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ゴルフを始めたい人のゴルフ講座 4.ルール&マナー篇

はじめに

ゴルフに限らず物事にはルールとマナーがあります。
特に
自然の中で行うゴルフはルールの前にマナーが結構重要視される傾向があると感じました。
後の文章で載せていますが、僕も結構失敗をやらかしております(苦笑)

ルールに関しての基本中の基本は、コースに出る際の必要事項篇で触れましたが、通常コースに出て、こんなときはどうするの?と言う疑問が良く出る例を挙げて説明したいと思います。
当然僕の失敗談や僕が見たエピソードも添えて(笑)

ルールやマナーは、一朝一夕に身に付くものではありません。
このページを作っている最中、初めて知るルールやマナーも、僕自身ありました。
常に勉強し、コースに出ても、同伴者やキャディさんに学ぶように努力する必要があります。


ルールは、前もって勉強しておこう!

まぁ、当然のことなんですけど、僕はこの当然のことが出来ていませんでした。
テレビゲームなどで流れを見て、簡単なルールは覚えていました(ボールが遠くにある人が先に打つ程度ですが(笑))が、ルールブックなど読んだこともなかった状態でコースインするという、今から思えば”暴挙”に出てしまい、他の人に迷惑を掛けた覚えがあります。
であるからして、本屋さんに行ってまずルールブックを買ってきてください。
そうすれば、少なくとも僕のように恥をかくことは限りなく0に近づきます(苦笑)

ちなみに僕が持っているルールブックは、「マンガで覚えようゴルフ・ルールブック(A5版 ゴルフルール研究会編集 日東書院;950円税別)」です。
基本的にマンガでルールを説明しているので、家での勉強に向いています。
持ち歩けるサイズですが、条項様式に記されていないので、携帯には向かないと思います。
ゴルフ場によっては、携帯ルールブックを置いてあるところもあります。名寄白樺カントリークラブには置いてありました。


ドレスコードって何?

まず、
ゴルフをするにはそれなりの服装をしていかなければなりません。
ラウンドする前にクラブハウスに入るところから始まるんですが、クラブハウス内でもルールというものがあるのです。
最近ではそれほどうるさくなくなりましたが、
ゴルフ場にはドレスコードというものが存在します。

これほどドレスコードにこだわっているのは日本だけのようですが。

昔はクラブハウス内ではジャケットを着用というドレスコードがありましたが、今ではすっかり少数派です。
しかし、一応最低限のルールはありますので、ゴルフ場に行く時は気を付けるようにしてほしいことがあります。

1.襟付きのシャツまたはゴルフ用のTシャツ(長襟)着用(普通のTシャツは下着とみなされるそうです。)。
2.ジーンズやジャージ不可(ジーンズは作業着とみなされるそうです。)。


この2点だけは守るようにして下さい。

また、ショートパンツを履くときのソックスはハイソックス推奨のゴルフ場が未だ根強く残っています。
タイガーでさえプライベートのショートパンツの時はスニーカーソックスであるにも関わらず。

ズボンはスラックスでなくてチノパンでもいいです。要はジーンズでなければよさそうですね。
ちなみに、同じジーンズでも、青系や藍色系でなければ認められるらしいですが、ゴワゴワしていてゴルフには向かなさそうですけどね(笑)

ゴルフウェアを探すとなると、正直結構高い上にあまりカッコいいデザインがないんです。僕が好きなゴルフのブランドで結構探したんですが、普段でも着れそうなウェアってなかなかないんですよ。
僕の場合はユニクロでポロシャツを買ったり、ブランドショップのバーゲンでポロシャツを買ったりと、あえてゴルフブランドを避けるようにしています。
ファッションに多少のこだわりがある方は、そちらの方を選ぶといいと思います。ファッショナブルで、ドレスコードもばっちりが無難だと思いますよ。

宮里藍選手効果で、ゴルフ人気が再燃しているそうです。
そのせいか、最近はポロシャツが流行しつつあるようです。
ゴルフをしない人にとってもポロシャツは普通に着れる服装なので、とてもいい傾向だと思います。

最近はドレスコードが結構物議をかもしています。
このドレスコードはそのゴルフ場のメンバーさんが決めるようなので、その人のセンス(センスがいい悪いに関わらず)に否が応でもあわさなければならないということがあります。

今の時代は、ゴルフ場も服装をそれほどうるさく指示することはなくなりました。ですから、最低限のドレスコードを守れば大丈夫だと思います。
ただし、
名門コースでは未だ古い風習が残っているようなので、注意は必要(最悪ショップで着替えを買わされる可能性あり)です。
名門コースであれば、いろんなサイト(ゴルフダイジェストオンラインや楽天GORAなど)でレビューをやっていると思いますので、注意事項などがあればチェックしておくとよいでしょう。


練習場でのマナーを把握しておこう!

