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R34カタログ考察

このページをご覧いただくに当たり、管理人からのお願いがあります。
R34スカイラインのカタログについて、管理人の視点で批評をしておりますが、あくまで個人的な意見を述べておりますので、ご覧いただいている皆様に管理人の考えを押し付けるものではありません。
極力客観的に論じているつもりですが、個人的な表現もたぶんに含まれておりますので、なにとぞご理解のほどをお願いいたします。
なお、このページに関してご意見のある方は、メールにてご投稿お願いいたします。
また、このページではカタログをスキャンし掲載しています。
問題があるようでしたら別の画像と差し替えます。
出来ましたら、説明の際の引用ということでご勘弁願いたいと思います。



このページは、R34スカイライン4ドアのカタログについて、共感できる部分やあら捜し(笑)をしてみようと思っています。

そもそも
カタログと言うものは、一つの宣伝方法でもあり、カタログを見て、いかにユーザーの購買意欲を掻きたてられるかにも掛かっています。
もちろん写真にも凝りますし、文章にも”読ませる”姿勢がうかがえます。


実は、そこが盲点になりかねない部分でもあると、僕は思っています。
どこの自動車メーカーもそうですが、
1台でも多く車を売るためには、その車の”売り”を集中的に宣伝します。他車との比較、動力性能やスタイルのよさのアピール、スペックなど宣伝方法は様々です。
しかし、
どのメーカーも絶対にカタログに載せない事があります。
言うまでもなく、
デメリットです。

ややもすれば、
デメリットをメリットのように表現する場合が、販売戦略上どうしても欠かせないものになってきます。表現を悪く言えば、”いかにユーザーをだませるか”という事も、多かれ少なかれ、カタログには含まれているといってもいいと思います。



もちろん、ユーザーはそこまで愚かではありません
欲しい車に妥協はしないはずですし、なにより高い買い物です。カタログの表現に踊らされないように冷静に分析していると思います。
しかし、
欲しい車となると、デメリットもメリットに見えてしまう可能性が全くないとは言えないと思うんです。

”あばたもえくぼ”ではないですが、一般的な弱点すら可愛く見えてしまうという、ともすれば
恋愛にも似た感情が湧きあがってしまうものです。ちょっと例えが極端ですけどね(笑)
もっとも、車を買うのはある程度勢いもなければなかなか難しい事でもあるので、盛り上がっているうちに車を購入するのも一つの購入方法ではあると思いますが。

R34はすでに絶版車です。もう新車では購入できません。
ここでカタログのあら捜しをするのは、あまり意味のない事かもしれませんが、中古車を購入する際に、カタログを探し出して検討される方もいらっしゃるかと思います。
Yahooオークションなどに見られるように、
カタログをオークションに出品したりするのは、カタログのニーズがあるという証拠でもあります。
ここでは、カタログをいかに冷静に分析するかと言う事を目的に、カタログの表現を引用し、その表現を検証しながら、冷静な目でR34を見ていただこうと思います。



まず表紙から。R34の前期型のカタログは、4ドアと2ドア別々のカタログになっておりますが、僕は当然4ドアしか持っていませんので、4ドアの説明のみしようと思います。
青を基調としたメイングレードのGT−Tが疾走する写真が表紙です。表紙はその車のイメージをまず最初に表現するだけに、いかにも”走り”を意識させる表紙となっています。
表紙をめくると、アスリートシルバー(♯KV2)の25GT−X TURBOが、まだ雪の残る夕暮れの山河をバックにその勇姿を見せています。
2ページ目は海沿いにたたずむ25GT−X TURBO(色同じ)です。これまた夕暮れの海がバックとなっています。

カタログの常として、このような
写真は、基本的にトップグレードの写真が掲載されています。色ではありません。あくまでグレードのようです。
ユーザーが愛車の写真を撮影するときは、このような写真も参考になると思います。僕の場合は、なかなかいい場面が撮影できなくて苦労してますが(笑)

3ページ目にして、疾走するR34に、車の説明のプロローグが掲載されています。カタログ左ページを見ていただくとお分かりになりますが、R34のコンセプトである”DRIVING BODY”の文字が躍っています。



