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車を購入して、いよいよ納車です。納車されてまず僕がしたことは、当時よく利用していたコクピット永山に車を早速持っていき、ダウンサス(タナベ製)を組みました。フロント3cm、リア2cmと車高も落ち、ベタベタに低くもなく、バランスよく車高をセッティングする事が出来ました。
乗り心地の比較は、純正を50キロしか乗っていないので単純比較もあまり出来ないのですが、ほとんど違いはわかりませんでした。
また、2年前にリヤを、今年の車検時にフロントをついに入れることができたエナペタル・ビルシュタイン。そのブランド力に違わぬ性能です。社外品、それも外国製(チューニングや制作はエナペタルでやっているので国産ですが、基本はドイツ)ともなれば、ごつごつしているイメージが先に立ってしまうものですが、少なくともエナペタルに関してはそれは当てはまりませんでした。
その性能もさることながら、オーバーホールをして新品同様に復活させることができるということも、メンテナンスの点で魅力を感じるところでもありました。
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エナペタル プレミアムオーダーライン |
同時にアルミホイールとタイヤをオーダーしました。アルミホイールはレイズのSebringITC−]。フロント8.5J×18(+33)にリア9.5J×18(+38)。当時僕らの周りでは珍しい18インチホイールです。今でこそ18インチは珍しくありませんでしたが、当時は会社の人では僕だけでした。
このホイールは1ランク大きく見えるリムデザインが特徴で、ヨーロッパの雰囲気を醸し出すデザインが気に入りました。大口径ホイールにもかかわらず価格は低め(8.5J=定価48,000円、9.5J=定価50,000円)で、結構財布にもやさしいホイールでもあります。
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タイヤは現在はヨコハマECOS
ES300です。それまではブリヂストンのPlayzを履かせていました。これには理由がありまして、もともと翌年タイヤを買おうと思っていたところへ、ホイールにクラックが入ってしまったために、ホイールセットとして買い換えざるを得なかったというのが正直なところです。そうでなければ、きっとホイールもそのままだっただろうし、タイヤも続けてPlayzにしていたと思います。
もっとも、タイヤそのものには全く不満はなく、快適に走っています。
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しばらくして、マフラーの音に物足りなさを感じ、家庭内ローンでフジツボ・レガリスRを購入。大口径1本出しや砲弾型ではなく、90φ×2本出しを選んだのは僕のこだわりです。いかにも走り屋サンっぽくしたくはなかったし、以前からユーロセダン風にしたかったというのがありまして、この形を選びました。落ち着いたデザインで気にいっています。
4ドアNAの25GTに適合するマフラーは実に少ないのですが、その数少ないパーツの一つでもあります。
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オーディオはレビンで使用していたものをそのまま組み込むためしばらくは音楽なしのドライブでした(笑) ですが、それまで愛用していたヘッドユニットの調子が悪くなり、CDチェンジャー以外全くと言っていい程聴けなくなってしまったので、これを機に買い換えました。前回同様カロッツェリアの2DINヘッドユニットです。
今回はカセットデッキではなくMDデッキ搭載のユニットを選択しました。カセットだとどうしても音質の落ち方が著しいため、音質劣化が少ないMDデッキにしました。もっとも、MDの録音機を持っていなかったため、ほぼ同時期にMDラジカセも購入しました。自分で録音したソフトがいい音質のまま聴けるというのはやはり気持ちがいいです。また、FM文字多重放送対応のチューナーも装備しているため、面白い情報が車にいながらにして手に入れる事が出来るのも利点です。ただ最近、MDの調子が悪いため(データを読み込んでくれないトラブル)、今修理に出そうかと考えているところです。
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シートはレカロ製のSR−V(ルマンカラー)を2脚購入しました。シートを交換したのは理由があって、一つは単純にレカロシートに憧れがあったのと、もう一つは、純正シートの出来の悪さにありました。
R32GT−Rで登場したシートが、純正シート随一の出来の良さで、R33、R34GT−Rにその血筋が途絶えることなく続いていますが、GT−R以外のR34各車シートは、GT−Rのシートを参考にしたモノフォルムシートとの売りだったのです。
しかし、このシートが僕には全くの期待はずれ。シートが厚めなのはいいのですが、あまりに柔らかすぎて腰のサポートにはほとんど用を足さないのです。
また、素材の問題もあるのかもしれませんが、長時間シートに座っていると、背中が汗ばんでくるのです。これは通気性の悪さを意味するものだと思っています。
このようなシートだと長時間のドライブには少々無理がある。腰痛持ちではないが決して腰が丈夫とも言い切れない僕にはストレスがたまる一方でした。
僕が選んだレカロシートは並行輸入物で、何かあっても正規品のようなサポートは受けられないのですが、それでもレカロはレカロ。2脚シートレール工賃込みで190,000円(税込み)もしましたが、レカロのおかげで、長時間ドライブでもほとんど疲れる事もなくなり、腰も楽になり、カーブでも体をしっかりホールドしてくれるので、運転も楽しくなりました。
ドイツでは、医者が腰痛の人に「シートをレカロに換えなさい。」と薦めるほどの逸品なのです。あまり知られていないと思いますが(ご存知かな?)、ヨーロッパ車の純正シートを造っているのもレカロ社だし、航空機(ジャンボジェット)のシートも造っていたりします(ボーイング787のエコノミーシートにRECAROと書いてありました。)。
絶対価格は高いですが、相対価格はそれ以上に安いシート。それがレカロです。
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意外に見落としがちなのがフロアマットです。
