ヘッドライトをHID化しました!
(2004 May)


「カッコばかりで,暗い」と悪名高いプロジェクター・ヘッドライト。

K-carすらHID装着車が出現する昨今,
tommitzも,アーシング→CATZ ZETA自作ホットイナズマと電気系強化を図ってきましたが,
ついにヤキがまわってHID化に踏み切ってしまいました。
ある事件をきっかけに。。。

今回は,うれしさのあまり私tommitzこわれ気味です。
写真も多く過去最長のレポートですが,おつきあい下さい。

※学生という身分に合わない(金額的にね) 大 暴 走 です。
よい子の皆さんは,真似・・・してもいいんじゃないかな。
投資したぶんの効果は十分に得られるから。

補足トリビア:「HID」=「High Intensity Discharge」

ノーマルのバルブはフィラメントが熱されて発光するのに対し,HIDは85Vという高電圧をかけて(点灯の瞬間は数万ボルト!)バルブ内部のガスを発光させる仕組みです。
HIDはノーマルバルブと比べて
  @明るさは約2倍
  A寿命は約2倍
  B消費電力はおよそ半分 (55W→35W)
といわれます。

↑ HID化を決意させたモノたち。(色がちがって見えますが,同じモノ) ↑
FET社「CATZ」ブランド,3900K相当の高効率バルブ。
ある日スタボー側が不点灯になり点検すると・・・写真のように3枚おろしになっていたのでした。。。
半田づけで2度(!)復活させたのですが,すぐにまた3度目の3枚おろしとなりました。
バルブが壊れ,じぶんも壊れ・・・頭は「HID化」一色!!
悩みに悩んでtommitzが選んだのは,88ハウス製「LOUD」の4500Kタイプ。
メーカーもブランドも今回初めて知ったうえに非常に安価だったのでちょっと心配だったんですが,さらに調べたところ実績もそれなりにあるようなので,決定。
さらに,リビルト品(バラストのケースのみ中古)なるものがネットオークション上で販売されており,さらに安めでの購入に成功!
BELLOFなど一流メーカーの新品と比べると,半額以下!

キットの構成は,バーナー(HIDバルブ)&バラスト(昇圧器)&周辺部品。

ちなみに,純正HID車のものは色温度4100〜4300Kとのことなので,それよりも若干青白いかな,といった程度。
これがバーナー(=HIDバルブ)

オッス,お世話になります!!
HIDはノイズを発生し(吸収し?),作動が不安定になることがあるらしいので(メーカーの口車??),このような「ノイズシールドチューブ」なるものを別途購入しました。
こんな感じで通し,両端をタイラップで留めます。
んでもって,くどいようですが
バーナー側・バラスト側ともにこんな感じで通します。
バーナー基部(台座)はノーマルバルブより約2.2mmも厚いため,口金を変形させる必要があります。

わかりづらいですが,変形前(左側)&変形後(右側)

今回の作業のなかでいちばん厄介でした。(気分的に)
点灯確認時の様子。
見よ,この明るさを!!

初期の点灯では白い煙が出ることもあり,こういった『空焼き』(20〜30秒間)が必須なのだそうです。

※薄曇りとはいえ,撮影時刻は午後2時ですよ。
車両からヘッドライトASSYを取り外した状態で,バーナーを取り付け。
HIDバーナーはノーマルバルブよりも格段にデリケート(らしい)で,通常の手順(=作業性わるい)で取り付けると割ってしまいかねないからです。

配線保護と見栄え向上のために,ノイズシールドチューブの上からさらに10φのコルゲートチューブを被せます。
ポート側用バラスト固定のためのステーと,バラスト装着の様子。
汎用ステーの組み合わせで,なんだか知恵の輪みたいなことになってます。
3点固定が難しく,2点となってしまったので,
クッションテープ(左側写真の黒いもの)を下からあてがいます。
同じく,スタボー側用バラスト固定のためのステーと,バラスト装着の様子。
ほんとうはCATZ ZETAと同様の設置を考えていたんですが
バラスト〜バーナー間があと3cm足りないことが発覚し,
予定外の超驚愕の大・配置換えへと突入するハメに。。。
ココだけで,配置を考え直したりステーの買い足しにハシッたり,3〜4時間はロスしたような。。。

バウ側から伸びてるステーは,バッテリー固定用のステーから  引っ張ってません!!  ひっぱってます。
スタボー側は,いちおう首尾よく3点固定となりました。
ちなみに,
ちょうどネットオークションで安く落札できたこともあり,
Hiビーム側には色味を近づけて4050Kのバルブをおごりました。

まっ,今後あんまり使わないんだろうけどね☆
ポート側のみ換装終了。
作動確認時にうれしくて撮影。
ちなみにこちらがノーマルバルブ時の様子。
スタボー側が3300K(純正のノーマルバルブとほぼ同色),ポート側が1枚目画像にある3900K。
実際には色味の差がかなりあります。

3枚おろし以後,スタボー側には予備の3300Kを移植中だったので,せっかくの機会ということで比較してみました。
ヤッタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
左側にある柱の影の濃さに注目!すんごい明るさ!!
「こんなに明るくて,いいんですか? >弟
「いいんです!
 >兄

光軸が左右でややズレてる気もしますが。。。
対向車から文句がなければ半年後の車検にて調整しようと思います。

そして色味にも注目! ノーマルバルブの「○○K相当」とちがって,「文句あっか!てめっ!」て感じの白さです。
※向こう側の斜路までは約15mあります。

左側が自宅アパートなんですが,弟が2階からコレを見下ろして,たまげてました。

じつは諸般の事情で(?)ヘッドライトASSYをまるまる1セット予備に持っていたため,
作業開始時にいったん予備ASSYへ換装することで
ヒマをみてゆっくりと下準備に取り組むことができました。
予備パーツって持っておくもんですね☆

作業が夜半近くまでかかり,
作業後「ちょっとコンビニまで」のつもりで出かけたんですが,
うれしくて明るくて 40kmも走り回っちゃいました。
お馬鹿でした。。。

Thanks to: じんじゃーさん,と〜し。さん
☆☆NO1.ホンダNSX☆☆




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