4ページ目は、R34を開発したいきさつ、目標、夢を掲げています。
コンセプトである”DRIVING BODY”の宣伝です。
”歓性能”をテーマにボディ剛性を高め、テストドライバーの走行テストやコンピュータによる構造解析で徐々に熟成していく様子を表現しています。

ここで、”幸い私たちには、GT−Rという究極の走りを目指した存在があります。”と記されています。
ここが盲点です。ここで
この車は”究極ではない”ということを示しているのです。これを見落としてはいけません。

GT−Rというのは、スカイラインにとっては究極の存在です。御存知の通りかと思いますが。
このGT−R(この頃のGT−RはR33のことです。)をお手本に、ボディ剛性を煮詰めていったと考えてもいいのではないかと思うのです。
ですからR34のボディ剛性は、R33GT−Rのそれと同等として判断することが可能です。しかし、R34GT−Rはその上を行く存在であることも暗示しているのです。
その証拠にこのような文章が記されています。
”このGT−Rを通じて、ボディ剛性の基本的な技術ノウハウはたっぷり習得することができました。そしてここを出発点として、よりシンプルに、より軽く、より効率的に剛性を高めていったのです。”と。
つまりこの
R34は、R33GT−Rをベースのボディ剛性として、R34GT−Rのつなぎにすると考えることができるのではないかと思うのです。

僕は、R34のGT−Rのカタログを持っていますが、このことがベースとなってR34GT−Rが完成したと考えています。つまり日産がいう”究極の走りを目指した存在”の最終形です。
R34GT−Rのカタログに、次のような文章が記されています。
”GT−Rの骨格のベースは、言うまでもなくR34 2ドアクーペである。R34 2ドアクーペはR33GT−Rのボディ剛性を目指して開発され、世界トップレベルのボディを実現した。そして、R34GT−Rはより高いレベルの走りの楽しさを目指して、そこからさらに強靭な骨格を求めていった。”と。

世界トップレベルではあるが、世界一ではない。その辺りを読んでいくと、冷静にボディ剛性の性能を見ることができるのではないでしょうか。



5ページ目は、ホワイトボディ(塗装・パーツ取り付け前の無垢ボディ)と同時にボディ剛性に関する技術的な説明をしています。あとで説明しますが、この車のボディ剛性の意味は、”横の動きは期待通り、縦の動きは期待以上”の性能をユーザーに感じさせることです。
横の動きはフットワーク、縦の動きは加速感のことです。
このページの下部に、ボディ剛性を高めているパーツ、足回りなどを紹介していますが、このカタログで説明していない項目に、ターボ車とNA車の違いがあるのです。
カタログ写真に掲載されている写真は、いずれもターボ車です。
実はNA車(GT−Vを除く)にはこの写真のパーツはないのです。
先にエンジンの話をすると、ターボ車は当時の自主規制枠ギリギリの280ps、NA車は200psです。
エンジン出力にあわせて、
NA車は多少のコストダウンが見られます。それを説明していないのです。
カタログとして発表するには、この違いはやはり掲載してほしかった。これは
安全上大事なことでもあるからです。
NA車も、十分なボディ剛性を得られていますが、ターボはもっと剛性が高いということなので、一般ユーザーにそれをつぶさに感じられるかどうかはわかりませんが、その違いは載せるべきだったと感じています。
スーパーHICASはターボ車に採用していることを表示しているのだから、できないことはなかったはずなのですが。



6ページ目は、シャシーについての技術的な説明をしています。
ターボ車に限って17インチアルミロードホイールを採用することにより、ブレーキシステムに関しても、大型ディスクローター等を採用し、NA車と差別化を図っています。
GT−Rを除けば、スカイライン初の採用となる17インチアルミロードホイール。
性能的にもそうですが、外観的にも目立つ部分です。
この後の日産車にこのホイールが採用されていないところを見ると、スカイライン専用デザインといってもいいでしょう。
日産でも、
セールス上の目玉と考えている部分があると見えて、最初にホイールの説明から入ってきたようです。
このあと、ブレーキ、トラクションコントロール、ビスカスLSD、ATTESA E−TSの説明となっていますが、基本的な性能を述べており、これは額面通り受け取ってもいい部分だと思います。



