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オジロビタキ

 スズメ目ヒタキ科の旅鳥または冬鳥で、体長は約12センチ。写真は、平成24年12月10日、埼玉の秋ヶ瀬公園・子供園のメタセコイアの小枝に止るオジロビタキである。鳥仲間の話では、オジロビタキが秋ヶ瀬公園に現れたのは、4、50年ぶりのことで、滅多にお目にかかれない珍し鳥であるとのことである。北のシベリアから暖かい南の国への旅の途中に、たまたま日本のこの地に羽を休めるために立ち寄ったものであろう。紅葉したメタセコイアの枝から枝に飛び移りながら、時々、地上に飛び降りていた。昆虫、クモ、木の実など採食するためであるらしい。オジロビタキは木の枝の上で、尾羽を開き気味にして、尾っぽをピンと立て愛嬌を振りまいていた。その仕草が可愛いと、紅葉したメタセコイアの木の下には、大砲を立てた野鳥カメラマン達で大いに賑わっていた。

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