コースに出る際の必要事項篇と重複する部分があると思いますが、説明していない部分もありますので、重複説明することをご理解下さい。
また、ドレスコード以外のクラブハウスでのマナーは、一般常識的に振舞えば問題ないと思われますので、ここでは割愛させていただきます。


1.ドライビングレンジでのマナー

ドライビングレンジでは、コンペとかがその日に組まれていると、練習している人で満員になることもあります。
当然の事ながら、順番は待ちましょう。レンジが空いたら練習してもかまわないと思いますけどね(笑)

また、ドライビングレンジは、結構狭いです。
クラブやバッグの置き場には十分な配慮が必要だと思います。
できればバッグごと持って行かないで、数本のクラブを試す程度でいいと思います。
心配することはありません。
初心者で全てのクラブを使いこなすなんて絶対に無理ですから。

ちなみに、初心者でない僕も全てのクラブを使いこなすなんて絶対に無理だと思ってますし、実際に無理でした。

ドライバー、フェアウェイウッド、5、7、9番アイアン、PW程度で十分だと思いますよ。
全クラブを試そうと思い何十球も打つ人がいるかもしれませんが、ラウンド前の練習はウォーミングアップの意味合いが強いので程ほど(30球程度で十分です)に。
 
ちなみに、ドライビングレンジに全く誰もいない場合は、人が来るまで、通常打つ場所から降りて、芝の上で打つ練習をした事があります(*´ノェ`)コッソリ

多分マナー違反なのかもしれないですが、一応危険はないし、ラフの練習にもなります(笑)
もっとも、下に降りて練習してはいけないという注意事項は見当たりませんでした(笑)


2.パッティンググリーンでのマナー

パッティンググリーンで出来ることは、パッティングの練習だけです。
アプローチの練習は禁止しているところがほとんど
なので、当然アプローチの練習はしてはいけないんですが、そもそも他の人がパッティング練習しているときに、万一アプローチの練習をして、ボールがパッティング練習している人に当たってしまったらどうします?
危険極まりないですよね?
アプローチの練習はドライビングレンジで行いましょう。

ゴルフ場によってはアプローチ練習場を設けているところもあります(グレート旭川カントリー倶楽部にはアプローチ練習場がありました。)ので、積極的に利用するといいかと思います。

またパッティング練習に使うマイボールは、3個程度でいいかと思います。
あまり持って行っても他の人のボールと混同してしまう可能性がありますから。
道具篇で書きましたが、ボールには、自分のボールだとわかるようにして置きましょう。

ちなみに僕の場合は1個だけをパター練習に使います。
理由は本番と同じシチュエーションで練習できるのと、集中力を養うためです。
よろしければお試しくださいませ。


さあコースイン!ティグラウンドにて

ここでは、クラブハウスを出てから、ティグラウンドで第1打を打った時までを説明します。


1.クラブハウスからティグラウンドまで

クラブハウスを出る前に、キャディさんが今日一緒にプレイする人たちの確認と、クラブとクラブ数の確認を行います。

クラブの数は14本までと決められています(これより多く本数を持ってコースに入ると、ホール毎に2ペナ)。

確認が終わったら第1ホールのティグラウンドに向かいます。
セルフの場合は、スタート室から集合連絡がかかり、カートを利用する場合はカートの番号を言いますので、番号を間違えないようにしてください。
番号を確認したらバッグをカートに積込んでください。くれぐれも途中で転げ落ちないようにベルトはしっかりと。


2.ティグラウンドでのルールとマナー@(第1打を打つ前に)

ティグラウンドに到着したら、ドロー棒(要は金属の棒4本が、アウトスタートなら第1、インスタートなら第10ホールにあるので、順番のくじ引きをするわけです。)を引き順番を決めます。
別の方法でもかまいませんが、一般的にはドロー棒を使います。
通常は
ドロー棒の溝が1本しかない棒を引いた人が最初に打ちます。
次のホールからは
打数の一番少ない人から打ちます。前ホールの打数が一緒の場合は前ホールの打つ順番で判断します。

さていよいよ第1打です。
ティグラウンドでは打つことの出来る範囲(ティペッグをセットする位置)がルールによって決まっていて、二つ並んでいる
ティマーカーを結ぶラインから前に出てはいけない(いわゆるデベソ)し、そのラインから2本分のクラブの長さを超えて後ろから打ってもいけません。
その縦横の長さの四角形が出来上がりますが、その中からボールを外に出して打ってはいけないというルールになっています(プレイヤーがその枠からはみ出す分には一向にかまいません)。
ちなみに
2ペナで打ち直しです。
最初の1打は数えません。

(例;第1打を2つのティーマーカーのラインから前に出て打ったら、2ペナを払い、次は3打目から始まります。)

また、大抵のゴルフ場はフルバックティ(主にプロが使用。俗に
ティ)、バックティ(主に上級者が使用。俗にティ)、レギュラーティ(一般男性が使用。俗にティ)、フロントティ(レディスティとも言う。一般女性が使用。俗にティ)と、4つのティグラウンドがあります。
コンペ等で指定のティグラウンドを間違えて打ってしまうと2ペナ
です。
間違えて打ってしまったら、
2ペナを受け、正しい場所にティアップ(ティペッグを刺しボールを置くこと)して打つことになります(最初の一打は数えない)。
これを守らないと競技失格
になりますので気をつけてください。

ちなみにオナーの方が遅れてティグラウンドに到着することは厳禁です。
当然マナー違反ですし、ペナルティもあります(
公式競技ではスタート時刻から5分以内の遅れは2ペナ。5分以上遅れたら競技失格)。

僕はコンペでクラブハウスに荷物を忘れ、スタートに遅れそうになり、間に合ったはいいものの、息せき切ってティショットをしたために第1打をチョロった苦い思い出があります(涙)



3.ティグラウンドでのルールとマナーA(第1打を打った後)

