「食生活の知恵」栄養素

賢い食事の取り方をすることは、健康維持には必要なことです。偏食はいけません。

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　偏った食生活は、身体に様々な影響を与えます。栄養のバランスを考えた食事が大事です。こと細かく計算する必要はありませんが、ある程度食材の知識や一日に必要な各栄養素の摂取量を知ることが、大事なのです。簡単ではありますが、六つの食品群と栄養素を解説しています。ご覧ください。よろしければ、下記の商品もご利用ください。

栄養素について
　栄養素はその成分から分けると、次の六種類になります。
　炭水化物（含水炭素とも糖質ともいっている）、脂肪、蛋白質、無機質、ビタミン、水分。
　一方人間のからだを構成する物質を、化学的に考えて見ると、上の成分とまったく同じなのだそうです。これらの栄養素が体内でどんな働きをするのか、この栄養素を多く含んでいる食品にはどんなものがあるのかは、下の表に示しています。

栄養素		体内での働き	多く含む食品
炭水化物		体温・体力をつくる	米・小麦粉・パン・うどん・いも類
脂肪		体温・体力をつくる	肉・魚・バター・落花生・大豆
蛋白質		筋肉・血液・体温体力をつくる	肉・魚・牛乳・大豆・みそ・とうふ・なっとう
無機質	燐	骨や歯をつくる	肉・魚・貝・牛乳・大豆・骨ごと食べられる小魚
	カルシウム	骨や歯をつくる	牛乳・果物・緑黄野菜・海草・骨ごと食べられる小魚
	鉄	血液をつくる	緑黄野菜・海草・肉類・するめ・大豆
ビタミン	Ａ	とり目・眼球乾燥症を予防、発育をよくする伝染病に対する抵抗力を増し皮膚あれを防ぐ	魚の肝臓・卵・バター・肝油・緑黄野菜・かき・ミカン・のり
	Ｂ1	かっけの予防、欠乏すると、つかれやすく、食欲不振になる	胚芽米・押麦・小麦粉・そば・大豆・落花生・小豆・豚肉・卵・緑黄野菜
	Ｂ2	成長促進	卵・牛乳・牛の肝臓・心臓・えんどう・ほうれん草
	Ｃ	壊血病予防、虫歯予防	緑黄野菜・みかん・夏みかん・キャベツ・大根・かぶ・トマト・イチゴ・いも
	Ｄ	くる病、骨軟化症の予防	バター・干椎茸・卵黄・魚の肝臓・酵母

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