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ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒは、タカ目タカ科の猛禽類の仲間で冬鳥である。朝夕に活動し、葦原や草原を低く飛んで、ネズミなど餌を探す。見つけると素早く降下して、獲物を捕まえる。昼間は葦原や草地に降りて休息する。
 ハイイロチュウヒといえば雄、白くて優雅な姿は、鳥撮りマニアの垂涎の的である。私は残念ながら、まだお目にかかっていない。天下に名高い渡良瀬遊水池でも、滅多に姿を現すことがないという。夕方、谷中湖の西の彼方に夕日が沈む頃、新赤麻橋辺りに数名のカメラマンが並ぶ。塒に帰る”ハイチュウ雄”を”自慢の大砲”で狙っているのであろうか。まるで夕陽のガンマンを彷彿させる。いつの日か、この私も自慢の”大砲”を手にして、彼らの列の片端に加わりたいものだ。
 写真は、ハイチュウ雌。来年こそは、ハイチュウ雄の写真を載せることが出来るように、頑張りたいと思っている。

*東北関東大震災のため、ガソリンが入手困難であったが、思いがけず3月24日夕に手に入った。翌日、さっそく渡良瀬遊水池に行って、ハイチュウ雄を狙ってみた。運よくハイチュウ雄が顔を見せてくれた。しかし、私の腕が未熟のため、ピンボケ等の不十分な写真しか撮れなかった。敢えて末尾にハイチュウ雄の写真を追加したものの、恥ずかしい。いつの日にか、綺麗なハイチュウ雄の写真を載せると誓いつつ。

 

ハイチュウ雄を追加します。夕方の撮影のため、雄の写真は、ノイズ除去・明るさ調整などソフトによる修整を行っています。
                           平成23年3月25日他撮影於渡良瀬遊水地。

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