訂正 投稿者:てるてる 投稿日: 4月29日(月)19時42分31秒
「こどものドナーカード」リンク先変更です。http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/library41goto.html
こどものドナーカード 投稿者:てるてる 投稿日: 4月28日(日)08時40分36秒
まだ臓器移植法が施行される前ですが、海外渡航移植をするこどものきょうだいが、肝臓移植の臓器提供意思表示カードに署名する話が、後藤正治著「甦る鼓動」に、載っています。
連利博医師は、こどもの渡航移植を決断した両親と、そのこどものきょうだいにも、臓器提供意思表示カードに署名することをすすめています。http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/library41.html
ありがとうございました 投稿者:森岡正博 投稿日: 4月25日(木)19時49分39秒
>りんごさん ありがとう。>みなさん
もし、詳しいインサイダー情報を(笑)もっておられるかたがいましたら、ぜひ情報提供してくださいませ。m(_ _)m
asahi.comより 投稿者:りんご 投稿日: 4月25日(木)10時27分43秒
「小児の脳死移植実現に向け、法改正検討へ 自民党調査会」>自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)は24日、重い心臓病の子どもたちが心臓移植を受けられるようにするため、臓器移植法の改正案を今秋までにまとめる方針を決めた。超党派でつくる生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)の会合を連休明けにも開いて検討を始める。
>現行では15歳未満の子どもが脳死になっても臓器提供はできない。重い心臓病の子どもたちは心臓の大きさの問題から、国内で移植を受けるのが難しく、海外に行くほかないのが現状だ。
>法改正に向けた議論では、子どもからの提供を認めるかどうか検討するほか、臓器提供を増やすための方策を探る。
>また臓器の提供先を親族に限って指定することを認めるかどうかについても議論をする。
>97年に施行された移植法は3年をめどに見直すことになっていた。しかし、国会などに具体的な動きはなく、患者団体などは改正を求めている。(11:24)
たぶん、4月24日の記事。
いずれも、改正案の詳しい内容は、まだわからないみたい。http://www.asahi.com/politics/update/0424/004.html
Yomiuri On-Lineより 投稿者:りんご 投稿日: 4月25日(木)10時20分51秒
「臓器移植法見直し、今秋めどに」>臓器移植法で認められていない「15歳未満」の子供からの臓器提供について、自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)は24日、今秋をめどに同法の見直しを進める方針を決めた。5月の連休明けにも超党派で作る生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)を開催、同連盟と連携しながら法案をまとめたい考え。
>現行法では、15歳未満は脳死からの臓器提供ができないので、サイズの小さな臓器が必要な子供の患者は事実上移植を受けることができない。このため海外での渡航移植が後を絶たないのが現状だ。宮崎会長は「早い時期に改正案のたたき台を作りたい」と話した。 (4月24日12:10)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020424ia01.htm
自民党 投稿者:りんご 投稿日: 4月25日(木)10時03分46秒
今日の党内ディスカッションより「脳死・生命倫理及び臓器移植調査会 平成14年4月23日(火)」
http://www.jimin.jp/jimin/discussion/02_4/140424.html
脳死・生命倫理及び臓器移植調査会平成14年4月23日(火) 党本部706号室
宮崎 秀樹 調査会長
議題:1、厚生科学審議会生殖補助医療部会における検討状況について
2、臓器移植をめぐる最近の動きと課題について1、厚生科学審議会生殖補助医療部会は、精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療の実施、精子・卵子・胚の提供条件、提供までの手続きや実施医療施設の施設・設備の基準、提供された精子・卵子・胚により生殖補助医療の係る公的管理運営機関の選定・業務の具体的な内容等の管理体制等を平成14年中を目途に検討をする。
2、臓器移植をめぐる最近の動きと課題は、臓器移植に関するより効果的な普及啓発にむけての対策(カード・シールによる普及啓発方法)、臓器提供者の意思の取り扱いに関する論点(15歳未満の者の臓器提供に係る意思表示要件)、脳死下での臓器提供に際して、本人の提供の意思を活かすための対策(臓器提供意思表示カード、臓器提供施設について)、効率的・安定的・効果的なあっせんの確保対策、費用負担に関する論点、組織移植、細胞移植等についてである。以上について厚生労働省より説明を受け議論をした。
移植法改正 投稿者:森岡正博 投稿日: 4月25日(木)04時17分16秒
とうとう動き出したようです。自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)が、秋をめどに法改正をすることを決めたそうです。15歳未満からの移植を可能にする法案らしい。具体的な内容は、どうなるのだろう? 町野案?
