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ダイサギ

 コウノトリ目サギ科、体長は約90センチ。野鳥図鑑などには「夏鳥、漂鳥、一部冬鳥」とある。(ダイサギには4亜種がある。写真のダイサギは、脛節・跗蹠ともに黒いので、国内で繁殖する亜種チュウダイサギであろう。) 魚を嘴で刺したり、挟んだりして獲る(下右写真)。カエルやザリガリも食べる。
 上の写真は平成23年2月22日、下の二枚の写真も平成23年冬の下の池遊水池での撮影である。
 一般に”白鷺”と呼ばれるサギには、コサギ(体長約61センチ)、チュウサギ(体長約68センチ)、ダイサギがある(他にアマサギも成鳥冬場は白い色だが、水辺に入ることは少ない)。よく似ていて、素人の私には大きさ以外で判別することは難しいが、写真のサギは、下の池遊水池の白鷺の中で、最も大きく、体長約93センチのアオサギとほぼ同じ、少し小さい体長であるので、ダイサギで間違いないであろう。
 2月22日は、大変に暖かく、この日だけは、まさに春の日であった。雄のダイサギが、池狭しと、逃げまわる雌のダイサギを盛んに追いかけていた(上の写真。雌雄は推定))。あまりの暖かさに、春到来と勘違いしたのか? 春近きのどかな遊水池で繰り広げられた、コケテイッシュな”恋の舞”であった。

 

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