さて第1打。第1ホールの景色を見て舞い上がってしまい、つい空振りをしてしまいました。

空振りは1打とみなされます(ペナルティではありません)。

その際に
ティペッグからボールが転げ落ちたら、拾わずにそのまま打って下さい。
拾い上げて再びティアップして打ち直したら、2ペナ
が加算されます。

また
第1打でOBを出してしまった場合、1ペナを受けて同じ場所から打ち直します(3打目)
ただし、
ゴルフはスピードが命
何度も同じことを繰り返して時間ばかり経ってしまっては、他のプレイヤーに迷惑です。

OBかどうかその場でわからない場合、または紛失したかもしれないと思った場合は、
暫定球を打つと宣言し、同じ場所から暫定球を打ちます(この時点でペナルティはありません。)。
暫定球を打った後、最初に打ったボールがOBではなかった場合は最初のボールが生きて、暫定球の打数は数えません。
最初に打ったボールが探し始めてから
5分以内に発見できなかった場合は紛失球(ロストボール)とみなされ、紛失球を打った1打+1ペナを加え、暫定球でインプレイとなります。
最初に打ったボールがOBだった場合は、OBボールの打数とOBの1ペナを数え、暫定球の打数をさらに数えます。
暫定球もOBだった場合はさらに打数とペナルティが加算されます(第1打+第1打OBで1ペナ+暫定球1+暫定球1がOBで1ペナ+暫定球2=5打のため、暫定球2の次の打数は6になります。)。

OB≒紛失球

先日のラウンドで、OB気味のボールを打ったために暫定球を7球も打った人がいます(笑) ちなみに第一打はセーフで結局ノーペナ!暫定の6球は全滅でした(爆)


コースによってはプレイング4(いわゆる前進4打)やプレイング3(いわゆる前進3打。主にショートホール)を適用するゴルフ場もあります。
プレイング4が設定されているコースでは、もしOBを出したら打ち直しをせず、プレイング4特設ティーで4打目から再スタートするというローカルルールです。
迅速なプレイのためにもこのルールを守るようにしてください。
ちなみに、プレイング4が嫌だからといって再度打ち直しをし、またもやOBだった際にプレイング4を結果的に使うことになったら、次は6打目になります。気を付けてくださいね。

ティグラウンドで順番待ちをしている間に
素振りをしてはいけません。また、ボールを打つ人以外がティグラウンドに上がってもいけません。危険極まりないし、打つ人の迷惑になります。
また、第1打に限らず、当然の事ながら
他のプレイヤーが打つ時は静かにしましょう。

さらに、先ほどゴルフはスピードが命と書きましたが、
スロープレイヤーは他のプレイヤーに嫌われるだけでなく、ペナルティの対象にもなりますので、気をつけてください。
具体的には
総プレイ時間が5時間を越えると2ペナ。常習犯だとコンペでは競技失格になります。

ダフったりして
芝を削った場合は、土を蒔いておくか、削って飛んでしまった芝を戻しておいてください。
キャディさんがいる場合はキャディさんが直してくれることが多いのですが、セルフプレイだと直さないでそのままにしていく人が多いそうです。気をつけましょう。

ちなみに、ショートホールでのティショットで深さ10cmほどの穴を掘った人を僕は見たことがあります(笑)

前の組がまだコース内にいる場合は、キャディさんが「どうぞ」と言うまで打ってはいけません。
当然の事ながら大変危険です。
また、打ったボールが万一他のプレイヤーに当たるかもしれないというときは、

「フォアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

と大声をあげて下さい。危険防止のためです。大抵はキャディさんが叫んでくれますが。

これはティーショットに限らないことですが、打球は常に見るようにしてください。
キャディさんが付いている場合は見ていてくれる事が多いですが、セルフプレイはそうはいきません。
自分の打球くらいはせめて見るようにしてください。

グリーン上にいる前組に届かないだろうと打ったボールが見事にグリーンオン、しかも50cmのペタピンでバーディを取ったことがあります(爆)
もちろん後で謝りましたがバーディを取ったことは伏せておきました(爆)
ちなみにセルフでした。


ファストプレイを心がけるためにも、他人の打球も見ておくとボールを見つけやすいので、出来れば他人の打球も見てあげてください。
その打球がナイスショットだったと判断もしやすければナイスショットと声も掛けやすいし、結構感謝されますよ。


4.もしもボールを無くしたら

打ったボールを見失い、結局見つからないなんていう話も、実は結構あるものです。
これはラフやOB付近に限りません。

フェアウエイど真ん中にボールを打ったのに、キツネにボールをさらわれボールを無くしてしまった経験が僕にはあります(涙)

もし
ボールを探し出して5分経っても見つからない場合は紛失球(いわゆるロストボール)となります。これはOBと同じように1ペナを払って打ち直しとなります(紛失球の打数は数えます)。
ただし、
動物(局外者=プレイに関係のないもの。)にボールをさらわれてしまった場合はノーペナでボールがあったと思われる場所にドロップし、プレイを続ける事ができます。

ただ、暫定球を打っているのならともかく、一度探してから再び打ち直すのは時間がかかります。
その場合は誤所からのプレイを覚悟の上で、紛失球の1ペナプラス誤所からのプレイ2ペナを支払った方がスムーズにプレイできるのではないかと思います。
多分打ち直しの際は、息せき切って打ち直すと思うのでそうそういいショットなど出ないと思います。
極端な例ではありますが、そのような方法もあります。

