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カケス

 カケスは、スズメ目カラス科の留鳥(または漂鳥)で、体長は約33センチである。昔懐かしい春日八郎の「別れの一本杉」に出てくる。しかし、紀州の田舎育ちの私にも、カケスを目にするのは初めてのことであった。「山のカケスは、日暮れには帰る」という歌詞であったろうか、「七つの子」と一緒くたにして、カケスをカラスのことぐらいに思っていた。
 自宅近くの緑の森の一角で、突然、カラスが騒ぎだし、数羽の野鳥があわただしく飛び出した。慌ててて、600mmの大砲レンズを振って、ファインダーの隅に、偶々、やっと収めることが出来たのが、このカケス写真である(平成25年3月4日撮影)。
 カケスが口に咥えているのは、どんぐりの実である。辺りを見渡すと、緑の森には、いまだ地表にどんぐりの実がたくさん落ちていた。

 

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