改めてアーシングを行いました。
(2005 Apr.)


「アーシング」とはそもそも
各種電気抵抗部の下流に残っている電気を
バッテリーの(−)極にキッチリ戻してやろうというもの。

これも,実は親父からげっとして早々に取り組んだDIY。
初めてEgルームに手をつけたメニューでもあります。
しかしながら,ビジュアル・クオリティともにいまひとつ安っちいケーブルを購入したために
ほどなくしてケーブル芯線は酸化したようになり,また被覆もくすむという結果に。
ということで‘初代’アーシング・ケーブルを撤去して約1年,
ケーブル再購入にはじまる「アーシング再施工」を行いました。


ケーブル。今回調達したケーブル。
ネットオークションにて,SPケーブルと同一の出品者より格安単価にて購入。導電効率が良いというOFCケーブルで,太さは8sq(8ゲージ相当)
『アース=“静脈”=青色』ということで,今回はクリアブルー被覆のタイプを選択。
OFCケーブルの芯線。
前回購入のKIVタイプと比べ,細〜い芯線が多数撚り合わされてます。ちなみにクリアブルーの被覆は105℃耐熱。
まずまず問題ないでしょう。。。
被覆を剥いてみる。
かしめます。被覆を1cm剥いたところに丸型端子をはめ込み,電工ケーブルのかしめ部にて渾身の力を込め一発かしめます。
専用かしめ工具は超高価なため,一般に市販されている電工ペンチをさしきって使用。6sqケーブル用の部分を使用しますが,意外にもごのようにけっこうビシッときまります。
そして,導電性向上と端子かしめの抜け防止を目的として写真のように端子と芯線を半田づけ(わかるかなぁ)
アーシングポイント。
↑ 上図の各ポイントにアースをとっていきます。↑
@ Egシリンダーヘッド(スタボー・バウ側)

メインテナンス用の空きネジ穴を使用。M8×16ボルトにて
固定。16mmもなくてよかったという噂もあり。。。ケーブル長約60cm
Egシリンダーヘッド。
オルタネーター。A オルタネーター。

これが正しい施工方法なのかはさっぱり不明ながら,
オルタ固定用ボルトの余長部分にワッシャー&ナットにて
無理矢理固定。ケーブル長約60cm
B インテーク・マニホールド。

スロットルワイヤー固定用ステーがインマニ上にあるので,
ここで共締め。ケーブル長約70cm
インマニ。
パワトラ。C パワートランジスタ固定ボルト部。

RB系エンジンのアーシング・ポイントとしてメジャーらしいです。人によっては固定ボルトすべてにアースをとるらしいですけど,今回はとりあえず1本。今にも千切れそうな細〜い純正アース線と共締め。ケーブル長約130cm
D Egシリンダーヘッド(ポート・スターン側)

これは,バッテリーに直接もどすのではなく,純正ボディアースのポイントにアーシング。そもそもは,タービン遮熱板?(画像手前側)にあった純正アース線が腐って千切れてお亡くなりになったのが発端。ここは特に高温となるため,被覆なしの平織線にて施工。
Egヘッド(ポート側)。
ボディアース・ポイント。こんな感じで
ポート側ストラットタワーにボディ・アース。
E ポート側フレーム部。

エアクリ・ボックスのバウ側。写真には写っていないけれど,フレームのプレートを挟み込むようにしてポート側HIDのGND線を共締め。まぁこれも,よりダイレクトにバッテリーへ戻してやろうということで。ケーブル長約140cm
フレーム部。
マフラー。【おまけ】 マフラー

純正のボディアース線がちぎれてしまってるのを発見。
マフラーへのアーシング効果ってけっこうバカにできないらしいんでね,修復しておきました。
バッテリー(−)ターミナル。

純正ターミナルのボルトにアーシング用ターミナル(エレクトロ
タップみたいなもんですな)
を用いて結線。
スタボー側HID自作ホットイナズマのGND線もココにきてます。
バッテリーターミナル。
完成。
↑ 完成。↑

今回はですね,まーるで効果が体感できません(泣)

まぁ,薄っすら予感はしてました。
1回目のアーシングでは各種灯火類がはっきりと明るくなったことを体感。
でも,今回はその要であるヘッドライトがすでにHID化済みですからね。
エンジンのレスポンスはわずか〜に良くなってる気もします。

EgルームのドレスアップDIYということで,納得。
ちなみにパワトラからのケーブルの取り回しには神経使ってます☆



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