また、
ボールを他人のものと間違って打ってしまうケースもありますが、これは2ペナで打ち直し(誤球のプレイ)になります。
打ってしまった球は元の位置にリプレース
してください。
そのまま打ち続けホールアウトしてしまうと競技失格
となりますので気を付けてください。

ただし、
ハザード内(バンカーやウォーターハザードなど)での誤球は正しいボールで打ち直せばノーペナです。
これはハザード内であるがために正しいボールかどうか判断がつきにくいからとの理由だそうです。

プレイのスピードアップのためにも誤所のプレイはそのまま続けましょう。
ただし誤球のプレイと重大違反はやり直しましょう。



フェアウェイ上で注意すること

ティグラウンド上での注意でも触れましたが、
ダフったあとの芝はきちんと直しておきましょう。
自然を大切にするゴルファーとしてのマナーです。
目土袋とスコップを携帯して、目土(めつち)をしておけば完璧です。

基本的にゴルフと言うのは自然の中で行うスポーツです。
フェアウェイのように大変打ちやすいところもあれば、ラフのように草が長く生えているところもあります。
また、山あり谷あり、砂あり池あり、林あり風ありと、自然条件をうまく使う、実に奥の深いスポーツです。

ボールも打ちづらいからといって、6インチだけ動かせるルールはありますが、ボールがあるがままに打ってゲームを進めるのがゴルフの醍醐味でもあります。
第一、6インチ動かせるからといって、しょっちゅう動かしていては、卑怯な奴と後ろ指を刺されても仕方ないと思いますよ(笑)

ちなみに、うちの上司で常に6インチ動かす人がいます(笑) 絶対に接待ゴルフを一緒に回りたくないです(笑)


1.フェアプレイの精神で

ゴルフは全員がフェアプレイをする前提で行われています。
「悪いことをする人、卑怯なことをする人は誰一人としていない。」前提なんです。
裏を返せば、卑怯な手を使って、それがばれなくても、ルールとしては成立するんです。

僕が思うに、自然に対して、人間はウソはつけないという前提ではないかと思います。
いうまでもありませんが、
良心を痛めたくなければ、常に正々堂々とプレイすることを心がけてください。

例えば、打つつもりで空振りしたが、素振りだと言い張るとか(素振りは1打に数えません)、OBにあるボールを誰も見ていないからといって蹴りだしたり、ライが悪いからといって、持っているもう一つのボールを気づかれないように落としてそのままインプレーにしたり(俗にいう卵を産むという行為のことです)といった不正のことです。
バレなければセーフです。
信号無視をしてもスピード違反をしても、見つからなければセーフというのに似ていますね。

見ていないと思うかもしれませんが、意外と
他人はそのような不正を見抜いているものです。
あとで嫌な思いをしたくなければ、やはりフェアプレイで臨んだ方が、例えスコアが悪くても納得すると思います。
逆にそんな不正を犯してスコアがよくても、胸を張って誇れるとは到底思えませんけどね。


2.打順とフェアウェイから打つ時のルールとマナー

打つ順番は、カップから一番離れている人から先に打ちます。これは基本です。
ただ、ボールのある位置までのへの移動に時間がかかりそうな場合は、お断りを入れて打ってください。打つ前に、周りの状況をよく観察しておいてください。

また、ボールのある位置が離れている場合は、使いそうなクラブを数本持っていき、時間の短縮に協力しましょう。
例えば、見た目100ヤード残っていると思うけど、距離的に微妙だなと思うときは、8番、9番アイアンとPWを一緒にボールのある位置まで持っていき、現地から距離を確認し、適当と思われるクラブを使います。
1本だけ持っていって、クラブの選択を間違えたからといって、バッグまでいちいち取りに行っていたのでは、時間ばっかりかかって、他のプレイヤーに迷惑をかけますので、自己判断ですが、うまくやってください。

あと、これはティグラウンドだろうがフェアウェイだろうがグリーンだろうが同じことなんですが、
ナイスショットを同伴プレイヤーがした場合は、「ナイスショット!」と声を掛けることは、同伴プレイヤーに対する敬意です。
人間としてのマナーでもあると思うので、常に敬意を払ってプレイしてください。

もちろんそのためには、
他人の打つ球をよく見ること。
見えなかったらナイスショットかどうかなんてわかりません
からね。


3.カップまでの距離はどうやって計るの?


初心者の方は、カップまでどのくらいの距離があるかわからない人がほとんどだと思います。
よく
ティーグラウンドに書いてあるヤード数は、グリーンエッジまでの距離です。
カップはその都度切りなおすので、カップまでの距離はあまり参考にできません。
コースの横に残りヤード数が書いてあったり、50ヤード単位で目印が置いてあるゴルフ場がほとんどなので、ラウンドする前や周りを観察する際に確認しておくといいでしょう。

ティーグラウンドからカップまでの距離を知りたい場合は、大抵の場合、カップが切ってある位置を記してあ紙があると思います。
コース上の距離にプラスして、エッジからカップまでの距離を足せばいいと思います。

キャディさんが同伴の場合は、大体の距離を把握している人が多いので、キャディさんにアドバイスを求めるのもいいでしょう。
恥ずかしがらずにキャディさんに質問してください。