7ページ目は、”動性能”に関してのプロローグです。そう、エンジンに関しての説明となります。続いて8ページ目がその詳細説明になっています。

当然のことといえば当然なんですが、やはりフラッグシップのエンジンであるRB25DETの紹介となります。
残念ながら、試乗車で1度乗ったきりなので、ターボ車(RB25DET)に関する正確なインプレッションができません。
よって、実際に乗っているRB25DEの説明に関してのみ述べたいと思います。

RB25DEに関しての簡単な説明として、次のような記述があります。
”・・・動力性能の向上だけでなく、日常走行におけるドライバビリティや、静粛性、燃費、環境に対するさらなる配慮といった、より総合的な意味での高性能を求めました。”とあります。

環境に関しては、特に言うことはないでしょう。
LEVを採用し、排出ガス中に含まれるCO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)の発表当時の規制値と比較して10分の1まで低減したというのは、現在の社会環境、時代の流れからいっても当然のことであり、まだまだこれから向上していかなくてはならない分野なので、これからも頑張って欲しいところです。
日常走行におけるドライバビリティについては、このエンジンがC35ローレルやC34ステージアに採用されていることでもわかるとおり、街乗りの使いやすさというのは必須科目ともいえ、実際に扱いやすいエンジンであるので、自分なりのエンジンの使い方によって上手にエンジンと付き合っていけるのではないかと思います。

静粛性に関して言うと、
この車、静粛性うんぬんを問う車ではないということです。スポーツセダンなのだから、それほど静粛性を求めるエンジンでなくてもいいのではないかと思います。
だから
静粛性をアピールするのは、この車のキャラクターには合わないのではないかと思うんですがねぇ・・・。
いや、実際アイドリング時は車内音は静かなんですよ。現在は社外マフラーを装着しているのでそれほど実感はないですが、納車された当時は、思ったよりずっと静かだったんです。
ただ、”スカイライン”なんだから、もう少し音が大きくてもいいかなぁって思います。

燃費に関しては、思ったほどよくないという印象です。
社外のホイールを履いていたり、偏平極太タイヤを履かせていることもあって、足回りが重いのは当然理由としてあるんですが、多少の長距離走行をかけても10km/lがやっと。通常通勤往復20kmで平均8km/lなので、
NAだからといって過剰な期待は禁物ではないかと思います。
カタログ数値を見る限りでは、燃費は良さそうに見えますが、どの車のカタログに関してもそうですが、もう少し実態に合った燃費の調査方法はないですかねぇ?
机上の論理で燃費なんて叩き出せないと思うんですが・・・。



9ページ目は”快性能”に関してのプロローグです。運転中最も目に付くインテリアに関しての説明です。
このカタログでは、「スポーツインテリア」というコンセプトのもとに居住空間を開発したと説明しています。
果たして本当にそうなんでしょうか?

R34から採用された
日産初のセミオートマチックトランスミッション「デュアルマチックM-ATx」が、10ページの売りになっているようで、その説明にページの半分を割いています。
そのページで、トランスミッションより気になった文章が”左右どちらでも操作することができるステアリングシフトスイッチは最小の指の動きで正確に操作できるよう、さまざまな位置・形状を試作し、走り込みの中で最良と判断したものを採用しています。”です。
正直いって、あの手のシフトスイッチは危険極まりないと感じています。道路は直線ばかりではなくワインディングもあるのです。ワインディングに差し掛かってのシフトスイッチは、とても操作できたものではありません。
走り込みといっていますが、実際の道路をあまり想定していないテストコースだからこそ操作性が証明されますが、実際の道路ではそんな悠長なことはいってられないはず。
位置・形状を試作してテストしたのであれば、あの位置にスイッチが来ることはまずないはず。緊急時のハンドル操作で誤って操作したとき、特に冬は恐ろしいことにあるはずです。
また
M−ATxに関しても、スポーツ感覚を感じられる程度で、変速操作の楽しさはMT車にはかなわないと思います。過剰な期待はしないほうがいいのではないかと、オーナーとしては思います。

