過去の「お気に入り」１５１回～２００回

第１５１回	万世に易（かわ）らざるものは、その時代その時代に節義を守った男の名だ。	土方歳三
「燃えよ剣」（司馬先生）の中の一節。まさに、その通りです！！！！！一度裏切ると、後世では必ずその烙印を押されてしまうもんですよね。

第１５２回	いやだなぁ	沖田総司
同じく「燃えよ剣」（司馬先生）からの引用です。総司の口癖ですね（＾＾）
第１５３回	犬はエサで飼える。人は金で飼える。だが、壬生の狼を飼うことは何人にも出来ん	藤田五郎
「るろ剣」（和月伸宏さん）のまたまた有名な一節。斎藤さん、かっこいい（＞＜）
第１５４回	新撰組にいる限りはどの職についても同じことだ。・・もう限界だよ	山南敬助
新撰組にいる限りは、副長職についていようが総長職についていようが、同じ・・ということです。
第１５５回	あ～・・・あの歯型か・・・	佐藤昱
土方さんの写真の上部についている歯型の話。あれは、市村の歯型でも土方さんの歯型でもないんです。では、あれはなんでしょう？真相を知っている、佐藤彦五郎の子孫の昱さんも、教えてくれませんでした・・・。
第１５６回	新選組一人也。京都ニテ傷ヲ負ヒ、大坂デ慶喜様軍、東洛ニ共シ船中ニテ死去ス	林家過去帳
山崎蒸の御子孫といわれる林家の過去帳に記載されている文章です。「船中」で死んでいるのがポイントですね。
第１５７回	報国の心ころをわするる婦人哉	土方歳三
土方さんが多摩に送った手紙の最後に書かれている言葉です。もててもてて仕方がなく、思わず「報国」の心も忘れてしまう・・・そうです（笑）。
第１５８回	女のこよりんぼまで官軍の一員として死んだんだ。おれも最後まで幕軍として戦うさ	斉藤一
あえて「斉藤一」の名前にしました。「天まであがれ！」（木原敏江さん）の一節。斉藤さんもこよりちゃんを好きだったんですね～。
第１５９回	このきかんきもんがっ！	大鳥圭介
舞台「歳三」（嶋田ひろしさん）のワンシーン。「いうことを聞かない奴だな！」と怒っているんですが、その相手はもちろん（？）、土方さんです。
第１６０回	死にたぐねえから人を斬るのす	吉村貫一郎
「壬生義士伝」（浅田次郎先生）の有名なセリフ。本当に泣けて泣けて仕方がない作品です。
第１６１回	衆道は武士道の華	武田観柳斎
・・・（＾＾；）「無頼」（岩崎陽子さん）の武田は、とっても味のあるキャラですね・・・（汗）
第１６２回	吉村貫一郎常々申居候事南部之桜巌摧咲	大野次郎右衛門
「吉村貫一郎はいつも言っていた。南部の桜は巌も割って咲く」と。「壬生義士伝」（浅田次郎さん）の一節。実際に、盛岡には「石割桜」という桜があるんです！！！
第１６３回	一金弐十両大工払沖田渡	金銀出入帳より
新撰組金銀出入帳より、「大工に払うために、そのお金を沖田さんに渡した」ということです。この二十両が、沖田さんの終の棲家となった千駄ヶ谷の植木屋平五郎の庭先の小屋（納屋）の改築？新築に使われたと考えられています。
第１６４回	もういても立ってもいらんねえ！内弟子にしてくだせえ！！	井上源三郎
熱い源さんの想いですね（＾＾）「風光る」（渡辺多恵子さん）の一節。実際に、源さんは剣術に打ち込み過ぎて、家の百姓仕事をおろそかにしたことがあるそうです（＾＾；）
第１６５回	私が持っていても灰になるだけです・・・あなたが持っていてください・・・	榎本武揚
榎本武揚が、「海律全書」を薩摩軍の黒田清隆に渡したシーン。「誠の群像」（宝塚歌劇団）からの引用です。
第１６６回	これさえあれば無敵じゃわい	芹沢鴨
「風光る」（渡辺多恵子さん）からの引用。幽霊となった芹沢さんが笑顔で徳利もって飛んでる姿に、思わず「お気に入り」で取り上げてしまいました（＾＾；）
第１６７回	本物の切腹は痛いぞ	芹沢鴨
’９８年に放送された「新選組血風録」での芹沢さんのセリフ。松山千春がいい味だしてましたよね・・・それにしても、橋本真也・・・あなたもいい味だしてたよ（＾＾；）