また、ルールについてもマナーについても、コース内容についても同様です。
キャディさんが一番よく知ってると言っても決して言い過ぎではないと思います。
キャディさんから学ぶことは大変多いですよ。
僕自身はプレイヤーより偉い人だと思っています。


んー、これは打つのに邪魔だなぁ・・・

人間ですから、いくらプロでも常にフェアウェイキープと言うわけではありません(賞金王を獲得するほどのトッププロでも、意外とフェアウェイキープ率は低かったりします。)。
テレビを見てたらわかると思いますが、プロだろうがトップアマだろうが、OBを出したり、池に入れたり、バンカーを一発で脱出出来なかったりします。
ラフに入れるなんて結構当たり前にあります(タイガーだってラフや林に入れまくります。ただしそれでも勝ってしまうのがタイガーですが(笑))。
あなたの周りにいるゴルフの上手い人だって、結構失敗したりしてますよ。

まして初心者なら、失敗して当たり前なんです。
ボロボロで普通なんです。
決して恥じることはありません。


1.自然の中でプレイしていることを忘れずに

ただ、恥を感じなくても、次のボールがまともに打てる状況でない場合は、恥を感じるどころではなく、次はどうしたらいいだろうと路頭に迷うところです。
しかし、ゴルフは自然の中で行うスポーツ、打てる状況でなくても、自然破壊をしてプレイすることは許されません(ルールでも禁止されています。)。

基本的に木や草を傷つけてプレイすることは厳禁です。
ライの改善とみなされ、その時点で2ペナです。
木や草はもともと生えているもの、そう、自然のものなんです。
それを打ちづらいからといって木の枝を折ったり、草を踏みつけ打ちやすくしたりしてはいけません。

また、木の枝を折ってはいけないが、
打ちづらいのに変わりはないからと言って、足場を、道具を使って良くするのも認められません。
これも
ライの改善とみなされ2ペナです。

でもそのままだと、どう考えても打てる状況にはない。クラブをボールに当てて脱出できない場合はどうしたらいいんでしょうか?


2.アンプレイアブルを宣言しよう

どうしても打ちづらい場合は
「アンプレイアブル」を宣言し、1ペナを支払い、ボールの場所を変えたほうが、後々、プレイ進行的にも自分のスコア的にも悪くなることはないと思います。
ペナルティを払うのは抵抗を感じると思いますが、打ちづらい状況を続けてただ無駄に時間が過ぎたり、何度も打って打数を無駄に増やすより、全然いいはずです。
ちなみに、
アンプレイアブルを宣言せずにボールを拾い上げると2ペナで、そのままの状態でプレイすることになってしまいますので注意してください。
アンプレイアブルはペナルティと考えず、救済と考えてください。

アンプレイアブルを宣言した後は、次の選択肢があります。

@最後にプレイした場所から出来るだけ近い場所で打ち直す(ティグラウンドの場合はティアップ、そうでない場合はドロップ)。
Aカップと障害物につかまったボールの後方線上(どこまで下がってもかまわない)にドロップ。
B障害物につかまったボールの位置から、カップに近づかない範囲で、2クラブレングス(2本のクラブの長さ)の範囲内にドロップ(こちらの方が現実的でしょう。)。


ドロップした際、誤って足に当たったり、もとの場所にもどったり、OB区域やハザード内(池やバンカー)に入ってしまった場合は、再びドロップしてください(ペナルティはありません)。
これを怠って打ってしまうと2ペナ
です。

再ドロップで同じような状況になった場合はドロップして
ボールが落ちたところにプレースしてください。
再々ドロップは認められません。
再々ドロップのボールを打ってしまうと2ペナです。
打つ前に誤りに気づきプレースすればノーペナです。


3.似て非なる邪魔者、ルースインペディメントと動かせる障害物

ボールのある位置に落ち葉が落ちていたり、小石が転がっていたりというのは結構あるものです。

2003年10月にプレイした時は落ち葉だかボールだかわからない状況に陥りました(笑) いや、本当にわからなかったんですよ(笑) フェアウェイのど真ん中にも関わらず(爆) 真剣に蛍光色のボールが欲しいと思いましたね、あの時は(笑)

この落ち葉や小石が邪魔で打ちづらい場合は、根を張っている木や草と違い、
ルースインペディメント(動かせる自然物)であり、
ノーペナで動かすことが出来ます。
ただし、障害物を動かした際にボールまで動かしてはいけません。
ボールを動かしてしまったら、1ペナを払って、元にあった場所に置いてください(リプレースといいます)。
グリーンの場合は
仮にボールを動かしてもノーペナです。

また、
バンカーやボールが打てる状態でのウォーターハザード内での動かせる自然物はルースインぺディメントではありません。
もし取り除くと2ペナ
です。
あるがままに打ってください。
ただし、
動かせる障害物の場合はノーペナで取り除くことが出来ます。
その際ボールを動かさなければならない場合は、
ハザード内にカップに近づかないようにドロップします。

砂や土がコース上にあって邪魔な場合がありますが、ルースインペディメントとはみなされないため、これは取り除くことはできません(取り除くと2ペナ)。
しかし
グリーン上では、ルースインペディメントとみなされますので、ノーペナで取り除くことができます。