SPORTS 4DOORパッケージングとして、大人4人が余裕で長距離ドライブを楽しめる快適な居住性とありますが、
ヒップポジションが低く、正直窮屈感は否めません
もし
大人4人がゆったり座れる車をお探しならば、スカイラインを選択しないほうが賢明でしょう。この記述に関しては少々過剰な表現といわざるを得ません。

モノフォルムスポーツシートに関しても同じことがいえます。
腰・肩をしっかり支えるバケット形状とありますが、
実際は、シートの座面が少々柔らかめで、しっかりサポートしているかといえば疑問符がつきます。
背もたれ部分の広さは十分だと思うので、もう少し硬めのシートならしっかりサポートしてくれることを望むこともできますが、これに関しても過剰な表現と思っていただいていいと思います。



11ページ目は”人性能”に関してのプロローグです。いわば安全性のアピールです。12ページ目を開くと、安全性能でもっともアピールしているブレーキのことが載っています。

12ページ目は”3つのセーフティ”に関して説明しています。”コントロールセーフティ”、”インフォメーションセーフティ”、”インパクトセーフティ”の3つです。
コントロールセーフティはブレーキの説明です。4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、ABS、ブレーキアシストを全車に採用し、ブレーキディスクの放熱性能、ブレーキ時のコントロール性能、誰でも安全に扱えるブレーキ性能をアピールしています。
R34が発表された当時から、全車にこの3点セットが標準装備されるようになり、今となっては特に目新しいものではないですが、このようなスポーツセダン(に限りませんが)にとって、”止まる”性能というのは必要不可欠であると思います。
表現的にも過剰な表現は避け、機能の説明に終始しています。

実際に乗ってみると、特にABSは、すぐに反応しない機能であるのが好感が持てます。
ABSは、あくまで緊急時のアシスト機能です。ブレーキペダルを踏んですぐに機能するようでは、逆に扱いづらいブレーキだと思うのです。
いざというときにロック寸前のブレーキをロックさせずにABSを機能させるという意味では、扱いやすいブレーキといえます。
ブレーキアシストも、それほどペダルを踏む力を入れなくてもきちんとブレーキが効いてくれるので、あまり経験のないドライバーにはありがたいと思います。
踏む力の加減によってもそれに応じてブレーキが反応してくれるので、そういう意味でも、スカイラインのブレーキは扱いやすいと思います。

インフォメーションセーフティは、ドライバーの視界、いかに見やすくドライブ出来るか、また相手にきちんと自分の車の姿を見せることが出来るかという安全性能です。
当時としてはまだまだ少なかったキセノンヘッドランプを筆頭に、リヤ間欠ワイパー(後期型ではオプションらしいです)、ロングライフ撥水ガラス(フロントドア)、ハイマウントストップランプ(もはや当たり前ですが(笑))を装備し、”見る安全、見せる安全”をアピールしています。

インパクトセーフティは、事故を起こした、またはぶつけられた時の安全性能です。
日産独自の”ゾーンボディ”で、乗員へ衝撃を与えないようにする技術はもちろんのこと、SRSエアバッグシステムを運転席・助手席に標準装備(これも今となっては当たり前ですが)し、乗員への負担を極力軽くしていることをアピールしています。

全体的に
安全に関しては、当たり前のことを当たり前にやっているという印象です。過剰な表現をすることもなく、あくまで機能の説明のみに終始しています。



13ページ目でインテリアの写真(左側はインパネ部、右側は座席部)を載せた後、14、15ページ目でグレードの紹介です。まあ、どの車にもあるようなグレード紹介なのですが、15ページ目で気になることが1つありました。

