散策を行うと必ずと言っていいほどウグイスの声を聴きます。浦部川沿い武西地区や草深地区や大森地区や木下地区や結縁寺周辺小林地区などでも聞きました。
( M.S )
・菜園で、サシバが見られ、ホトトギスの声が聞かれるとは、うらやましいかぎりです。私などは、少し遠出をしないと、お目にかかれません。オナガ親子も、よくこんなタイミングで撮れましたね。ヒナはかわいいです。
家からは、カラスの声が賑やかに聞こえます。時折、窓からカラスが見えると、何を言っているのか、何をしているのかと、しばらく眺めていることがあります。
ウグイスは、家から鳴き声は聞こえませんが、歩いて20分くらいのアズマネザサが茂っているような所では聞くことができます。 ( M.T )
・ウグイスの鳴き声は今日も昨日も聞きました。今年は毎日のように聞いています。 と言っても朝から晩までいつでもというのではありません。今日も聞いたよ。又鳴いていたね。と老夫婦で話している程度です。洗濯物を干すときベランダで聞くときは大きな声をはっきり聞きます。姿は見られないのですが、団地の公園、住宅街、あちこちです。
「今年はウグイスがよく鳴きますね」とご近所の方と挨拶するくらいです。「何回聞いたかって30日だな。」と夫が言いました。
それに比べて今年はツバメに会いません。外に出ないから見かけないのかもしれません。何年か前、ツバメがふえたと思いましたが、こちらは私の行動の変化だと思います。
そしてホトトギスはほとんど聞きません。私が東京特許許可局と毎日早口言葉で口の体操をしているばかりです。
そういえばイヌザクラの大樹を数本見つけました。コロナ禍で近所の公園を歩くようになって気づいた事です。 ( M.I )
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・ウグイスですが、我が家から2キロくらい西にある新川河岸の笹薮にたくさんいます。新川べりは何キロにもわたってウグイスの声を聞きながら歩けます。モズもセッカもかなりいます。
放棄田が増えてきてますが、まだ八千代の田んぼは健在です。
( Y.O )
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(^_^;) アンケート回答ありがとうございました。
ウグイスは、留鳥ですので今声の聞こえる場所の近くに一年中生息しているのです。ただ、囀りは繁殖期だけで他の時期は「チャッチャッ」とか「ジャッジャッ」という笹鳴きと呼ばれる鳴き声を出します。
冬の寒い時期にもこの笹鳴きは聞くことがあります。いつまで囀りを聞くことができるでしょう。
初鳴きと共に記録しておくと良いですね。
※菜園の周りには色々な樹木や野草が見られます。菜園手前の細道にキカラスウリの実がなっているのが見られました。
写真を添付します。 ( jより )

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2021
7. 9 |
◎ 東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されることが決まりました。千葉県の蔓延防止重点措置も延長です。懸念されていたオリンピックは、4都県は無観客で行われるということです。
『里山(谷津田)のタカ サシバ』
◎里山に広がる谷津田を歩くと猛禽類のタカに出会うことがあります。
季節によっても異なりますがおよそ5,6種類を見ることができます。
季節に関わらず見られる種としてはオオタカ、トビ゙、チョウゲンボウ。
秋から春先にかけてノスリ、夏場にはサシバが見られます。この他には珍しいですがチュウヒやミサゴ、ツミなどです。
今回は今の時季に谷津田で出会えるサシバを取り上げてみました。
『サシバ』Grey-faced Buzzard-Eagle タカ科 漢字では鶆鳩
全長49センチ “サシバ”と聞いて“差し歯”?と思う人が多いのではありませんか。それほど名前が知られていないタカですが、東南アジアから初夏に日本に渡ってきて谷津田のような環境で子育てをする猛禽です。
斜面林の樹木に営巣し水田周りのカエルやヘビ、その他小動物や昆虫などを餌にしています。個体数が少なく環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。本種は谷津田の生態系の頂点に立っていて谷津田環境の指標としても重要な位置にあります。
写真1 家内の菜園で最近撮影した写真です。

よく鳴き声を出すタカとして知られているのですが、「ピックーイ」の声に空を見上げると2羽のサシバが舞っていました。コンパクトデジカメで撮影したのでシルエットになってしまいましたが、サシバの風切り羽の特徴は出ているように思います。(2021年7月7日撮影)
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写真2 以前撮影した1枚ですが、谷津田の斜面林の杉の梢に止まっているところです。

モズやカワセミもそうですが、餌を探して移動するときに止まる場所(パーチングポイント)が決まっているようです。この場所もその一つのようで何度かやって来て止まるのを見ました。(2003年7月2日撮影)
写真3 青空を悠々と舞う2羽のサシバです。

林の上空を何度も何度もゆっくりと旋回していました。撮影時期から考えると番(つがい)だと思います。
(2004年4月8日撮影)
写真4 谷津田の斜面林をゆっくり飛ぶサシバです。

(2015年6月17日撮影)
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2021
7. 12 |
◎ 7月16日は弁当記念日だそうです。
1885年この日、宇都宮駅で日本初の駅弁が発売されたとのことです。握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭だったそうです。コロナ禍では、駅弁はスーパーで買うのが普通になってしまいましたが、旅先で食べるのはいつになることやらです。
谷津田だよりの感想が届きましたので投稿させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
その1
《谷津田だよりの感想》 2021年7月9日
何時も素敵な写真ありがとうございます。サシバは以前教えていただいたので、名前は覚えています。今回の写真では、写真2がとても綺麗に取れていましたね。 さすがのサシバでも、コロナは退治できないでしょうね。
( S市T.K )
その2
《サシバの見分け》 2021年7月12日
いつも写真と解説をありがとうございます。
猛禽類といえば「トビとトビではない」にしか分けられない私ですが、4枚の写真を見て調べて見ようと言う気持ちになりました。
尾の形は四角。四角は他にも多く見分けにくいかもしれません。羽の裏側の模様はトビとは違う。顔には白い眉斑がある。大きさはハシボソガラス大きくてトビより小さい。
さて、大きさは距離で小さく見えたり、大きく見えたり、鳥見の難しい所です。4枚目の写真は上から見た所。動く生き物を撮るって難しいですね。
そういえば、今朝変わった鳥がいると思いましたら、ツバメの幼鳥でした。というのは、電線に2羽止まっていてその背中を見たのですが、私のよく知っているツバメはいつも飛んでる姿なので、止まっている姿が変わった鳥に見えてしまったのです。バードウオッチングは難しいですね。 (K市M.I )
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(^_^;) メールありがとうございました。
私の住む地区ではこのところオナガの群れを見るようになりました。グエーイグエーイの独特な声を発しながら公園の樹木や道路の街路樹を飛び交っています。中にはまだ幼さを残す個体も交じっていて見ていて楽しいです。
皆さん方の周りでもきっと子連れの野鳥達が見られるかもしれませんね。
添付の写真はハシボソガラスの若鳥2羽です。

鳴いていないのにずっと口を開けていました。
どうしてなのかなあ? ( jより )
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