また、
動かせる障害物(ルースインペディメントではありません。空き缶や新聞紙などの人工物です。)の上にボールが乗っかっていた場合は、ノーペナで障害物をよけることが出来ます。
ボールは、
ボールがあったと思われる地点、かつカップに近づかない地点にドロップしてください。
もしこれが
グリーン上の場合は、元にあった場所にリプレースします。


4.動かせない障害物

動かせない障害物(柵やマンホール、金網など人工的に設置し、人が動かすのが困難な障害物)によってボールが打てない状況の場合は、
カップに近づかず、ボールがあった場所から極力近い場所で、プレイの障害にならない地点に、1クラブレングスの範囲内でドロップしてください(無論ノーペナ)。
これを
ニアレストポイントといいます。

障害物に関するその他のルールは、ルールブックを参照してください。
あまりに一般的ではないのでここでは割愛します。

また、ゴルフ場によって決められているローカルルールと言うモノがあります。
スコアカードやクラブハウス内に書いてあることがほとんどなので、プレイ前に把握して置くようにしてください。

バンカーをホームランし、グリーン向かいのバンカーの奥アゴに捕まり、やむなく横に出したボールが金網の縁に止まり、ニアレストポイントの救済を受け、そこからのアプローチをチョロって大叩きした先輩を見た事があります(笑) ちなみにその人HDCP12です(笑)


やばいっ!バンカーにつかまっちゃった・・・_| ̄|○

1.バンカーに入ったときのボールの打ち方のルール


グリーン周りによくバンカーがありますね。
コースによってはフェアウェイバンカーもあります。
バンカーにボールが入り、
バンカー内でボールを打つ場合には、クラブを砂につけてはいけません。
つけた時点で2ペナです。
打ちづらい状況のため、前もってクラブをつけずに打つ練習もしておいたほうがいいでしょう。
バンカー練習場があればぜひ練習することをお勧めします。

また、ボールを打つ前に
シューズ以外で砂に触ってはいけません
砂の状態をテストしたとみなされ、これも2ペナになります。

ゴルフ場によってはグラスバンカー(草が密集しているくぼ地)なるものがあります。
バンカーと名付けられていますがルール上はバンカーではなくただのラフとなります。
もちろんソールを付けてもペナルティはありません。


2.無事バンカーから脱出出来たら・・・

ボールをバンカーから脱出させたあとは、バンカー周りにあるレーキ(砂地を慣らす道具)がありますので、次の人がバンカーに入ってしまったことも考慮し、マナーとして慣らして置いてください。
ルール上でも砂地を慣らすことを許可しています。
ただし、
バンカーから脱出したと思い、砂地を慣らした跡にボールが入ってしまった場合は、ライの改善とみなされ2ペナになりますので気をつけてください。
バンカーからなかなか脱出できずに
イラついてクラブで砂地をたたくことも2ペナになります。冷静に(笑)

レーキにボールがくっついてしまい打てない場合は、レーキをどけて打ってください。
動かせる障害物ですのでノーペナです。
万が一ボールが動いてしまったら、動かせる障害物からの救済と同じようにドロップしてください。

バンカーからせっかく脱出したのに、前においてあったレーキが邪魔して前に進んでくれませんでした(涙)
バンカーショットをする前にレーキはどけておきましょう。



3.バンカーの邪魔者

通常のコース上でルースインペディメントとして認められている小枝や葉っぱなどは、
バンカー内ではルースインペディメントとは認められません。
万一
小枝などを動かすと2ペナです。そのまま我慢して打って下さい。
ただし、新聞紙などの
動かせる障害物は動かしてもペナルティはありません。


4.自然のいたずら

バンカーでスタンスをとった後にボールが風などの要因で動いた場合は、1ペナです。
あなたの意思と関係なく、
故意にボールを動かしたとみなされるんです。
理不尽ですけどね(笑)


「ポチャン」!!!!(゜ロ゜ノ)ノ

池ポチャと言う言葉をよく聞きますよね?

同じ池にダイレクトで3発連続池ポチャをした人を僕は間近で見たことがあります(笑) 


1.池ポチャはOBではありません

池にボールが飛び込んだ場合ですが、OBと思ってる方も多いと思います(僕もそうでした)が、実は
基本的にバンカーと同じ扱いになるんです。
信じられないでしょうけど(笑)
ですから池の中からボールを打つことは認められているんです。
もっとも飛び込んだボールを打つのは不可能ですけどね(笑)

でも、偶然にボールが池に浮いている場合もあります。
また、干上がったウォーターハザード(要は赤杭の中)も考えられます。
その時は、バンカーと同じように
クラブを水につけずに打てば、そのままインプレイとなります。
もちろん
ソールした時点で2ペナですが。

池に打ち込んだと思い赤柵の中を見たら、池の水はすっかり干上がっていて、無事ボールを打つ事ができましたが、そのホールは大叩きしました(涙)

一般的には、池に打ち込んだ場合は
池(ウォーターハザード)とハザードでない場所との境目の後方線上にドロップして打ち直すか、池に打ち込む前にボールがあった場所にドロップし、そこから打ち直します。
両方とも
1ペナ追加です。


バンカーウォーターハザード≒アンプレイアブル


2.縦に川が流れていて、後方線上にドロップ出来ないよっ


打ったボールがコース上を流れている川に飛び込みそうになった時、たまたま橋にボールが行き、バウンドしてフェアウェイど真ん中に乗った時がありました(笑)
その時です。生涯初パーを取ったのは(笑)