14ページ目からのグレードの紹介で、25GT−X TURBO、25GT−X、25GT−X FOURの順番は、まあ当たり前だとは思うんですが、15ページ目は
25GTから紹介しているのです。
当たり前じゃないかと思う方もいらっしゃるでしょうが、
25GT TURBOを後に紹介しているのです。
しかも
そのあとはGT(2リッターモデル)のあとに25GT FOURが紹介されています。
NAモデルのトップである25GT−X、もしくはベーシックモデルのトップである25GT TURBOがこの位置に来るはずが、なぜ25GTなのか。

日産的、スカイライン的には25GTをミドルグレードの主に持って行きたかったのではないかと、僕は思ったのです。
そうでなければ、ここまで25GTを大きい写真にしないと思うのです。
25GTは、
廉価であるにもかかわらず新技術であるM−ATxを採用し、手軽に高性能・高技術を楽しめる、実にお買い得なモデルだと思います。そしてその技術はトップグレードである25GT−X TURBOと、エンジンを除いて全く同じ。
日産としては、このグレードを売れ筋として持っていきたかったのではないでしょうか。
数あるグレードの中で、
僕がこの25GTを選択したのは、お買い得でFRで高機能であるという条件を見事満たしていたからです。

もっとも、このグレードを選択した人は見事に少なかったんですけどね(笑)
でも、カタログからはそんな読みが出来るのではないかと勝手に思ってます。




16ページ目は主要装備とディーラーオプションの紹介、17ページ目は右が装備表、左が主要諸元となっています。
まあ、これに関しては特段の説明は必要ないでしょう。よくある車のカタログには必ずつき物でありますから。
ただ、16ページ目左側に載せている文章は、全て環境に関しての記述です。装備の説明は写真のみで十分と考えたのでしょう。
最近は他社のカタログすら全く見てない状態ですが、
このエコロジーの時代、環境への配慮というのをカタログに掲載するのは当たり前になっているのでしょう。スカイラインのカタログでも”スカイラインの環境への配慮”として目指すべき目標を掲げています。
スカイラインはエコカーではないですが、RB25DEエンジン搭載車(4WDを除く)にはLEVを採用し、RB20DEはリーンバーンエンジンとして、少しづつでも環境破壊を防ごうとしています。
もっとも
納得行かないのが、ターボ車が環境に配慮がなされてないことと、4WD車のLEV非採用です。
技術的な問題なのかどうかはわかりませんが、この
時代背景を考えれば、なぜ採用されなかったのか、理由を書いてもいいのではなかろうかと思います。
このページに
環境の記述をするのであれば当然のことだと思うのですが。



と、このように自分勝手な論理を並べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
冒頭にも書いたように、自分の考えを押し付けるつもりは毛頭ありませんし、あくまで自分の考えを述べたまでなので、今このページをご覧になっている皆さん一人一人の考えがあって当然だと思っています。
僕がここで話したかったことは、カタログへの批判ではなく、カタログをよく読んで、この文章にはどのような意味が隠されているか、この表現の裏には、その車をどのように位置づけているのか、いろんなことが読み取れるのではないかと思い、ここに書いてみたわけです。

あばたもえくぼ的に車を評価し、結局買って失敗したと言うことも考えられます。そして僕らが車を買うときに指針になるのは、試乗車とカタログになります。
しかし、人気車種であれば試乗車に乗るのもままならない状態。そうであれば、やっぱり
カタログに頼るしかないのです。
カタログを真剣に読んでいるからといって、実際にその車を購入し、期待はずれだったということは十分ありえることです。しかし、
カタログ情報を鵜呑みにせず、真意を読み取って、冷静な車選びをすることは大事なことだと思うのです。

僕が書いたこの文章が、カタログに対しての考えを変えてくれるような効果をもたらしてくれたら、その時こそこのページの意味が出てくるのではないかと思っています。そして少しでも、車を購入するときに役立ってくれたら、こんなうれしいことはありません。


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編集後記

実はR34購入当時、頭から「R34が欲しいっ!」状態になってしまったため、カタログをきちんと見ずに買ってしまったという前科があるんです(爆)
結果的に後悔はしてませんけどね(笑)
ただ、今後の話として別の車に乗り換えることになった際、自分自身の戒めもこめてのページ作りを心がけました。