(ネット上のソースはまだ未発見です)
ひろきさん、てるてるさん 投稿者:森岡正博 投稿日: 4月19日(金)09時17分43秒
>ひろきさん おひさしぶりです。公務員試験うまくいくといいですね。>てるてるさん
2chの資料まとめていただいてありがとうございます。「無知のベール」論を出してきている人は、ジョン・ロールズの原義をとらえていないように思われます。
記念植樹 投稿者:てるてる 投稿日: 4月19日(金)00時06分04秒
ドナー家族とレシピエントとが協力して、ドナーのなまえとレシピエントのなまえを
つけた記念植樹をするなんていうことがあったら、すてきだと思ってしまいました。
ひろきさん(2) 投稿者:てるてる 投稿日: 4月19日(金)00時01分51秒
>兄がコツコツ貯めたお金は家族が使えるはずもありません。
会社に桜の記念植樹をさせて頂きました。これは、身内の死後の臓器提供をする家族の心情と同じかもしれません。
臓器移植のしんどいところは、記念植樹の先取りをするような側面ではないでしょうか。
そして、一家の大黒柱が亡くなったら、当然、その遺産を遺族が使うように、
身内に優先して臓器提供をさせてほしい、という人も出てくるのでしょう。http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/Hiroki.html
ひろきさん 投稿者:てるてる 投稿日: 4月18日(木)23時58分28秒
お返事ありがとうございました。
次のページに、まとめてみました。
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/Hiroki.html
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/Hiroki-2.html
http://www5f.biglobe.ne.jp/~terutell/kakologhouse/Hiroki-1.htm
http://www5f.biglobe.ne.jp/~terutell/kakologhouse/Hiroki-2.htm
(無題) 投稿者:ひろき 投稿日: 4月17日(水)23時51分15秒
お久しぶりです。てるてるさん、わざわざありがとうございます。近況報告ですが、親しい兄の死は立ち直るのに2,3ヶ月かかりました。
「立ち直る」の中身は、友達と会って気軽に談笑できる、
夜に思い出しては涙を流すこともなくなった
思い出話を楽しくできるようになった、などです。
それでも、大学時代の友人や会社の同僚が訪ねて来るといまでもつらいものがありますが・・・先月、母方の祖母がなくなったのですが、何の感慨もなかったです。
私は元々死についてはドライで運命論者的な見方があり、これは兄も同じような死生観でした。
そういう人間がここまでショックを受けたと言うことです。
両親が一度に亡くなっても、3日程度で立ち直ったと思います。
こういう言い方は不謹慎でしょうが。あの1ヵ月半の出来事を日記形式にまとめるつもりが
テスト勉強で忙しく、それが終わると就職活動で忙しく、
就職活動がうまくいかなかったようなので、今は公務員試験対策に一番忙しく
ほとんど進まない状況です。今年のゼミは「生命倫理と法」というのを選びました。
教授は生命倫理何とか会もやっている田中成明という人です。
尊厳死、クローンなどを扱いますが、脳死関係もかなり時間を割きそうです。
この一年でかなり勉強したいと思います。兄がコツコツ貯めたお金は家族が使えるはずもありません。
会社に桜の記念植樹をさせて頂きました。
もう一個訂正 投稿者:てるてる 投稿日: 4月15日(月)23時23分59秒
「心肺脳蘇生 投稿者:てるてる 投稿日: 4月15日(月)22時54分36秒」より>(最近、東京女子大で、心臓手術中に、人工心肺装置が停止して、患者が死亡した事件がありましたが、あの手術では、臨床工学技士ではなく、医師が、装置を操作していたのでした。)
↓
(最近、東京女子医大で、心臓手術中に、人工心肺装置が停止して、患者が死亡した事件がありましたが、あの手術では、臨床工学技士ではなく、医師が、装置を操作していたのでした。)もう、平謝りです……