川に打ち込んで、ハザード境界線から後方線上にドロップ出来ない場合も考えられます。
最初に打った場所に戻ったほうが迷わなくてすみますが、ハザード境界線付近でどうしても打ちたい場合は、
横切ったと思われるハザード境界線から、カップに近づかない範囲で、2クラブレングス以内にドロップします。
川の場合はカ
ップから同じ距離のハザード境界線から、カップに近づかない範囲で、2クラブレングス以内にドロップして打ってもかまいません。
当然両方とも
1ペナを支払います。

ちなみに、浮いたボールを打つときに、葉っぱや小枝を動かすことは、当然ながら出来ません。まぁ、マメ知識として(笑)


3.カジュアルウォーター

雨が降っているときもしくは雨が上がった後に地面を踏むと水がにじみ出てくることがあります。
これを
カジュアルウォーターと言います。

このような時は
ボールを拾い上げてカジュアルウォーターではないところにニアレストポイントを決めて、カップに近づかないようにドロップしてください。
ノーペナです。
グリーン上でカジュアルウォーターが発生した場合はドロップではなくプレースしてください。

ちなみに、
干上がったウォーターハザードのちょっとした水溜りはカジュアルウォーターではありません。
当然クラブをソールすると2ペナ
です。
大方打てる状況だと思うので、バンカーと同じ考えで打ってください。


4.池での注意事項

悲しい出来事ですが、つい先日、池に落ちたボールを拾おうとして池の中に落ちてしまい、命を落とされた方がいらっしゃいました。
池というのはゴルフ場の中で一番危険な箇所と言っても言いすぎではないと僕は思います。

池にある取れそうなボールを取りたい気持ちはよくわかります。
しかし、せっかくゴルフを楽しみにしていたのに悲劇が起きてしまっては何にもなりません。

もし
ゴルフ場で禁止区域に指定されている箇所があれば、絶対にその箇所には入らないようにしてください。
禁止区域に指定されていなくても、ほんの少しでも危険を感じたらその箇所に入らないほうが無難です。
 
安全にゴルフを楽しんでください。


ナイスオン!グリーン上も色々と・・・


さぁ、うまくグリーンに乗りましたね。
あとはパターでカップインを目指すのみ。
基本的にグリーンでパッティングをする時は、パター以外のクラブでも良いとされていますが、一般的ではないですし、コースによっては、ローカルルールで禁止されているところもあります。

ちなみに、他の人がグリーンオンしていて、あなたがまだグリーンオンしてない場合は、あなたがグリーンに乗るまで他のプレイヤーはあなたを待つことになります。
頑張って早くグリーンに乗せましょう。


1.ナイスアプローチ!でもグリーンにくぼみが・・・

アプローチでグリーンにボールが乗った際に、グリーンに
ディボット(ボールが落ちたところに跡が付き、グリーン表面が変わります。その跡の事です。)が出来てしまったら、マナーとしてグリーンフォークなどでティボットを直しておきましょう。
アプローチで芝を削った場合も、芝を直しておくことを忘れずに。

セルフでラウンドしていると、結構グリーンのあちこちにティボット跡があります。
直していかない人って結構いるんですねぇ・・・。悲しいです。
見つけたら出来る範囲で直すようにしてはいますが、はっきり言ってキリがないorz



2.グリーンに乗ったらピンは必ず外そう

グリーンでパッティングをするときに、カップにピンが立っていたら、必ず外しておきましょう。
グリーンの外から直接カップに放り込んだら、ピンが立っていても全然かまいませんが、グリーン上の場合はそうは行きません。
もし
グリーン上でピンが立っている状態で、ピンに当ててカップインしたら、2ペナ加算でそのホールは終了になります。
ですからあらかじめピンを外しておき、他のプレイヤーのパッティングの邪魔にならないところに置いておきましょう。

抜いてあるピンにボールが当たっても2ペナになります。
抜いたピンは
邪魔にならないところ(カラーなど)に置いておくか、常に持っているようにしましょう。


3.他人のラインを邪魔するな。自分のラインを触るな。

他のプレイヤーのパッティングラインを踏んではいけません。
あなたのスパイクでラインが変わることもあります。
どうしても横切らなければいけないときは、相手のラインを十分把握してください(例えば、相手のライン上にボールがあり、先にカップインさせる際などは、ラインをうまくまたいでパッティングすること。)。
もし
踏んでしまった場合は2ペナです。

ただし、他のプレイヤーに万が一
ラインを踏まれたからといって、踏まれた場所を直すことはできません。
直した時点で2ペナ
を支払います。
踏まれたと言うことを頭に入れてパッティングしなければなりません。

グリーンの
芝目が気になったからと言って、グリーンに触れてはいけません。
触れた時点で2ペナ
です。
芝目を直すなど論外です。
ただし、
ライン上にティボットがあれば直してもかまいません。


4.グリーン上の邪魔者は全部どけちゃおう

ルースインペディメントの話を先ほど書きましたが、
グリーンの特別ルールというのがあって、動かせる障害物、ルースインペディメント、砂や土はノーペナで取り除くことができます。
また、仮にその時
ボールが動いてもノーペナです。
もちろん
ライン上にあっても取り除くことができますので、よく確認するようにしてください。