第１６８回	新選組はたった７人	島田魁
一時期は３００名を越えたと言われる新撰組ですが、一時は、たった７名にまで減りました。すぐに、会津で多くの隊士と合流するんですけどね。
第１６９回	なんで私がこの腹下りに！	高木時尾
「無頼」（岩崎陽子さん）の中のワンシーン。時尾さん・・・未来の旦那様になんてことを・・・・
第１７０回	あ、眠らしておいてくれ。目を覚まされると反って別れにくくなる	永倉新八
鳥羽伏見の戦いが始る直前、永倉さんは愛娘の磯と別れることになりました。まだ赤ん坊なので、すやすやと寝ていたんですが・・・起そうとするおばさんに、永倉さんが言ったセリフです。「幕末新選組」（池波正太郎さん）から。
第１７１回	おい大石君。隊長から大切な預りものをして終った。	土方歳三
真偽不明ながらも、大石鍬次郎は、実弟御酒蔵を同じ新撰組隊士今井祐次郎に殺されてしまいました。仇討ちを果たそうとして、しつこく今井につきまとう大石に、土方さんが言ったセリフです。「預りもの」とは今井の命。「もし何かあったら、俺も大石君も切腹だ」と笑って言いました。この御酒蔵の墓は、光縁寺の山南さんの墓の横にあります。
第１７２回	初めての相手は神谷と心に決めていたんだが	原田左之助
「風光る」（渡辺多恵子さん）のワンシーン。勝手に決めるな（笑）！
第１７３回	この国創りがうまくいったらそん時ゃ、この国も離れて・・異国人にでもなるかな	土方歳三
舞台「歳三」（嶋田ひろしさん）の中のセリフです。戦争が終れば、喧嘩屋としての自分は用をなさなくなる。そうなれば、世界へ羽ばたくのもいいかな・・・と考える蝦夷の土方さんでした。
第１７４回	だからこそ今、新撰組や人斬りが必要なんだよ	斎藤一
「るろ剣」の斎藤さんのセリフ。とにもかくにも、かっこいいですね～！
第１７５回	わしは武士の子なぞではねがんす。雫石の百姓の子だれば、どうか馬小屋にでも納屋にでも置いて下んせ。野良仕事もいたしあんす。藁打ちも、薪割りもできあんす。肥くみもいたしあんす。わしは、野垂れ死ぬわけにはいがねがんす。	吉村貫一郎
「壬生義士伝」（浅田次郎さん）からの引用です。長いんですが、どこも割愛出来ないセリフです。この貫一郎は、新撰組隊士吉村貫一郎の息子です。
第１７６回	こんな塩気のきかねえつけものが食えるか。	土方歳三
「燃えよ剣」（司馬先生）からのセリフ。土方さんは、辛いものが好きだった、という話がちゃんと残されています。とくに沢庵が好きだったようで（＾＾；）
第１７７回	三代村ニ宿陣ス	中島登
中島登の日記から。三代（みよ）とは、現在の福島県郡山市湖南町三代です。もう、すっごい田舎なんですよ！！！！！
第１７８回	無能ニ恥入、生存ノ甲斐ナシト存ジ候	川村三郎
新撰組隊士近藤芳助が、明治になって川村三郎と改名しました。この言葉は、「自分には、生き残っている価値はないと思っています」と謙虚に書いています。
第１７９回	志士たる者、親の存在など念頭にあってはならぬ	宮川久次郎
近藤さんの実の父ですね。周りが「近藤さんに会ってやればいいのに」と勧めるも、この言葉を言って、会わなかったそうです。
第１８０回	土方怒る時は近藤以上に荒れる。	加藤弘之
・・・なんかわかるような気がします（＾＾；）
第１８１回	拙者したたかに酔っておりました	新井忠雄
新撰組隊士で、後に御陵衛士として分離した新井忠雄の言葉。彼は本当に酒好きで、墓碑の花瓶にも酒瓶がデザインされ、水呑みも、杯になっているんですよ（＾＾）
第１８２回	宮川信吉公者、我カ同組に而、無事罷有候	沖田総司
沖田さんが多摩に宛てて書いた手紙の一節です。近藤さんの親戚でもある「宮川信吉」は、一番隊に入り、無事にやっている、と知らせているんです。沖田さんの心遣いが伝わりますね。
第１８３回	人事は難しいものだ	土方歳三
そう！本当に人事は難しいんですよ！！！「新選組血風録」（司馬先生）の中の「四斤山砲」の一節です。
第１８４回	それとも、篠原さんは私たちが尊王でないと思ってるんですか	沖田総司
