ニュウナイスズメ |
ニュウナイスズメは、スズメ目ハタオリドリ科の夏鳥または漂鳥で、体長は約14センチ。繁殖期以外は群れで生活し、枝から枝へと移動しながら昆虫類などを採食する。 写真は、平成25年4月7日、渡良瀬近くの公園の桜の木に飛来したニュウナイスズメである。末尾の写真は雌、その他の写真は雄のニュウナイスズメである。他の多くの鳥同様に、雄の方が色鮮やかで綺麗である。 ニュウナイスズメは、ヒヨドリのいない間に、枝から枝に移動しながら、桜の花びらを嘴で引きちぎって口にしていた。ヒヨドリが現れると、いっせいに近くのこんもりした常緑樹の葉蔭に隠れていた。満開の桜の木の枝を飛び廻るニュウナイスズメを撮りたかったが、生憎、この日は、二日前からの全国的な低気圧による強風と雨により、惜しくも多くの桜の花びらは散ってしまい、無様な写真となってしまった。来年以降、またのチャンスを期そう。 |