また訂正ですm(__)m 投稿者:てるてる 投稿日: 4月15日(月)23時19分03秒
千里救命救急センターは、不起訴になったのでした。
心停止後の心臓移植の試み 投稿者:てるてる 投稿日: 4月15日(月)23時14分10秒
ことしの2月に、心停止後の心臓を蘇生させる研究のことがニュースになり、
この掲示板でも、かなりの議論になりました。
犬を使った実験の残酷さも問題になりました。心臓を蘇生させる目的が、心臓移植だったので、どうして、もとの心臓の
持ち主の生還のために研究しないんだ、と私は思ったのですが、実は、
心臓移植のために、停止した心臓を蘇生させる研究は、1970年にも、
おこなわれていたのでした。該当の研究論文は、次の雑誌にあるそうです。
「バルーンカテーテルを用いた屍体内心保存法」(『医学の歩み』73巻第2号、1970年4月)
この研究をしていたのは、東京女子医大の小柳仁医師でした。
小柳医師も、犬を使って実験していました。小柳仁医師をはじめ、心臓移植に積極的に取り組んだ医師たちが、
おおぜい、取り上げられているノンフィクション「甦る鼓動」
(後藤正治著、講談社、1991年)があります。
無脳症の赤ちゃんからの、肝臓移植もとりあげられています。
特に、移植に積極的に取り組んでいた、大阪府立千里救命救急センターが、
詳しく紹介されています。
日本で移植手術をおこなおうとした医師たちが、おおぜい、
肯定的に紹介されています。
USAでは、日本から来た医師がおおぜい、移植手術や免疫抑制で
大活躍しているのです。
千里救命救急センターなど、告発されたりして、たいへんですし、
告発する側の患者さんの家族も、言い分はあると思います。
でも、移植をおこなおうとするお医者さん達も、人の命を救おうと
必死なんだとわかります。
お医者さんの一人は、脳死の側が弱者みたいにいわれるけれど、
移植手術を受けられないで死んでいく患者さんこそ、弱者なんだ、
と言っています。どっちが弱者か、という競争をしても始まらないのですが、移植医が、
殺人罪で告発されるのは理不尽だ、と思う気持はわかりますし、何も、
名誉心や野心だけで移植手術をするわけではないと思います。
人工蘇生 投稿者:森岡正博 投稿日: 4月15日(月)23時09分31秒
>てるてるさん
そうですね。下記論文で、似たようなこと(というかもっとSF)を書きました。
この論文、いまだに誰も言及してくれないんですけど・・・・。↓
心肺脳蘇生 投稿者:てるてる 投稿日: 4月15日(月)22時54分36秒
「文芸春秋」5月号に、柳田邦男さんが、日大病院で実施されている、心肺脳蘇生法について、
書いています。
「心停止四日、劇的生還の衝撃」(p.274-291)日大病院というと、日大板橋病院の林成之先生の、脳低温療法が、やはり、柳田邦男さんの
「脳治療革命の朝」で紹介されましたが、この心肺脳蘇生法は、同じ日大でも駿河台病院の
長尾健先生が、林先生とも協力して、開発したものです。
この方法では、臨床工学技士が人工心肺装置を操作して、活躍します。(最近、東京女子大で、心臓手術中に、人工心肺装置が停止して、患者が死亡した事件がありましたが、あの手術では、臨床工学技士ではなく、医師が、装置を操作していたのでした。)
「文芸春秋」の記事では、あの「脳治療革命の朝」ばりの、生還者の事例が報告されています。
そして、記事の最後で、死の定義について困難な問題が生じるようになった、と書いています。
人工心肺装置をつけていて、脳が生きているが、心臓の自発的な拍動が回復しない患者について、
(1)心臓が回復不能で脳が生きている患者は、意識障害を起こしていても、人格は存在している。
その人の権利は、誰がどのようにして守るのか、
(2)医師が、そういう患者の治療を続けようとするのは、許されるのか。
また逆に、家族が、治療の継続を懇願したときに、医師は拒否できるのか、
(3)脳が生きていて、心臓が回復不能となった患者から、治療装置をはずすことは、
許されるのか、誰が許可するのか、
(4)将来、人工心臓の開発が進めば、脳が生きていて、心臓が回復不能となった患者に、
人工心臓が埋め込まれるようになると思われるが、心臓死を人間の死とする考え方の人は、
死の定義をどう修正するのか。以上の問題は、森岡さんの何年か前の論文でも取り上げられていますね。
|