R34を購入時は純正のフロアマットを購入したのですが、どうも何かが足りないような気がしていたのです。レカロシートを入れて、インテリアのインパクトは出来ましたが、シートは運転中には見えませんよね?(笑) そうかと言って、シフトノブはミッションの関係からパーツがなく、ステアリングもエアバッグ付きのために交換が難しい状況。ふと足元を見ると純正のフロアマット。このフロアマットを交換しようと思い立ちました。
KAROismから出している「フラクシー 」を選びオーダーしました。このマットは基本的にオーダーメイドで、型紙をKAROに送り、2週間ほどで完成し送られてきます。このメーカーはフロアマットの世界では超有名なブランドで、数年前からドレスアップの世界でももてはやされているブランドでもあります。ドレスアップの雑誌を見ると、このKAROのマットを使用している方をかなりの頻度で見かけます。
このマット、実に汚れにくく、掃除などのメンテナンスもしやすいので、見た目は結構綺麗目に見えるのです。人を乗せるときなどよく「土禁?」と言われるくらいです。基本的に運転席以外は土足OKなのですけどね(笑) 足元の雰囲気を変えてみたいと言う方はお勧めです。ちなみにフラクシーで31,000円(税抜)です。素材によって価格が違うので、詳細はカタログや紹介している雑誌などで確認してください。
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エアロパーツは、R34購入時にディーラーオプションで購入しました。R34セダンになると、この手のパーツが非常に少ないため、純正パーツとは言え、貴重なエアロと言えるのです。
パーツは、現在エアロを装着する上で3点セットが当たり前になりつつあるフロント・サイド・リヤサイドです。R34セダン(前期型)のリヤスポイラーは、後方視界が悪くなることと、セダンのデザインからしてウイングタイプのスポイラーが似合うと思えなかったため、購入を見送りました。
純正エアロらしく控えめなデザインではありますが、スカイラインのエアロと言うと、明らかに走りを意識したデザインが多く、そのデザインもどちらかと言えば派手に振りすぎているような気がするため、決して周りを威嚇しない控えめなデザインが気に入りました。
エアロを装着した時の見た目は、ボディ下部に少々厚みが増した程度でしょうか。もともと車高が低い車ではないため、低く見せるためには、エアロだけでは絶対に不十分。ローダウンは必須となるでしょう。
このエアロの注意点は、サイドシルプロテクターとリヤサイドシルプロテクターが、構造上ボディから浮いてしまう可能性があることです。
リヤサイドは両面テープで多少対策が取れますが、サイドの場合は取りつけ部品があるので、それがはずれると浮いてきます。どちらにしても、両面テープで対応するしかないかも知れません。
ただ、装着する意味は結構大きいので、お勧めです。純正と侮るなかれといったところでしょうか。
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同じくR34購入時にオプションパーツとして購入したのが、モモのM-ATx専用ATシフトノブです。
純正シフトノブもガングリップタイプなのですが、通常のATのようにサイドにシフトボタンが付いているため形状的にあまりカッコよくないので、オプションカタログを見て即決でした。
M-ATx用のシフトノブは、市場では壊滅状態です。ですから気にいった形のシフトノブがあっても、怖くて買えないというのが正直なところです。
スバル・レガシィ用のシフトノブが合うと言う話も聞きましたが、果たして本当に使えるのかどうかは未だに謎です(笑)
純正とは言え、イタル・デザイン。E-ATx(いわゆる通常のATシステムです。)用になると、ODスイッチがサイドに付くので、あまりカッコいいとは言えないのですが、M-ATx用はODスイッチが不必要なので、デザイン的にも自然で、実にカッコいいです。
ただ、このシフトノブもあまり耐久性はよくなく、シフトスイッチがおかしくなっているため、同じモモの社外品であるシフトノブに交換したいなーなんて思ってます。円高の今がチャンスかもしれませんね(笑)
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参考までに、ノーマル時のスペックを左側に紹介して置きます。
比較値は載せません。エンジンをいじっているわけではないですし、ここから変更になっている箇所は、全高とタイヤサイズくらいのものですから。
R34スカイライン純正スペック概要 |
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主要諸元・装備 |
日産スカイライン25GT 4ドア |
車名形式 |
GF-ER34 |
寸法(全長・全幅・全高、単位mm) |
4,705/1,720/1,375 |
エンジン形式 |
RB25DE[NEOストレート6LEV] |
エンジン種類、気筒数 |
水冷直列6気筒/DOHC |
総排気量(cc) |
2,498cc |
最高出力(ps/rpm) |
200ps/6,000rpm |
最大トルク(kgm/rpm) |
26.0kgm/4,000rpm |
トランスミッション |
デュアルマチックM-ATx(4速) |
タイヤ(前) |
205/60R15 |
タイヤ(後) |
205/60R15 |
ブレーキ(前・後) |
ベンチレーテッドディスク |
車両重量 |
1,400kg |
乗車定員 |
5名 |
購入時にある程度やりたいことをやらせてもらっているので、普段乗っている分には不満はないR34。
でも、チューンよりドレスアップの方が興味あるオイラとしては、まだ欲しいモノが山ほどあります。
エアロも欲しいし足周りも欲しいし、HIDも捨てがたいしホイールも実は別に欲しいものがあったりします。
車って本当に弄りだしたらキリがないんですよねぇ・・・。(2008.10.30執筆)
足回り(ショック)を念願のエナペタル、ホイールも(不本意ながら買うことになってしまったが)コストパフォーマンスが非常に高いホイールを手に入れることができました。
大きい金額のものはしばらく買えないと思いますが、少しづついじることができればなーなんて考えています。(2011.8.2追筆)