5.グリーンオンしたらマーキング、そしてピンを抜こう。

グリーンに乗ったら、まずマーキングをしておきましょう。
マーカーは、
カップとボールの後方線上を基準に、ボールの真後ろに置きます。
ボールは拭いてもかまいませんが、ボールを交換することは出来ません(誤球のプレイで2ペナ)。

ボールをリプレースするときは、マーカーの直前にリプレースしてからマーカーを取りましょう。
マーカーをボールの前に置き、ボールをリプレースする際にボールを前に置いた場合は、誤所からのプレイとなり2ペナです。

もし
マーカーをしないでボールを拾い上げたら2ペナです。
意外とプロでもやりかねないペナルティです。
’06年日本女子プロゴルフ選手権で辛R周(シン・ヒョンジュ;韓国)選手がマーカーを置かずにボールを拾い上げダブルボギー、それが決定的なミスとなり、宮里藍選手に優勝をさらわれています。

また、自分のマークした場所より遠い人がパッティングする際、マーカーが邪魔になるようなら、
ある基準の距離を用いて(一般的にはパターのヘッドを利用して)マーカーをずらして下さい。
終わったら元に戻してください。
忘れてそのままパッティングしたら、誤所からのプレーとみなされ2ペナです。

また、
パッティングする際は必ずピンを抜いて下さい。
グリーンの外から直接カップインした場合は問題ないですが、
グリーン上からカップインする際にピンが刺さっていたら、2ペナを加算しそのホールが終了したことになります。
また、
抜いたピンにパッティングしたボールが当たっても2ペナになります。
抜いた
ピンをグリーン上に置くのはマナー違反です。自分は当然として、他人に迷惑を掛けてしまいます。必ずカラーまたはカラーより外に置くか、手に持っているようにして下さい。

第1ホール終了!次のホールに移ります。

1.ナイスイン!あとは気持ちの切り替えを大切に


第1ホールはどうでしたか?
思った通りにプレイできましたか?

思った通りにプレイできなくても恥じることも悔やむこともありません。
あなたは初心者なのですから。うまくできなくて当たり前。
一緒に回っている他のプレイヤーも、ましてやプロにしたって、最初はあなたと同じ初心者。
練習して徐々にうまくなっていくんですから、失敗を反省し次に生かすのならいいですが、失敗をくよくよしないようにしましょう。
あなたが暗くなると、周りも暗くなります。
それも大事なエチケットですよ。


2.全員がカップインしたら、必ずしなければならないこと

さて、全員がホールアウトしたら、ピンをカップに刺しておきましょう。
ピンをカップに刺しグリーンを後にしたら、スコアカードに自分のスコア(何打でホールアウトしたか)と同伴プレイヤーのスコアを書き込みます。

「え?なんで他のプレイヤーのスコアまで書かなきゃいけないの?」と思う方、もし
コンペで、相手のスコアをカードに書き込まなければ、自分はもちろん相手も競技失格になってしまうからなんです。
また、公平なスコアの判断にもなります。
必ず全員のスコアを記入してください。

カップインしたら、速やかに次のホールに移動しましょう。
スコアはグリーンを出てからでもつけられます。
何度もいいますが、
ゴルフはスピードが命です。

ちなみに先日グリーン回りでアプローチに使ったサンドウェッジを忘れて、後ろの組の方に持ってきてもらいました(爆)
忘れ物のないように気を付けましょう(笑)


全ホールが無事終わりました。終わってからもまだありますよっ

ドキドキワクワクの初ラウンドも、なんとか終わりました。
初ラウンドのスコアはどうでしたか?目標のスコアが出せなくて悔しい人、思った通りにラウンドできた人、天才的なスコアで上がった人(笑) その逆の人(爆)、とまぁいろんな方がいらっしゃると思います。


1.クラブハウスに戻ったら

18ホール目が終わったら、とりあえずクラブハウスに戻ります。
クラブハウスではクラブの種類と本数の確認を行います。

クラブをなくしていませんか?
カートから荷物を卸すときに、忘れ物はありませんか?


財布の入ったバッグを落とした人を僕は知っています(笑) ちなみにその人、スコアはボロボロでした(笑)

ラウンド途中で気づき、探しにいって大変な目にあったことがありますので、他人に迷惑を掛けないためにも、忘れ物や紛失は避けて下さい。
同伴プレイヤーとキャディさんには「ご苦労様でした」とか、「ありがとうございました」等、ねぎらいの言葉やお礼の言葉を忘れずに。


2.他人のスコアの確認は怠るな

コンペの際は、スコアカードの提出を忘れない
で下さい。
同伴プレイヤーと、数字のズレがないかどうかも前もって確認しておいてください。
確認しないまま
数字が違うと、自分と数字を間違ってしまった同伴プレイヤーは失格になってしまいます。
自業自得はともかく、他人に迷惑がかかりますので、きちんと確認しておいてください。
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編集後記

このコンテンツも、基本的にはリニュ前とあまり変わっていません。
本当ならもっと細かいルールがあるのですが、それは各々で勉強していただくとして、このページにあるルールやマナーを覚えておけば、まず実際にプレーする際に困る事はないと思います。
またそのうち、実際にプレーして必要だと感じたルールやマナーがあれば、付記しておきたいと思います。もちろん楽しいエピソードも仕入れてきます(笑)
(2008.9.16執筆)