よくぞ、言った！沖田さん！！！！！篠原とは篠原泰之進のことです。これは「新選組の哲学」（福田定良さん）の中の一節です。
第１８５回	吉村、逃げろ	斎藤一
本当に、斎藤さんは吉村貫一郎のことを嫌ってました。しかし、最後・・・鳥羽伏見の戦場で、思わず言った言葉がこれなんです！！！！！「壬生義士伝」（浅田次郎さん）の一節です。
第１８６回	浪士一同代原田佐之輔様	南部家文書
壬生の郷士、南部家に伝わる文書に、南部家で執り行われた葬儀の出席者名簿に、なんと左之助の名前が（＾＾；）
第１８７回	天下ノ義士之ヲ誅ス	近藤勇
近藤さんが、大坂の町奉行内山彦次郎を暗殺した際に、内山の首を梟首して、この文を書いて貼ったそうです。ただ、これも事実かどうかは疑われています。
第１８８回	沖田惣次郎藤原春政	天然理心流奉納額
日野の八坂神社にある奉納額に書かれている、沖田さんの名前です。
第１８９回	やれやれ・・・	斎藤一
「るろ剣」の斎藤さんのセリフです。志々雄のアジトが崩壊！斎藤さんは大ピンチ！それでも、斎藤さんは(´д｀)ｙ─┛～～　落ち着いたものですね。
第１９０回	信長公は言ったそうだ・・・この世は夢ぞ、皆狂え・・・	山南敬助
舞台「歳三」（嶋田ひろしさん）の一節。切腹の場で、淡々と語る山南さんの笑顔が本当に忘れられません！！！
第１９１回	「まったく・・夢のようだぜ」	近藤勇
同じく、舞台「歳三」（嶋田ひろしさん）の一節。流山で投降を覚悟した近藤さんのセリフ。百姓の家に生まれた自分が、大御番組頭取として死んでいけることを、夢のようだ・・・と語っているのです。
第１９２回	あれは天下一品の好い女だ。谷さんもぜひひとめ拝んでくるといい	沖田総司
うそつけ！（笑）「壬生義士伝」（浅田次郎さん）の沖田さんは、数ある作品の中でも、最悪に性格が悪いですよね（＾＾；）
第１９３回	あんたあっての新選組だ代えはきかねえ	土方歳三
「無頼」（岩崎陽子さん）の中のセリフ。「あんた」は、もちろん近藤さんです！
第１９４回	ただ断の一字あるのみ	桐野利秋
中村半次郎は好きじゃないんですが、桐野利秋はかなり興味のある人物です。この言葉は、色々としかけてくる明治政府を、もう斬ってしまうしかない！と言っています。
第１９５回	名か	土方歳三
「燃えよ剣」（司馬先生）のラストシーンから。単騎、新政府軍に斬り込んでいった土方さんが、名を聞かれて・・・なんと答えようかと躊躇したシーンです。
第１９６回	私にとってかけがえのない過去だよ	土方歳三
同じく「燃えよ剣」（司馬先生）から。 ’０１年の日野パレのコンテストの課題で、このセリフを言わなければならなかったんですよね！
第１９７回	おれも木強漢ではないお前の気持ちはわかっているつもりだ	近藤勇
いや、わかってないよ、近藤さん！「新選組血風録」（司馬先生）の「沖田総司の恋」の一節。近藤さんからすれば、総司の気持ちは、おれが一番わかってる・・・という自信があったんでしょうね（＾＾；）
第１９８回	是非共東下致心組御坐候得共、病気故何分心底ニ不相叶候	沖田総司
史実から。沖田さんが多摩に宛てて書いた手紙なんですが、ここで「江戸へ帰りたいが、病気なのでそれも叶わない」と書いています。
第１９９回	とりあえずお疲れ様。	神谷薫
「るろ剣」の最後の最後の本当の最後のセリフです。なんかじ～んと来ちゃいましたね。「メテオストライク」をすぐに読めませんでしたもの（笑）。
第２００回	重ねて、心にお留め頂きたき事。この世に沖田総司なる、取るに足らぬ男の風が短く強く吹きしこと	沖田総司
駆け抜けるかっぜのようにぃ～♪ キャラメルボックスの舞台「風を継ぐもの」の中の一節。沖田さんの手紙ですね。これを、本当に一生懸命に書いたんでしょうね～・・・たとえフィクションとわかってても、これは感動してしまいました。

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